ご意見
先日の報道にて、東京都では保育料の全年齢において無償化が決定されましたが、佐賀県でも導入することは可能なのでしょうか。
私も近年、子供が2人産まれましたが、佐賀県は出産育児について手厚くサポートされていると感じています。
しかし、昨今の物価上昇も含め家庭の経済がひっ迫しだしているのは当家だけではないと思っております。やはり収入の増加に対して物価上昇などでの出費の増加についていけていないのが現状です。
そこで、東京都に倣い保育料の無償化を進めていただけるのであれば、少なくとも子どものいる世帯の負担は大幅に減る上、今後も子供を産んで育てていきたいという家庭も増えてくると思います。将来的には出産育児に対して魅力的すぎる県として発展していただければ幸いと思います。
担当課の回答(令和7年9月18日)
県では、結婚、妊娠・出産、子育ての希望がかない、子どもたちが骨太で健やかに成長できる環境のもと、佐賀で安心して楽しく子育てがしたいと思われるような佐賀県づくりを推進したいとの想いで「子育てし大県“さが”プロジェクト」として様々な事業に取り組んでいます。
保育への経済的支援としては、国、市町と共に3歳から5歳児の保育料と0歳から2歳児は住民税非課税世帯の保育料を無料とする取組を行っています。また、物価高騰対策として保育所等に対して給食材料費の補助を行うことで、保護者に負担いただく給食費の値上げの抑制等にも取り組んでいます。
ご意見をいただきました保育料の無償化を含む子育てへの直接的な経済的支援については、国、県、市町村など社会全体で制度の在り方を考えていく必要があると考えています。また、子育て施策の充実と、県民の皆様の税負担のバランスを考慮しながら、慎重に検討する必要があります。
 物価上昇が子育て環境に様々な影響を及ぼしていることは、私たちも承知しております。これからも、限られた財源の中で工夫しながら、「子育てし大県“さが”」として、こどもたちの健やかな育ちを支えるために取り組んでまいります。
ご意見の担当課
 男女参画・こども局 こども未来課
 TEL:0952-25-7381
 E-mail: kodomomirai@pref.saga.lg.jp