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小城市立晴田小学校で「田んぼダムの出前講座」を開催しました

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小城市立晴田小学校で「田んぼダムの出前講座」を開催しました

佐賀県では、流域治水対策として、令和4年から大雨の際に水田に一時的に雨水を溜める「田んぼダム」を推進しており、管内の佐賀市、多久市及び小城市においても、農家のご協力のもと、「田んぼダム」に取り組んでいます。

 

 今回、田んぼダムの役割を子どもたちに学んでもらうため、佐賀県土地改良事業団体連合会様と合同で出前講座を開催しました。

田んぼの排水口に調整板を設置した田んぼと設置していない田んぼを比較した模型で降雨を再現すると、児童たちは興味津々で田んぼや住宅街の様子を観察していました。

また、実物の排水桝に調整板を設置するなど、田んぼダムの仕組みに興味を持って話を聞いていました。子どもたちからは、田んぼが僕たちの家を守ってくれていたことにびっくりした。農家さんの協力により雨の被害を減らしてもらう、いい取り組みだと思いました。など感想がありました。

 

【出前講座の開催概要】

1.   開催日時    令和7年6月16日(月曜日) 午後1時30分~午後2時10分

2.   開催場所    小城市立晴田小学校

3.   参加者     晴田小学校5年生

4.出前講座の内容 動画や実物の排水桝を使った説明、「田んぼダム」の模型による再現

 

説明を聞く子どもたち 模型を見つめる子どもたち

                   説明を聞く子どもたち          模型を見つめる子どもたち


 今後も、田んぼダムの取り組み拡大につながるよう、出前講座にも取り組んでいく予定です。

 

※田んぼダムとは・・・田んぼの排水口に小さな断面の切り欠きを開けた調整板を設置し、大雨時の水の流出を抑制することで、田んぼがダムのような役割を果たすことです。普通の田んぼでは雨が降るとすぐに水路に排水されますが、田んぼダムに取り組んでいる田んぼでは、設置している調整板の切り欠きの高さまでは水を溜めることができるので、水路や河川に流出する量が抑えられ、下流へ流れる量が減ることで浸水被害の軽減につながります。


  
                
                 

 

 


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