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第六回佐賀県新型コロナウイルス感染症対策本部会議後の知事インタビュー

最終更新日:


○読売新聞
 県内で2例目の感染が確認されたということで、先ほど会議がありましたけれども、改めてご説明をお願いします。
○知事
 佐賀県で2例目の陽性ということになりました。伊万里市在住の60歳代の女性です。
 経路について若干ご説明させていただきますと、息子さんにお医者さんがおられまして、大分のほうで医師をやられておられまして、この方が陽性になられております。
 話を逆上りますと、3月21日にこのお医者さん、息子さんが福岡のほうに異動になるということもあって、11人で会食がなされております。そこに今回の患者さんと、その夫の2人も参加しておりまして、息子さんが陽性だったという情報を聞いて、そしてご自分も発熱もありましたし、倦怠感とか下痢の症状があったりしたものだから、コロナウイルスの検査を本日受けたところ、そのご本人は陽性だったと。夫のほうは陰性だったということになりました。
 これから同居は3人で、おばあちゃんもおられますので、おばあちゃんのほうのPCR検査も今後直ちに実施して。
 現在、患者さんは熱も落ち着いて、平常どおりにおられるということですので、そして、基本的にご自宅から動かれておりませんので、ここでもしこのおばあちゃんも陰性ということになりますと、一定ここから外には行っていないんではないかと推測されるところです。
 大体以上です。
○読売新聞
 改めて2例目が確認されたということで、受け止めをお願いします。
○知事
 本当に今、大事な局面でして、大阪圏と首都圏だけにとどまらず、最近では福岡、そして大分、熊本ということで、拡大傾向にもありましたので、本県としても非常に危惧をしておりました。そうしたことで、先週末から異動の方だとか、帰省の方だとか、そして県民の皆さん方にも特にそうした数が増えている地域には不要不急の外出をぜひ慎んでいただきたいということを申し上げておりましたけれども、やはりなお一層、そういったことに関して、ぜひ県民の皆さん方にもお願いしたいと思っています。これはもう県民全体でやっていかないといけないことですし、一定経路がこうやって分かっている段階ですと、まだ前が見えるわけですけれども、感染経路が不明の方が増えたりとかしますと、もっと強いお願いをしなければいけない状況になりますので、そうならないためにも、県民みんなの力で、辛いときではありますけれども、自制するところは自制して、みんなで打ち勝っていきたいと思います。よろしくお願いします。
○読売新聞
 4月6日に予定されています学校の始業ですけれども、それについてはどのようなお考えですか。
○知事
 今の時点では、我々が基準として何とか自分のところでコントロールできている、ある程度経路が分かっているという段階であるならば変更しない予定です。ただ、このように増えてきて、それが経路が不明なものが増えてきたりとかいたしますと、なかなか厳しい状況になっていくのかなと思いますので、今大切なときです。みんなで力を合わせて感染防止に全力を尽くしていきたいと思います。
○時事通信
 今日、検査予定に入っている残りの11件というのは、このおばあさんも含まれるんですか。
○知事
 含まれません。ですので、もう一名追加になるということです。
○時事通信
 11件というのは、この会食の関係者というのは含まれない、全く別のものですか。
○知事
 含まれません。残りの方は他県の方ですので、その情報提供もそれぞれの県と情報共有していきたいというふうに思います。
○時事通信
 11件のうち2だけが佐賀がということですか。
○知事
 はい。
○読売新聞
 逆に大分県のほうから医師が感染確認された時点で、警戒というか、そういう情報提供というのはあったんでしょうか。
○知事
 なかったんじゃないかな。
○読売新聞
 ないということですか。
○知事
 多分その方がどういう行動をされるのかというのは、大分側も難しいでしょうから。確かに11人の会食のときには実際、大分のお医者さんもかかっているという意識は全くないわけで、そこはまずみんなが認識しなければいけない。ただ、そうやって、集まるということ自体が非常にリスクがあるということは一つ教訓になるんではないかと思います。
○佐賀新聞
 今日時点で部活動もやっていますけれども、部活動も引き続き気をつけながらやってもらっていいということですか。
○知事
 はい、もうこの新型コロナ対策は、本当に日々、そしてその状況次第で変わっていくので、それが当分続くということは、とても私からは申し上げられないんだけれども、現時点においては今の対応策を維持したいと思っています。
○共同通信
 息子さんのお医者さんなんですけれども、30代の方で間違いないですかね。
○知事
 はい。





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