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スマート農業の実証試験(区画拡大・ターン農道)を行っています(江北町)

最終更新日:

近い将来ニーズが高まるスマート農業の普及に備え、営農作業の効率化に向けた農地の大区画化と合わせて、ターン農道の有効性などスマート農業に適応する基盤整備の技術的な検証を行っています。



位置図
 【地区概要】

・所在地:佐賀県杵島郡江北町

・主な作物:米、麦、大豆


【調査内容】

・区画拡大

下表のとおり、小規模な区画の畦畔(あぜ)を撤去し、区画を拡大することで、営農作業の効率化(代かき・田植え等の営農時間の削減)が図られます。一方で、面積が拡大することで、ほ場に不均平が生じ、水管理が難しくなる場合があるため、その影響(レーザーレベラーによる均平作業の増加等)を調査することとしています。

併せて、本地区は自動操舵トラクタ等によるスマート農業に取り組んでいる地域であることから、スマート農業に適した区画規模の調査を行っています。


・ターン農道

ターン農道とは、ほ場外で農業機械が旋回できるように設けたスロープです。ターン農道を設置することにより、営農の利便性や作業の効率化、農業機械による枕地の練り返しによる排水不良の防止、農業機械による農道とほ場間の安全な侵入・退出が図られます。

 本調査では、ターン農道の有無や片側・両側設置による作業効率の違い、つぶれ地の増加に伴う影響を調査することとしています。




区画一覧表

(表)今回の実証ほ場のパターン



【区画拡大】

区画拡大(着工前)
区画拡大(着工後)
整備前整備後
既設の畦畔(あぜ)を撤去するとともに、高さの異なるほ場を均平化

  【ターン農道(赤枠箇所)】
ターン農道(整備後)
ターン農道(整備後)
整備後
既設の畦畔(あぜ)からほ場側に幅3mのスロープ(ターン農道)を設置
作業状況

 
 
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(ID:101293)
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