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山口知事のさー行こう!! 第30回【小城市】天満町自主防災会(平成28年 9月27日(火曜日))

最終更新日:

『山口知事のさー行こう!!』 30回目の訪問先は、小城市の天満町(てんまちょう)自主防災会です。


避難所となっている天満町公民館を視察しました

 今回訪問した天満町自主防災会は、地区の住民の皆さんで構成されている自主防災組織です。非常食や防災器具の備蓄のほか、防災マップの作成、防災学習会の実施等を通して、地域住民の防災に関する知識の習得や防災意識の向上に取り組んでいます。また、地区内の防犯パトロール等も行っています。

 
本村代表から、発足までの経緯や活動内容、今後の展望等についてのお話をお聴きしました

 災害時の避難所となっている天満町公民館に伺うと、玄関には、いつでも使えるようにヘルメットや懐中電灯が並べられていました。他にも、公民館内には水や非常食、救急箱等が常時備蓄されており、いざという時に備え、自主防災会設立当初から準備をされているそうです。また、今年4月の熊本地震の際には、自主防災会で備蓄していた物資を、日本赤十字社に勤めている方を通じて被災地へ届けられたそうです。災害に備え、日頃からしっかりと準備をされていることは、とてもすばらしいことだと思います。

 
天満町自主防災会や地域の皆さんと意見交換を行いました1

 続いて、天満町自主防災会の本村代表から、発足までの経緯や活動内容、今後の展望等についてのお話をお聴きしました。防災意識の向上を目指し、自主防災会でまず始めに取り組まれた防災マップは、35名の防災委員で、町内を見て回りながら2年をかけて作り上げたそうです。防災マップを作成する過程では、掲載する情報などいろいろな意見があったそうですが、それらを取り入れていき立派な防災マップを完成されました。災害対策に地道に根気強く取り組まれている姿を目の当たりにし、非常に参考になりました。

 
天満町自主防災会や地域の皆さんと意見交換を行いました2

 今では、地域住民向けの防災学習会の開催や、消防署の指導による消火栓の取扱方法等の習得、防犯パトロールなど、地域が一丸となって幅広い取組をされています。約400世帯からの地区をここまでまとめるのは大変だったと思います。地域の皆さんの気持ちを一つにし、設立から9年間継続して効果的な活動をされている姿に感銘を受けました。

 さらに、江里口秀次市長も交え、天満町自主防災会や地域の皆さんと意見交換を行いました。河川の整備や被害想定の周知徹底等について、昔から水害に悩まされてきた地区としての、貴重なご意見をいただきました。

 
天満町内を歩き、防災や防犯の取組を視察しました

 その後、天満町内の防災、防犯に向けた取組や課題を視察させていただくために、地区内を歩いて回りました。実際に町を歩くと、避難所の問題など、さまざまな気づきがありました。防災の取組は、普段から意識していくことこそが大切です。これからも、自主防災会の皆さんのような地域の力と一緒に、県民の方々の防災意識向上に取り組んでいきたいと思います。

 
天満町自主防災会や地域の皆さんと

【山口知事のさー行こう!!】

 天満町自主防災会を訪問し、災害時に住民の皆さんがお互いに助け合える体制づくりを目指す活動や、地域が抱える防災上の課題についてお聴きすることができました。

 いざという時には、自主防災組織のような地域の防災力の充実がとても重要になります。多くの地区のモデルとなるような取組をされている天満町自主防災会の皆さんには、地域防災力に関するノウハウを、他の地域や次世代に伝えていっていただきたいと思います。

 地域の防災力を高め、災害に強い佐賀へさー行こう!!

 


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