
令和7年9月10日 文化・観光局 文化課 文化財保護・活用室 担当者 立谷・渕ノ上 直通 0952-52-9735 (吉野ヶ里遺跡発掘調査事務所) 内線 3336(上記不在の場合はこちらへ) E-mail bunkazaihogo@pref.saga.lg.jp |
吉野ヶ里遺跡展示室秋季企画展『吉野ヶ里遺跡の盛衰と有明海 -「聖なる軸線」の西と東の動向-』を開催します!
佐賀県では、令和4 年度から継続して吉野ヶ里遺跡「謎のエリア」の発掘調査の状況と調査成果に関する情報発信を行っています。
今回、吉野ヶ里歴史公園で開催される特別企画展『よみがえる邪馬台国』の関連展示として、『吉野ヶ里遺跡の盛衰と有明海 ―「聖なる軸線」の西と東の動向―』を下記のとおり開催します。
今から約1800 年前、最盛期を迎えていた吉野ヶ里遺跡の環壕集落は、古墳時代のはじまりとともに一気に衰退します。このナゾを探るため、「謎のエリア」の調査成果に加え、吉野ヶ里遺跡をとりまく当時の有明海沿岸諸地域の様子も交えて、出土品やパネルの展示により、わかりやすく紹介します。
皆さまのお越しをお待ちしています。
記
1 日時
令和7年9月20日(土曜日)~11月30日(日曜日) 9時~17時
2 場所
吉野ヶ里歴史公園内 吉野ヶ里遺跡展示室(神埼郡吉野ヶ里町田手)
3 観覧料
観覧無料(自由観覧)
※別途公園の入園料・駐車料金が必要です。
詳細は吉野ヶ里歴史公園HP
(外部リンク)でご確認ください。
4 展示内容
・近年の吉野ヶ里遺跡の発掘調査と多良岳産石材の流通
・最盛期の吉野ヶ里遺跡の環壕と軸線(まちづくりプラン)
・有明海西岸と東岸の様相 ~地域間の交流の実態と変化~
・吉野ヶ里遺跡の衰退と変革 ~環壕の埋没と前方後方墳の出現~
吉野ヶ里の環壕と軸線

◆「聖なる軸線」とは
「北墳丘墓」と「南祭壇」を南北に結んだ線で、遠くは有明海の向こうの長崎県雲仙岳へと延びており、周辺地域の目印としても重要視されていたと考えられます。
5 その他
特別企画展「よみがえる邪馬台国」は、令和7年9月20日(土曜日)から11月9日(日曜日)まで、吉野ヶ里歴史公園の東口・歴史公園センター「多目的ルーム」で開催されています。
詳細は、吉野ヶ里公園HP
(外部リンク)でご参照ください。