
令和6年5月9日
ものづくり産業課コスメティック産業推進室
担当者 東、恒松
内線 2161 直通 0952-25-7397
E-mail:
monodukurisangyou@pref.saga.lg.jp |
ライフスタイルブランド「THREE」のコスメ原料となる植物を初めて収穫します
佐賀県は、コスメティック構想を推進する唐津市、玄海町、一般社団法人ジャパン・コスメティックセンターとともに、「THREE」ブランドを展開する株式会社ACRO(ポーラ・オルビスグループ
東京都品川区)と、樹木を中心とした植物由来のコスメ原料等の開発に連携して取り組んでいます。
この度、プロジェクトの一環として、地元生産者の協力のもと、玄海町及び唐津市内の耕作放棄地にて、「THREE」ブランドの原料となる植物の収穫作業を初めて行います。

<佐賀県内で栽培中の植物> 写真:藤本幸一郎氏
■開催概要
【玄海町での収穫】
日時:令和6年5月13日(月曜日)8時30分~
場所:玄海町内の圃場
参加者:(株)ACRO、関連自治体・団体、地元生産者等
【唐津市での収穫】
日時:令和6年5月14日(火曜日)8時30分~
場所:唐津市鎮西町内の圃場
参加者:(株)ACRO、関連自治体・団体、地元生産者等
■取材を希望されるみなさまへ
当日の集合場所や時間等についてお知らせいたしますので、5月10日(金曜日)16時までに、以下連絡先に、会社名・氏名・連絡先をご連絡ください。
連絡先:佐賀県コスメティック産業推進室 担当 東、恒松
e-mail monodukurisangyou@pref.saga.lg.jp
電話 0952-25-7397
本連携プロジェクト概要
「THREE」は、自然由来の原料にこだわり、心・からだ・肌のバランスを整え、自分本来の美しさを総合的に引き出すことを目指したライフスタイルブランドであり、百貨店を中心に国内外でショップを展開しています。
令和4年、「THREE ホリスティック リサーチセンター」が上場台地の気候や土壌に着目し、玄海町薬用植物栽培研究所(薬草園)にて植物の試験栽培を開始しました。現在、唐津市鎮西町の耕作放棄地を活用し数種類の樹木を中心とした植物の栽培を行っており、本プロジェクトから生まれた原料が、新たな付加価値として「THREE」の商品に活用される予定です。
このプロジェクトを通じ、自然由来原料の供給地となることを目指すコスメティック構想の取り組みをさらに加速化させていきます。
■株式会社ACRO(ポーラ・オルビスグループ)
2008年設立。化粧品製造販売企業。変化を続ける世の中の動きや、美の潮流を敏感に読みとり商品づくりをおこなう。
https://acro-inc.co.jp
■THREE
株式会社ACROが展開する、心・からだ・肌のすべてに、ホリスティック(総合的、全体的)にアプローチするブランド。
スキンケア・ヘアケア・ボディケアには、精油などの天然の植物成分をふんだんに使用している。
https://www.threecosmetics.com
■THREE ホリスティック リサーチセンター
精油をはじめとする植物から得られる恵みと、心・からだ・肌の関係を探求し、地域社会との取り組みを通じた新たな価値を創出・発信することを目的に、2022年9月ACRO社内に設立。
https://hrc.threecosmetics.com
■上場台地
唐津市西部および東松浦郡、玄海町方面に広がる丘陵性台地。標高約100~200メートル。
年平均気温が約16度と温暖であり、雨が少なく、畑作に適しているといわれる。
■コスメティック構想
唐津市・玄海町を中心とする佐賀県及び北部九州の地域資源を活かし、美と健康に関するコスメティック産業を集積させ、コスメティックに関連する自然原料の供給地となることを目指す。
産学官連携による研究開発・人材育成や、スタートアップ支援、国際取引の推進など、コスメティック産業をとおして世界と佐賀をつなぎ、人々が心から美しく健康でいられる持続可能な地域づくりに取り組んでいる。
https://sy.pref.saga.lg.jp/sagan-beauty
■一般社団法人ジャパン・コスメティックセンター
唐津市・玄海町を中心とした佐賀県及び北部九州にコスメティック産業の集積を図ることを目的に、産学官の連携組織として2013年11月11日設立。
2015年4月より一般社団法人。フランス等との国際取引の拡大、地産素材を活用した新しいコスメビジネスの展開、原料・製品の研究開発、国内外から企業立地等の支援に取り組む。
https://jcc-k.com