
| 令和7年10月29日 こども家庭課 母子保健担当 担当者 山口 権藤 内線:1484 電話:0952-25-7568 E-mail:kodomo-katei@pref.saga.lg.jp |
授乳室でさく乳(搾乳)がしやすい環境づくりを推進しています
佐賀県では、こども・子育て世帯に寄り添い「佐賀で安心して楽しく子育てしたい」と思ってもらえる佐賀県づくりを推進する「子育てし大県"さが”プロジェクト」に取り組んでいます。
この度、“さく乳”が必要な方が安心して授乳室を利用できる環境を整え、周囲の方の理解を広げるために、佐賀県庁地下1階のベビールーム・授乳室で、“さく乳”ができることを示す表示を始めました。
順次、県内の公共施設に設置してある授乳室等にも当マークを表示し、子育て環境のさらなる整備を推進していきます。
授乳室を設置されている事業所や施設の皆さまにおかれましても、授乳室の入口などに“さく乳”でも利用できることを表示いただきお知らせいただくことで、子育て環境のさらなる整備に御協力をお願いします。
1 県が作成した表示マーク

・マークは、県のホームページからダウンロードできます。
https://www.pref.saga.lg.jp/kiji003116182/index.html
・色や大きさ、説明文の表記などは、授乳室や施設の状況に合わせて、自由に変更し、ご利用いただけます。
・また、利用にあたって、県への申請や報告も不要です。小見出しタイトルを記述します
2 表示の例(県庁地下1階 ベビールーム・授乳室)

3 さく乳(搾乳)がしやすい環境づくりの推進について
・出産後のお母さんの中には、低体重や医療的ケアを必要とし入院している赤ちゃんに母乳を届ける必要がある場合や、産休や育児休業から早期に職場復帰される場合など、定期的に母乳を“さく乳”する必要がある方がいらっしゃいます。
・“さく乳”ができないことで、母乳が溜まりすぎて乳房の張りや痛みがでて乳腺炎になったり、母乳の量が減って母乳育児の継続が困難になる場合があります。
・“さく乳”を必要とするお母さんが、一人で授乳室に入るのをためらわれる場合もあることから、“さく乳”が必要な方が安心して授乳室を利用できる環境を整え、周囲の方の理解も広がることは、お母さんと赤ちゃんの健康を守るだけでなく、子育てと仕事の両立を支える大切な支援となります。
参考
・11月17日は、早産で生まれた子どもへの理解を深める日とされる「世界早産児デー(リトルベビーの日)」です。
・早産で生まれた子や家族は様々な課題に直面することもあり、支援が必要とされます。