派遣期間(実働期間):5月22日(日曜日)~5月29日(日曜日)
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活動の合間に、体験された津波被害の状況や今後の生活再建についての悩みなどをうかがうこともあります。時には、憔悴しきった様子でお話しになるのを聞いているだけで、かける言葉が見つからないことも…。しかし、家族を亡くされた方、家族は助かったけれど家を失った方、失業した方、避難所から仕事に通う方、様々な境遇に置かれながらも、明日への希望を持って生活されています。
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小泉地区の高台からの一枚。一見、風光明媚の印象ですが、近くの避難所の方の話では、湾内の小島が津波で削られたり、松の木が流されて、島自体が半分位小さくなったように感じるとのこと。この地区は高台にあるのですが、自分たちが思っていない高さまでの津波が来て、家の外で津波を見ていて逃げ遅れた方もいらっしゃると言われていました。
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本吉地区での仮設住宅の建設も進み、今月末から来月にかけ、多くの方が入居される予定です。
活動している本吉公民館からは本吉地区の各避難所に救援物資の配送もしています。物資配送で避難所廻りをしていると、少しずつ復興が進んでいるのがよく分かります。
とはいっても、瓦礫の山は町中に存在し、復興の大きな障害です。瓦礫置場は確保されているのに搬入があまりされていないように感じます。
車を失った方も多いみたいで、瓦礫片付けに苦労されているようです。小型トラック等を行政が無料で貸し出したら、利用する人は多いのでは?と感じました。 |
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