令和6年1月10日 国際課 北村 内線 2263 直通 0952-25-7328 E-mail kokusai@pref.saga.lg.jp |
中国で佐賀県総合プロモーションを実施しました
佐賀県では、昨年9月に佐賀と上海を結ぶ国際線が3年半ぶりに運航を再開し、両地域の交流がさらに活発になることが期待されています。
こうしたことから、中国における佐賀県の認知度・プレゼンスの向上を図るとともに、インバウンドや県産品の輸出等を促進するため、観光や流通等の個別施策の枠を超えた総合的なプロモーションを下記のとおり中国・上海市で実施しました。
記
1 実施日 令和5年12月21日(木曜日)
2 内 容
(1)関係先訪問、面会
① 時 間 10時から18時まで
② 場 所 上海市内
③ 訪問・面会
○神原汽船(中国)船務有限公司
伊万里港と大連港・青島港・天津港等との間で定期コンテナ船を就航
○上海民生輪船有限公司
伊万里港と上海港・寧波港等との間で定期コンテナ船を就航
○春秋グループ
佐賀-上海線等の航空事業、観光事業などを展開
④ 訪問者
地域交流部、文化・観光局など
(2)観光説明会
① 時 間 16時30分から17時30分まで
② 場 所 上海マリオット・マーキス・シティセンター(上海市)
③ 参加者 現地観光事業者等 約70名
(3)PRレセプション
① 時 間 18時から20時まで
② 場 所 上海マリオット・マーキス・シティセンター(上海市)
③ 招待者 航空業界、旅行業界、流通業界、政府関係機関等 約200名
④ 内 容
○プレゼンテーション
○PRブース出展
・佐賀城下ひなまつりほか各種観光コンテンツ
・佐賀酒、有田焼酒器
・SAGAアリーナ
・九州佐賀国際空港 など
3 プロモーションの結果
・ 現地の航空業界、旅行業界、流通業界、政府関係機関等とのネットワークを構築、強化するとともに、今後の更なる交流の進展に向けた有意義な意見交換などができました。
・ 特に、春秋グループのトップである王 正華(ワン・ジョンファ)董事長と面会し、レセプションにおいては、王
董事長から参加者に対して佐賀県の魅力や佐賀県を観光する価値などを力説頂いたことは、大変に意義のあるものでした。
・ また、佐賀県の本物の魅力や上海から佐賀空港を通じた周辺観光地へのアクセスの良さなどの優位性を、現地のマスメディアを通じて情報発信することができました。
4 プロモーションの様子など
(1)関係先訪問、面会
【神原汽船(中国)船務有限公司】
楊 暁莉(ヤン・シャオリ)総経理らと面会し、今回の佐賀県総合プロモーションに対する御協力、そして平成16年から現在に至るまで伊万里港に寄港を続けていただき、令和4年には週2便へ増便いただいたことに感謝を伝えました。
世界最大のコンテナ取扱量を誇る上海港と伊万里港は非常に近く、地理的な優位性があることに加え、寄港地の中でも港湾荷役の対応が最も良いと、伊万里港に対し高い評価をいただきました。
今後もコンテナ取扱量増加に向けて、お互いの関係をさらに強化していくことを確認しました。
【上海民生輪船有限公司】
張 文衛(ジャン・ウンウィ)総経理らと面会し、今回の佐賀県総合プロモーションに対する御協力、そして伊万里港にとって初の中国との直航便となる航路を平成15年に開設いただき、現在に至るまで長年にわたり中国(大連港・青島港・天津港)と伊万里港との間に、航路を就航いただいていることに対し感謝を伝えました。
伊万里港は、安定した貨物があることに加え、長年、寄港を続けていることから、信頼も厚く、愛情を持って寄港していただいていることなど、深い関係性を確認しました。
有意義な情報交換に加え、さらなる関係強化につながりました。
【春秋グループ】
王 正華(ワン・ジョンファ) 董事長らと面会し、昨年9月の佐賀と上海を結ぶ直行便の運航再開に対して、改めてお礼を伝えました。
また、今後も重要なパートナーとして、同便の利用促進や観光をはじめとする佐賀と中国との往来の活発化などについて、引き続き密に連携していくことを確認しました。
(2)観光説明会
上海の旅行会社約70名を招待し、佐賀県の最新の観光情報や体験商品、ホテル等の情報を紹介しました。
クイズを交えながら説明を行い、今後のツアー旅行商品造成の参考になる知識を深めてもらいました。参加者の皆さんには、嬉野和紅茶や佐賀県観光素材のイラスト入りエコバックを配布し、喜んでいただきました。
レセプション会場では、実際に有田焼の陶片アクセサリー作りを体験していただき、大変好評でした。
(3)PRレセプション
中国の航空業界、旅行業界、流通業界、政府関係機関等などから、約200名を招待しました。
佐賀県からは、冒頭の知事メッセージ動画に続き、地域交流部
野田理事が佐賀県の唯一無二の魅力についてプレゼンテーションを行いました。
また、来賓として、春秋グループの王
正華 董事長と在上海日本国総領事館の森祐一郎副総領事にご挨拶をいただきました。王 董事長からは、佐賀県の4つの魅力(上海から近い、美食、温泉などの楽しみ、ショッピング)を挙げて、佐賀県を観光すべきと熱の入ったご挨拶をいただきました。また、森副総領事からも、佐賀県の歴史や有田焼などをご紹介いただきながら、佐賀-上海線による佐賀県と中国の往来の活発化などへの期待を述べていただきました。
会場内に設けたPRブース(佐賀城下ひなまつりほか各種観光コンテンツ、佐賀酒、有田焼酒器、SAGAアリーナ、佐賀空港)にも、多くの方々に立ち寄っていただき、関係者間の新たなネットワーク構築や関係強化につながりました。
会場は、佐賀酒による鏡開きや日中双方の演舞(佐賀県よさこい、春秋太極拳)も相まって終始盛況で、参加した皆様からは、「佐賀県の酒や焼き物は素晴らしい」「佐賀県について楽しく知ることができ、参加してよかった」などといった声を数多くいただくなど、多くの方々に佐賀県の魅力について発信することができました。
添付資料