日本赤十字社の創設をはじめ、多方面で輝かしい功績を残した佐賀の偉人である佐野常民は、令和4年(2022年)に生誕200年を迎えました。
佐賀県ではSAGAアリーナグランドオープンと佐野常民生誕200年が重なる好機に、多くの人が行き交うサンライズストリートに佐野常民銅像を制作・設置し、未来を切り開くサンライズパークとの結節点として、佐賀の維新の志を「今」と「未来」につなげていきたいと考えています。
銅像設置に先立ち、隣接する交差点の名称を令和5年5月11日(木曜日)に「機動隊前」から「佐野常民像前」に変更しており、この度、佐野常民銅像が完成し、お披露目式を執り行い、以下のとおり設置しました。
設置日
令和5年11月15日(水曜日)
設置場所
佐賀県赤十字血液センター前に整備中のポケットパーク内
お披露目式の様子
佐賀の偉人・佐野常民が令和4年に生誕200年を迎えたことを記念して、博愛社(現在の日本赤十字社)の創設をはじめ、多方面で輝かしい功績を残した佐野の熱い『想い』を「今」と「未来」に受け継ぐため制作。
明治10年、九州で西南戦争が勃発、悲惨な戦況を伝え聞いた佐野常民は、直接、激戦地熊本に赴いた。この像は博愛社設立の許可を得ようと、請願書を手に、不退転の決意で征討総督有栖川宮熾仁親王に願い出る佐野の姿を表している。
【銅像名】 佐野常民之像
【銅像の高さ】 地上高約3.5m(銅像2.5m、台座1m)
【銅像の重量】 425kg(ブロンズ(青銅)製)
【原型制作】 佐賀大学芸術地域デザイン学部 教授 德安 和博
【歴史監修】 川副 義敦
【銘板揮毫】 一般社団法人佐賀県書道教育連盟 理事長 高田 南嶽
【施工者】 株式会社竹中銅器