
令和7年8月6日 農業技術防除センター 担当者 善、渡邊 直通 0952-45-8153 E-mail nougyougijutsu@pref.saga.lg.jp |
水稲の斑点米カメムシ類について「病害虫発生予察注意報」を発表します
水稲の籾に斑点米を生じさせるカメムシ類の発生が平年に比べ多く、今後、更に多くなることが予想され、被害を生じるおそれがあります。
このため佐賀県では、本日8月6日、本虫について「病害虫発生予察注意報」を下記のとおり発表し、生産者に対し、防除対策を徹底するよう注意喚起を行います。
記
1 発表年月日 令和7年8月6日(水曜日)
2 病害虫名 斑点米カメムシ類
3 対象地域及び作物 県内全域の早植え水稲及び普通期水稲
4 発生の現況及び今後の発生予想
7月17日~24日に行った県内18地点のイネ科雑草における捕虫網によるすくい取り調査では、斑点米の産出能力が高いホソハリカメムシの発生が平年より多い。
7月の気温は平年より高く、降水量は少なく、これまで本虫の発生に好適な条件で経過した。また、気象予報では向こう1か月の気温は平年より高いと予想され、発生・加害に好適な条件であるため、今後、更に本虫の発生が増加し、被害を生じるおそれがある。
5 今後の防除対策
本虫の発生状況は圃場ごとに異なるため、必ず圃場を確認した上で、発生が多い圃場では穂揃い期と乳熟期の2回、薬剤防除を実施するよう、JA、各市町、農業振興センター等を通じ、生産者に対し防除対策の徹底を周知する。
添付資料