
令和7年8月21日 長寿社会課 担当者 山口、小島 内線 1530、1603
直通 0952-25-7054 E-mail:tyoujyusyakai@pref.saga.lg.jp |
老人ホーム事務費補助金の過大又は過少交付がありました
一人暮らしなど自宅での生活が困難な高齢者が低額な料金で利用できる軽費老人ホーム施設の事務費補助金(計3施設)について、県及び施設において一部制度に対する理解が十分ではなく、過大又は過少に交付していました。
なお、この事案を受け、県内全ての26施設を調査し、他に同様の事案が無いことを確認しています。
1.事案の概要
施設職員の給与の改善を進めるために給与昇給時に加算する費用について、その算定を誤っていました。
施設 | 区分 | 期間 | 金額 |
1
| 過大交付 | 平成29年度~令和5年度 | 4,910千円 |
2 | 過大交付 | 令和4、5年度 | 576千円 |
3 | 過少交付 | 令和2、3年度 | 1,264千円 |
・過大交付は、施設からの申請書の誤りを県が看過していたもの
・過少交付は、施設からの照会に県が適切に回答できていなかったもの
2.今後の対応
既に3施設には説明を行っており、過少に交付していた1施設には、速やかに本年度予算で追加交付の手続きを行います。また、過大に交付していた
2施設については、県への返還手続きを進め、9月定例県議会に返還に係る予算議案を提出します。
3.再発防止策
事務処理におけるチェック体制をより強化するほか、制度の理解を一層図るため、県担当者への研修に加え施設向けの説明会も実施し、再発防止を図ってまいります。