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令和3年1月13日第55回佐賀県新型コロナウィルス感染症対策本部会議後の知事インタビュー

最終更新日:


○記者
 まず、福岡県が緊急事態宣言を今日にも発出ということですが、これを受けて、佐賀県の対応として改めてどのようなお考えでしょうか。
○知事
 佐賀県の立場でお話しさせていただくと、もう最近の陽性事例は、ほとんど福岡県由来でありますので、福岡との関係での不要不急の移動については自粛をお願いしたいということと、県外での会食、特に福岡県での会食からの例が多いのでという話をさせていただこうと思っていたタイミングで、福岡県さんのほうが緊急事態宣言の対象になりそうだということでありますので、そこをしっかりとやっていけば、佐賀県の数字は下がっていくものと思われますので、そこは相まって、何とか対応を取っていきたいと思っています。
○記者
 佐賀県として、先の話になるかもしれないですが、緊急事態宣言をこちらから求める段階というのは考えなきゃいけないということがあるとしたら、どういうところがその目安になってくるんでしょうか。
○知事
 今、佐賀県はステージ2で、ただ、ステージ3が近づいているという状況だと思っています。ですので、我々は何とかそれがそっちのほうに行かないような形で、私は今でもステージ1にみんなの力で戻れると思っていますので、そういったことを考える状況ではないと思いますけれども、いずれ、増えたときというのは速く進行してしまいますから、今、そこの分岐にあるので、ここは県民の皆さん方と、今回、福岡県も緊急事態宣言の対象となるということでありますので、そこをみんなで団結してしっかりと防いでいけば、必ず数字は下がっていくものだと思っています。
 我々の県民力が、みんなの力で何とか乗り切っていきたいと思っています。
○記者
 最後に、ステージの話でいいますと、病床の占有率が指標ではステージ3の25%を超えました。これについての危機感ですとか、あるいは、これから病床を増やしていく努力をしなければいけないとか、そういうお考えはいかがでしょうか。
○知事
 今まさにいわゆるベッドの数だとか、ホテルとか、そういったところの拡大するいわゆる分母を増やす努力も並行して今行っています。実際、そういったことをしながら、今ちょうどその数字のぎりぎりのところを移動しておりますので、ここから下がる方向に何とか持っていきたい。これから、増える方向になることをしっかり意識しながら、先手先手で病床の確保などをして、自宅療養ゼロをずっと堅持できるようにしていかないと、そこの堰が切れてしまうと、コロナ対策で一回堰が切れると、ちょっと保健所業務も、ベッドもお手上げになってしまうリスクがあるんですね。そうならないように、今やらなければいけないと思いますし、佐賀県の場合は一つ一つ分析してみますと、いわゆる飲み屋街でのクラスターというのはずっと起きていないんです。今非常に新規が増えているので、今精査中ですけれども、そういったところの、ここの新規の感染者数が増えているので、そこの分析もしながら、特に今日の状況というものをしっかり見据えた上で、次の手を打つタイミングなのかどうか見極めたいと思います。
○記者
 2点、聞かせてください。
 緊急事態宣言については、1つの県ではなく、ある程度セットで複数の県で出される例が最近の傾向ですけれども、福岡県から何か具体的な打診というのはあったんでしょうか。
○知事
 いや、全くありません。
○記者
 あと、福岡県で緊急事態宣言が出され、飲食店とかの時短要請がかかると、福岡県から佐賀に来て飲食をする人が増えることも予想されます。その点については防いでいくというか、福岡県へのメッセージとかいうものはありますでしょうか。
○知事
 ぜひ福岡県民の皆さん方にもここで九州からなくす、そういう努力を共にしていきたいなと思います。たしか去年、全国に拡大したときも、そういう議論の中で緊急事態宣言が全国単位になったような気もするんですけれども、佐賀県は、これまで非常に抑えられてきたと思います。1月3日まではずっと一桁を繰り返していましたけれども、今急に増えている状況、言うならば、佐賀県は福岡県とほとんど県境があってないようなところがあって、ある部分、1都3県だとか、関西圏のような形にならないで済んでいたのに、今回は非常にそのあたりの危機感を感じています。ですので、今日は特に鳥栖、基山の事例が増えていますから、鳥栖、基山の皆さん方にぜひ福岡との問題を意識していただくように話をしたわけでございます。
○記者
 県内の感染状況の認識について、先ほどステージ2とか3とかという表現で説明をいただいたんですけど、例えば、市中感染の可能性の有無であったりとか、そういった形の表現でもう一度いただけますか。
○知事
 それも分析をさせていただきたいと思います。
○記者
 佐賀県は、従来から「支え愛局面」にあるとおっしゃっていたんですけれども、今の段階でもそうなのかどうかということと、例えば、東部地域では控えてほしいとか、そういう今の打ち出しはどうでしょうか。
○知事
 ここのところの新規の部分について、まだ分析中なので、そういったところを踏まえて、今後の展開についてはまた判断させていただいて、皆さん方にも共有したいと思います。





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