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第二十七回佐賀県新型コロナウィルス感染症対策本部会議後の知事インタビュー

最終更新日:


○記者
 まず、県境をまたぐ移動についてなんですけれども、若干トーンを落とされた部分があると思うんですけれども、改めてその狙いと県民に伝えたいことはどんなことでしょうか。
○知事
 そうですね、私はかねてから感染が拡大していない地域同士というものについては、県境というところにこだわらずに経済活動というのを行っていいんではないかという話をずっとしておりました。
 そういった観点からしても、この6月1日という段階で、九州の中というものについて、県境、これは北九州を除いてですけれども、するということについて、これで差し支えないと。特に佐賀県は福岡県と長崎県との県境がありますので、そういったところにあまり気をなさらずにということだと思います。注意をしながら、三瀬トンネルなども、今は対前年で80%を超えるぐらいまで今回復しつつあります。しっかり気をつけながら、県境というものを考えていくということだと思います。
 ただ、今日申し上げたように、九州から外、特に東京、北海道、大阪圏については、本当にやむを得ない場合というものがあるんだと思います。そうしたところにつきましては、これまで同様、例えば、2週間どこかにいてからということは言うつもりありません。必要性というものを考えていただきながら、往来をしていただくということだと思っています。
○記者
 それと退院基準が一部変更されたということで、今はもう佐賀県、入院患者は全て退院されたとということでいいんですか。
○県職員
 今の時点ではまだ病院にいらっしゃるんですけど、退院の手続を
○記者
 している最中と。改めて県としてどういうふうに運用していきたいかというのを。
○知事
 いや、ですので、今日あそこで議論させていただきましたけれども、金曜日に急にこの通知が来て、これまで、佐賀県は2回、24時間、24時間で2回、ダブル陰性になった人に出ていただくと。それでも、お二人再陽性になったという経緯があって。であるのに、今度は2週間たって、3日間症状がなければ、陽性であっても出していいんだと、出さなければいけないんだという通知がやってきて、非常に当惑しています。
 例えば、医療が切迫しているときに、このやり方だけでなくて、こういうやり方も簡易的にやることも可能だとかいうような措置じゃなくて、これでなくてこっちというふうに急に変わってしまったので、どういう事情で国のほうでこの基準が変わったのかということについては、ぜひ説明をしていただきたかったなと思うんですね。
 今日の話にもありましたけれども、ほとんどリスクがないという話が出ましたけど、ほとんどリスクがないという理由で、これを変えるということが、これは都道府県によっても事情が違うし、医療の現場も感覚が違うと思うので、それを一律的にすとんと変えるということについて、もうちょっと説明責任を果たしていただきたいなと思っています。
○記者
 今の件で、会議で話し合って、結果として、2週間は任意とはいえ自粛をお願いするというのは、県の方針としても決まったと考えていいんですか。
○知事
 はい。
○記者
 今日から運用して
○知事
 本当はこれはどうしても病院に隔離して入っていただくのが措置なものだから逆に言えば、すぐに出さなければいけない。だから、今のこのルールだと、まだ陽性患者さんでも出ていかなければいけないというルールなので、我々としてみると、できるだけアパのほうに陰性になるまで、陰性になりましたとこっちで出ていただくのか、もしくは、どうしてもご自宅にということであれば、本当にご自宅におってくださいねという体制をこれはお願いするしかない。それは今回お願いしようと思っております。
○記者
 もう一点、避難所のことですけれども、これはマニュアルの策定が内閣府から4月7日に通知が来ていて、このタイミングになったのは何か理由があるんでしょうか。
○知事
 私が部のほうに再三指示したのは、避難所というのは本当に切迫した危険、風水害とか、地震とかあったときに、とにかく危ないんだと、命が危ないんだというときに避難していただこうと思っている措置なので、コロナよりももっと切迫しているんですよ。そこの部分を誤解しないようにしないと、我々として避難所のコロナ対策はするんだけれども、つい意識の中で、避難所コロナ怖いとか、そうすると何か本末転倒な話になるので、そこは用心しながら進めてくれという話をさせていただいておりました。
 そういったこともあってか分かりませんが、先週だったかな、市町に通知して、市町のほうも同時並行で検討していたので、今明らかになっているという状況だと思っています。
○記者
 先ほど、急に退院の基準が変わったことについて説明をしてほしかったとおっしゃったんですけれども、これについて何か国のほうに変更になった理由の詳細だとか、あと、国のほうが持っている知見とかについて照会を求める予定はありますか。
○知事
 国としてしっかり考えていただいた結果なのかなと思うんですけれども、今日、医療統括監が議事録読みたいなと言っていましたけど、その決まるまでの過程ってとても大事だと思うんですね。例えば、佐賀県は全部公開でやっていますよね、全てを。これはそんなにナショナルモデルじゃないと思うんです、うちみたいに全て開かれて議論しながらやって、対策本部も全部オープンにしながらやっているというのはね。なので、私はやはり、例えばいろんな発言をしたときに、間違いがあっても、人間だから、それは修正すればいいと思うので。ただ、やはり自分として、この公の決定に携わっている人間として、やっぱり責任を持って話をするというところってどうしても大事だと思うし、どんな議論をしながら、その空気感みたいなものというのは必要だと思うんですよね。ですから、いろんな意見が何となく平行に出るのじゃなくて、できれば公開がいいと思うし、そうすると、記者の皆さん方にも空気感が伝わるというか、多分これは今日の会議だと議事録でやると、そういう意見があった、こういう意見があったとなって、私が指摘しているとかも分からないしということになるので、できれば、どうしてこういう退院基準になったのかということについては、もう少し納得させていただきたいなと思います。
 あと、もう一点の北九州モデルの話なんだけど、あれは分かりますね。だから、すごく、初めてだって新聞に出ているものだから、えっ、そんなのずっとやっているのにと思い。
○記者
 はい、私も同感でした。
○知事
 同感ですか。ありがとうございます。
 よろしくお願いします。





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