今年は戦後80年という節目にあたります。佐賀県では、10月8日に「戦後80年佐賀県戦没者追悼式」を開催することとしており、「平和の尊さと戦争の記憶を未来につなげていくことを誓う年」と位置付けています。戦争体験者(戦地・銃後)の世代交代が進み、戦争を知らない世代への記憶の継承が喫緊の課題とされる今、戦争の語りや記録を残していくことの重要性が改めて認識されています。
本展示では、郷土資料として図書館に収蔵されている戦争体験記や証言集を紹介するとともに、残された写真や象徴的な物語により戦中・戦後の佐賀の様子を振り返ります。80年前の戦争の惨禍等を伝える郷土資料に触れることが、平和や郷土への思いを深め、次代へ継承することの重要性を再認識する契機になればと思います。
(意味)「佐賀+探す+場」、「佐賀すばらしい」にも掛けている。