北朝鮮当局による日本人拉致は、我が国に対する主権侵害であるとともに、重大な人権侵害です。
平成18年6月、北朝鮮当局による人権侵害問題に関する国民の認識を深めるとともに、国際社会と連携しつつ北朝鮮当局による人権侵害問題の実態を解明し、その抑止を図ることを目的とする、「拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律」が施行されました。
この法律では、国及び地方公共団体の責務等が定められるとともに、毎年12月10日から16日までの1週間を「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」とすることとされました。
拉致問題の解決のためには、 幅広い国民各層及び国際社会の理解と支持が不可欠であり、わたしたち一人一人が関心を持ち、認識を深めていくことが大切です。
ブルーリボン運動の趣旨
ブルーリボン運動は、「誰もが北朝鮮による拉致被害者の生存と救出を信じる意思表示」として、青いリボンを着けようという運動です。NGO
「北朝鮮に拉致された日本人を救出する市民ネットワーク」の提案で始まり、「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(下記
リンク記載)」などでも取組が行われています。
日常の生活を通して、ブルーリボンを着けるほか、ブルーのシャツや小物(ネクタイ、ネッカチーフなど)を身に付けてもよく、リボンの大きさ、
付け方は問いません。
皆さまにもこの運動に御賛同を頂き、被害者の方々の生存と救出を実現したいと考えています。
ブルーリボンの作り方
・ブルーリボンとは拉致被害者の生存と救出を信じる意思表示です。
・ブルーは、拉致被害者の祖国日本と北朝鮮を隔てる「日本海の青」と被害者と家族を唯一結んでいる「青い空」をイメージしています。
・ ブルーリボンは形を問いません。身近にある端切れなどで作っていただけますが、一般的な作り方は以下のとおりです。
〈ブルーリボンの作り方〉
1.リボンを幅2.4m、長さ7cmに切る。
2.先端を逆Vの字に切り込み(約30度)を入れる。
3.切ったところがほつれないよう、切り口に瞬間接着剤を薄く塗る。
4.安全ピンでとめる。
佐賀県の取り組み
◎「拉致問題を考える県民の集い」の開催(過去5年間)
・令和5年度 令和6年1月14日(日曜日)唐津市文化体育館
講演:「北朝鮮よ、姉
横田めぐみを帰せ!」
講師:横田拓也氏(拉致被害者横田めぐみさんの弟、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表)
・令和4年度 令和4年12月22日(木曜日)ドゥイング三日月
講演:「拉致問題の真実―どうして取り返せないのか、どうすれば取り返せるのか―」
講師:荒木和博氏(特定失踪者問題調査会代表、拓殖大学海外事情研究所教授
・令和3年度 令和4年1月11日(火曜日)佐賀市文化会館
講演:「拉致の真相と問題解決の諸要素」
講師:蓮池薫氏(新潟産業大学経済学部准教授)
・令和2年度 令和2年10月13日(火曜日)神埼市中央公民館
講演:「今、拉致問題解決に必要なもの~拉致事件の本質と現情勢を踏まえ」
講師:蓮池薫氏(新潟産業大学経済学部准教授)
・令和元年度 令和元年10月24日(木曜日)武雄市文化会館
講演:「拉致被害者救出のために私たちのできること」
講師:葛城奈海氏(ジャーナリスト、俳優、防人と歩む会会長、やおよろずの森代表)
◎「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」に際して、拉致問題啓発パネル展を、佐賀県庁新館1階県民ホールにて開催しています。
◎ 拉致問題解決のための署名活動(北朝鮮に拉致された日本人を救出する佐賀県民の会との共催)
日時:毎年11月15日。 ※11月15日は、北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんが拉致された日です。
場所: 佐賀県庁 新館1階 県民ホール及びSAGACHICA CAFÉ BASE前スペース(県庁新館地下1階)
リーフレット「北朝鮮による拉致問題を知っていますか」
拉致問題の理解を深めるため、佐賀県議会拉致議連及び救う会佐賀との共同制作により啓発リーフレットが作成されました。
以下よりダウンロードしてご活用ください。
拉致問題関係機関・団体へのリンク
<お知らせ:家族会・救う会による1000万署名活動について>
「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)」及び「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)」では、すべての拉致被害者の早急な救出を求める1000万署名活動を実施しています。
上記の「救う会全国協議会ホームページ」を御覧いただき、協力をいただける方はダウンロードした署名用紙に署名の上、原本を「救う会」(〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905)まで送付してください。