食品ロスを減らそう! 最終更新日:2024年7月25日 食品ロスとは?「食品ロス」とは、まだ食べられるのに、捨ててしまう食品のことをいいます。日本での食品ロスは、年間約472万トン(令和4年度農林水産省・環境省推計値)にものぼり、国民1人あたり年間約38kg、1日約103g(おにぎり約1個分)の食べ物を捨てている計算になります。 どうして食品ロスはいけないの?【環境負荷】食品を焼却処理する際に排出されるCO₂が地球温暖化の原因となります。【食糧不足】世界には、貧困により満足に食べ物を得られない人々が多くいる中で、日本は食料の多くを輸入に頼っています。本来食べられたであろう食品が捨てられることは、食料資源が有効に活用されていないことになります。【家計へのダメージ】家庭における食品ロスは、お金を捨てていることと同じです。一般的に食費は消費支出のうち1/4以上を占めていることから、家計を見直す上でも食品ロス削減は大切です。 家庭でできる食品ロス削減1.食品を買いすぎない ・買い物前に冷蔵庫の中をチェックする。 ・すぐに食べる食品は「てまえどり」をする。 2.残った料理をリメイクする。 ・食材が余った時は、使い切りレシピを検索する。 (「クックパッド」の「消費者庁のキッチン」など)3.食べ残しを減らす ・外食する時は食べきれる量を注文し、それでも残った時は持ち帰れるか確認する。 ・家庭では、作りすぎないように注意する。4.食材の食べられる部分を知る ・野菜の皮むきの際には、食べられるところまで厚くむかない。 ・捨ててしまいがちな野菜の部位には食べられるものもある。5.食材を適切に保存する。 ・残った食品は冷凍などの傷みにくい保存方法を活用する。 ・冷蔵庫内の配置を工夫する。6.賞味期限・消費期限を把握する。 ・賞味期限とは、おいしく食べることができる期限のこと。 ・消費期限とは、過ぎたら食べない方がいい期限のこと。 ・使う分、食べる分だけ購入し、食べきる。 フードドライブとは?フードドライブとは、おうちや企業で余っている食品を、必要としている地域の福祉団体やフードバンクなどへ寄付する活動です。安全に食べられる食品を無駄にすることなく、必要な人が食品を受け取ることができるため、企業や個人、環境にも優しい取り組みです。フードドライブ関連情報は下記リンクをご確認ください。 ★フードドライブをやってみませんか?【食品提供編】 佐賀県食でつながるネットワーク協議会企業等から食品を一括して受け入れ、支援を必要としている子ども食堂等へ最適にかつ、安全に食品を提供できるよう、佐賀県と県内のフードバンク活動団体等で構成される【一般社団法人佐賀県食でつながるネットワーク協議会】が、令和4年度に設立されました。佐賀県食でつながるネットワーク協議会の活動はこちらをご覧ください。 ★佐賀県食でつながるネットワーク協議会(外部リンク)