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仮設住宅の集会所にて古着の配布があり、我々も男物、女物、子供用の仕分けを手伝いました。後ほど東洋大学のボランティアサークルの学生が加わりスピードアップ。会場への運び込みに車で10回程往復するほどの量でした。開始時刻には100人以上の列ができるほどの好評。ただ、古着はクリーニングに出して提供するよう呼びかけたにもかかわらず、クリーニングされていない物が大量に届けられたことが気になりました。
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避難所(市総合体育館)前の広場で、小中学生30名くらいが集まりバスケットバールやスケートボードをして遊んでいました。話を聞いてみると、遊んでいる子供たちはほとんど同じ校区とのこと。避難所にいる中学生もその中に入りバスケットボールをして遊んでいました。復興の次代を担う子供たちの元気な姿に未来への希望を感じました。
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3つの地区で開催された仮設住宅入居者説明会に参加し、約150名分の有田焼セットを入居者にお渡ししました。「来てくれた佐賀県の方にお礼の手紙出したよ」とおっしゃるおばあちゃんもおられ、佐賀県の支援が被災者の方の心に届いていることを実感しました。仮設住宅に空きがあっても希望と合わず、まだ100名程度の方が避難所生活を続けています。残る避難者の方の自立に向けた支援のあり方が課題となっています。
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気仙沼市の大谷海岸でがれきの片づけをされていた70才代のご夫妻に話を伺うことができました。奥様は自宅裏山に逃げて、あと少しで波を被るような状況の中、34人でたき火をしながら助かったとのこと。ご主人は自宅2階にいて家ごと流されたものの、1km先の高台に奇跡的にたどり着き助かったそうです。悲観することなく、時に笑顔を交えながら前向きに話されたことが印象的でした。
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