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TSUNAGIプロジェクトに取り組んでいます ~県内大学との連携事業が続々と生まれています~

最終更新日:
  続きまして、TSUNAGIプロジェクトです。県内大学との連携事業が続々と生まれています。

 ちょうど令和3年、2年前から始めたんですが、佐賀県は四年制大学は2つしかないんですが、それでも大学が持つ技術やノウハウなどを活用して、一緒になって佐賀の未来を創造しようということで、連携事業数も伸びております。要は、学術の持っている様々な技能とか知識とかをそのまま社会に応用していこうという取組です。

 例えば、最近では「サガヤマシル」という名前にさせていただきましたが、知事つけてくれということで、「サガヤマシル」という名前。簡単に言いますと、地下にこういった土砂崩れというのがどこで起きるか分からないじゃないですか、今度の佐賀の災害もそうですけれども。そこを佐賀大学の技術で把握をすることが、それがまた電波で飛んでいって、何かずれが起きたりとか、ここが危ないよということをリアルに検知して、それを避難などに生かすというシステムなんですが、これができたら本当にノーベル賞ものだと思います。世界中で大きく応用できることなので、そういったことを一緒になって、大学の研究というものと我々の実地の必要性というものがコラボするというのはとても大事なことだと思うので、期待していただきたいと思います。8月から松梅で実証試験を開始しております。

 続きまして、これもアトピーで苦しんでいる方は非常に多いんです、これは世界中で。どうしてもかゆいので、ひっかいてしまってという、このかゆみがあるから、またひっかいて皮膚のバリア機能が低下して、またかゆくなってという悪循環になっているので、この2つの成分が結合することがかゆみの原因になるので、この連鎖を抑制するという研究をしております。

 特に若い方が非常に多いんですよね。これはいろんな原因があると思います。ただ、本当にアトピーというのはきついので、何とかこれを改善する研究が、応用ができたら、佐賀発で応用ができたらすごいなと思っておりまして、今は塗り薬になる、薬剤にするための研究をしております。これがうまくいきますと、有効性、安全性を確認して販売ということになるので、こちらもノーベル賞並みの画期的な研究になるんじゃないかと。そこの実証部分で佐賀県が協力して一緒になってコラボしていくということであります。

 さらに、メタバースの世界ということでありまして、身体の不自由な方、障害をお持ちの方なども、このメタバースの世界の中に入っていって、交流や就労ができて、一緒になって社会を体験していただくということが徐々に出てくるのではないのかなと思います。

 こういった連携もこれは西九州大学ですけれども、佐賀県は開始しておりまして、IT機器の改良、ソフトウェアの開発を実施することによって、様々な障害をお持ちの皆さん方も社会体験ができるということを、家にいながらにしてできるということが大きな、いわゆる実社会への展開に役立っていくんではないのかなという思いで連携させていただいております。

 そのほかにも、ここにありますけれども、レーザースキャナによる3次元計測だったり、「いちごさん」の早出し出荷技術だったり、運搬ロボットに画像処理AIを活用するとか、様々なデータ解析で競技力向上だとか、西九州大学になりますと、佐賀県に自生する「アオモジ」を活用した機能性食品の開発、さらにヤングケアラー支援に向けた連携体制の構築、こういうことで大学と組むといろんなことができるわけです。ということで、佐賀県立大学もという話になるわけですが、できるだけ大学というものが、学ぶ場というのはこれまでもあったんですけれども、社会実装に役立てる場という、実践的な活動の場という側面を佐賀県は大切にしておりまして、そういったところをさらに推し進めていきたいと思っているのであります。

 ということで、TSUNAGIプロジェクト、さらに県内の大学と取り組んで佐賀の未来を創造していきたいと思います。

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