佐賀県養蜂組合協議会では、佐賀の真っすぐな蜂蜜づくりの姿勢を感じられる“8つの評価基準”を満たした蜂蜜新ブランド『さが8みつ』の販売を令和7年8月3日(日曜日)(はちみつの日)にスタートされます。
この『さが8みつ』は、高糖度・酵素・花粉の3つの要素がバランスよく成立した『高品質でホンモノの蜂蜜』であるとともに、これまでにないトレーサビリティの仕組みで『安心できる純「佐賀」産』が特長です。
「さが8みつ」
【趣旨】
佐賀県養蜂組合協議会では、佐賀の豊かな自然環境に育まれた蜂蜜を生産されています。各者の販売にあたって、その美味しさや魅力をお客様に認めていただく一方で、「酵素活性の機能性を維持(非加熱)しているの?」、「蜂蜜が本当に佐賀で作られたものなの?」、等の声をいただき、課題・商品ニーズとして捉えられてきました。そこで、このたび、消費者の疑問に応えられる、佐賀の真っすぐな蜂蜜づくりの姿勢を感じていただける“8つの評価基準”を満たした蜂蜜「さが8みつ」ブランドを新たに商品化されることとなりました。
今回の取組を通じて、ホンモノ、本気の蜂蜜づくりを行っている佐賀の養蜂のすばらしさに気づいていただけるきっかけづくりにつなげていきたいと考えられています。
【8つの評価基準】
高い品質基準となる(1)~(4)の評価基準に加え、トレーサビリティに重点を置いた(5)~(8)の計8つの基準を設定。
(1) 糖度81度以上
(世界的基準のEUの基準80度、日本国内の基準78度を上回る糖度)
(2) 酵素はジアスターゼ値を測定し明記(酵素が生きている事を証明)
(3) 保存方法は42℃以下(酵素の失活を防ぎ、生きた蜂蜜を提供できる)
(4) 結晶融解温度(結晶化の際、液体に戻す温度)は、42℃以下
(酵素の失活を防ぎ、生きた蜂蜜を提供できる)
(5) 花粉の遺伝子分析と蜜源植物の記録の適合性の確認
(6) 採蜜日、採蜜量、採蜜地を記録
(収穫年、収穫日の蜜源植物の傾向から判別、収穫量に差異はないか確認)
(7) 巣枠を個体識別番号で管理追跡(巣枠にいつの時期の花の蜜が入ったか判別)
(8) 残留農薬調査(ネオニコチノイド系農薬が混入していないか判別)
※ (1)~(4)が品質に関する基準、(5)~(8)がトレーサビリティに関する基準
「佐賀県養蜂組合協議会」
「佐賀県養蜂組合協議会」は佐賀県養蜂協同組合の組合員(33名)のうち、「さが8みつ」の生産希望者13名(令和7年7月時点)で構成する組織です。
協議会の母体となる佐賀県養蜂協同組合は養蜂業の健全な発展と組合員の福祉向上を図り、蜂蜜生産、交配用ミツバチ供給、蜂産品の生産販売等を目的として活動している組織です。
「さが8みつ 試食&サンプル配布会」
「さが8みつ」の販売スタートを記念して、令和7年8月3日(日曜日)(はちみつの日)に、ゆめタウン佐賀の2階ライトオン前広場で「さが8みつ試食&サンプル配布会(830名限定)」が開催されます(10時~16時)。
なお、当面の販売は岩松養蜂店(佐賀市鍋島町蠣久1717-3)にて行われる予定です。今後、ネット販売や組合員の持ち場での販売を検討されます。