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卒業生の活躍の様子を御紹介します!~電気システム科編~

最終更新日:
 

卒業生の活躍の様子を御紹介します!~電気システム科編~

 今回は、電気システム科修了生(令和2年度修了)の土井 恭一さん(22歳)を訪ねて、佐賀市にある株式会社電興社様に訪問させていただきました。
 電興社様は、電気設備工事、空調設備工事、電気通信設備工事、消防・防災設備工事を主要業務とされています。また、地域でのボランティア活動も積極的に行われており、地域貢献にも力を入れておられる企業です。
  

現在の仕事についてインタビューしました!

土井さん
土井 恭一さん(※多久高等学校(総合学科)を卒業後、すぐに産業技術学院に入校されました。)


(〇はインタビュアーになります。)

〇こんにちは、お忙しいことろありがとうございます。

 早速、質問させていただきますね。


〇入社して何年目ですか。

(土井さん)3年目です。


〇現在どのような業務を担当していますか。

(土井さん)

 今は、施工管理(現場監督)をやらせてもらってます。

 分かりやすく言うなら、作業員さんに仕事をしてもらう仕事ですかね。

 具体的には図面を書いて、職人さんに渡して施工してもらうという業務になります。

 他にはお客様と打ち合わせをして、お客様が思っている通りに建物を作っていくことですかね。      

 

〇入社してすぐ施工管理を担当したんですか?

(土井さん)

 1年間は社内の全部署で研修を受けて、施工管理を選びました。

 

〇業務に携わっていてどのような部分に難しさを感じますか。

(土井さん)

 こうしなければならないという決まりごとがないので、その場、その場で 打ち合わせをして臨機応変に行っていくことが難しいところかなと思います。

  
図面の確認
図面の確認作業中

〇2年間の業務経験を通じて、どうのようにして臨機応変な対応力を身につけてきましたか。

(土井さん)

 分からないことは上司や先輩に聞いたり、ひとつの現場が終わった段階で、次はこのようにしていこうと常に次に向けた準備をしていくことですかね。

 

〇入社されて、この仕事を選んで「良かった」、「嬉しかった」という瞬間はありましたか。

(土井さん)

 現場で作業していた時と違って、施工管理をすると自分の思った通りに建物が出来て完成した時は達成感がありました。

 学院生の時にそのような話を先生方から聞いてはいましたが、実際に携わってみたらほんとだという感じでした。

 建物が完成して通電した時のなんとも言えない感覚はやってみないとわからなかったですね。

                                    
作業員さんと打ち合わせ
作業員さんと打ち合わせ中

〇現在はどのような目標をもって業務に携わっていますか。

(土井さん)

 もっと大規模な建物を担当していきたいですかね。

 現在は4~500万円の物件を担当しています。次は2000万円規模の物件を担当をする予定になっています。

(※金額は電気設備に関わる工事金額の話になります。)


〇現場の経験が浅い状態で、現場監督を担当して戸惑うことはなかったですか?

(土井さん)

 現場も多少は経験してきました。どの建物でもコンセントやスイッチはあると思うんですが、図面を見ているときは大丈夫だと思っていても、実際現場に行ってみると施工できない場所だったということはありましたね。

大体はどうにかしてでも取り付けなければいけませんが、もし無理な場合は打ち合わせで変更します。

                                                                                              

〇これから電気システム科に入校して電気工事をしたいと考えている方々にメッセージはありますか。

(土井さん)

 やはり、高校から卒業していきなり電気工事の世界にいっても知識や技術がいる業界なので、一旦、学院で基礎的な知識や資格をとっていけば、スタートライン的には高校卒業してすぐにいくよりもいいと思います。 


〇お忙しい中ありがとうございました。


土井さんの上司である前田部長様にお話をお聞きしました。

○土井さんは3年目というこですが、どのような印象でしょうか。

(前田様)

 真面目ですね。

 ある意味、安心できるという感じですね。最近、離職率が高くて、中々続かないケースもあるのですが、土井君はそこは安心できますね。


 〇土井さんには、会社として今後どのようなことを期待していますか。

(前田様)

 もちろん、机上担当(現場監督)の中堅になっていってほしいですし、今私がやっている管理職という様になっていけると思っています。


〇貴社ではどのような人材を求めていますか。

(前田様)

 「やる気がある」人ですね。電気工事をしたいとか現場監督をしたいと考えて入社してくる人は最初から意識が違うと思います。

 土井君も当時インターンシップで当社にきて、電気工事をやりたいと言ってました。

 土井君たちのような若い子たちから見ると、現場の作業員さんはおじいちゃんくらいになるんで、現場では結構怒られてると思うし、色々と厳しいこと

   も言われてると思います。でも、そこで「教えてもらってる」という感覚があれば先に行くと思うんですよ。

 色々な作業員さんがいると思いますが、怒られるというのは建設現場がどういうことなのかを教えてるだけなんですよね。

 受け取り方次第なんです。


〇実際、現場で怒られましたか。(土井さんへ質問)

(土井さん)

 怒られましたけど、嫌がらせされている訳ではないので、怒られても聞けば教えてくれますし、割り切ることも大事だと思います。

   

(前田様)

 土井君みたいに分からないことがあれば聞けばいいやという人もいますし、他には作業員さんに怒られて、自分は担当者だから勉強していずれは上に

いくという思いで頑張る人もいました。

 そいういうことも学院で知識を勉強してきているからこそ、そのように考えれるんじゃないかなと思います。


 〇お忙しい中お時間いただきありがとうございました。


最後に先輩たちと!

先輩たちと
左は木村 絵都さん(令和元年修了)と右は伊東 龍士さん(平成26年度修了)です。

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