派遣先 ：新地町（福島県）
派遣期間：4月9日（土曜日）～6月27日（月曜日）
※計16班48名派遣
 |
4月9日、原発から約50km離れた福島県新地町で保健活動を開始しました。役場に設置された診療所及び避難所を巡回するDMAT（災害派遣医療チーム）との調整及び情報交換を行いました。被災地の保健師の負担軽減のため、夕方のミーティングは支援チームとDMATのみで実施。余震は、朝・昼・晩と頻繁にありますが、なかなか慣れません。（第4班）
|
 |
避難所では障害やアルコールの問題を抱えた方など、様々な支援が必要な状況であり、まずは巡回で気になる人を医療班に診てもらいました。保健師業務の視点の基本は「住み慣れた土地でその人らしく生きることを支援すること」ですが、その住み慣れた家が、地域がなくなった場合の支援とは何か。日々悩みながらの活動でした。（第6班）
|
 |
仮設住宅に入居されている方々を対象に健康相談を実施しました。精神科医師の話を聞き、参加者からは質問や意見など活発な発言がありました。入居者の皆さんは、災害から3か月が過ぎてやっと怒りや悲しみの感情を出すことができるようになった様子であり、有意義な健康相談会でした。（第15班）
|