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当初予算案について その2

最終更新日:


○佐賀新聞
 最後に、予算なんですけれども、今回、新しい時代を切り拓くというのをテーマに掲げられていますけど、県立大学もその一つだと思うんですが、今回の予算メニューの中で特にそのテーマに合致した知事の一押しの事業予算が何かあれば、代表的なものをちょっと教えてもらって、思いを語ってもらっていいですか。
○知事
 私はぜひ成功したいと思っているのは、やっぱりSSP構想。これは意外と日本の誰もがあんまり考えていなくて、ある程度世界的には成功しているビジネスモデルもあるもんだから、しかも、このタイミングで国スポ・全障スポ、特に国スポの初回ができるという中で、新しい価値を佐賀からつくれるというところをぜひ実現したい。
 やはり今、佐賀県の問題点は、あんなに明治維新で大きく佐賀がこの国の土俵をつくった、地方制度だったり、教育制度だったり、それこそ首都移転だったり成し遂げていったのに、北海道の開発だったり、沖縄の守りだったりしたわけなんだけれども、そういったところが自信とか誇りが失われかけていて、何となくそれは他の地域でやればよかやっかいと、佐賀でやらんでも、福岡とか熊本や鹿児島、東京、大阪に任せればよかやっかいという雰囲気を何となく感じていたので。やはり私は佐賀県民であることを大いに誇りに思っているので、そういうここから始めていく、それもビッグマウスじゃなくて、佐賀県民というのはしっかり一個一個前に進めていく、そういう力を持っているから、県民の皆さんと共に佐賀からできたという成功体験を一個一個つくっていくと。今日も予算をそれぞれ散りばめていますけれども、アウトドアとか、あとは人の痛みに敏感な県政とか。なんだけれども、SSPというのは非常に可視的で分かりやすいから、そういったところでぜひ成功させて、みんなの自信にしていきたいなと思います。
○西日本新聞
 予算で2点お聞きしますけれども、昨年末の選挙戦で山の博覧会みたいなことを言っていますけれども、今回見当たらなかったんですが、昨年末の選挙でいろいろ訴えられたことで、今回の予算にどれぐらい反映できたのかというのをお聞きしたいと思います。
○知事
 実は山の博覧会は令和10年度に予定して、都市緑化フェアと一緒にやろうと思っています。予算は、山の会議の運営経費とか、今日は発表しておりませんけれども、しっかり予算化はしているので、ただ、これもつくり込むんじゃなくて、山の会議はこんな博覧会ですなんて言うんではなくて、山を大事にしながら、この山を盛り上げるのにどうやっていけばいいんだろうねというのを県が答えとかを出すんではなくて、みんなでつくり上げていく形というのをしたかったので、なので、ここには上げておりません。
 ですので、私の頭の中では山を大事にしていく森川海人っプロジェクトの延長で、そして、山が我々の全ての源泉なので、そこを大切にしていく取組というのは、これからも並行してやっていきたいと思っています。
○西日本新聞
 公約でうたわれたことは大体盛り込めたということでいいんですか。
○知事
 僕はあんまりマニフェストと思っていなくて、あれは方向性だと思っているので、そういった意味では、公約とも言っていないつもりなんだけれども、でも、実際、気持ち的には大学は公約と皆さんが書いていただいた言葉が自分としては腑に落ちたので、この件に関してはですね。それはなぜかというと、みんな「やってくれ、やれ」という声があったから、ああ、そうか、これは約束かなと思うので、公約ということでいいんですけれども。他の部分については、自分としての大きな考え方を示していて、何というんでしょうね、マニフェストとか言ってやると、時代は今すごく大きく変わっていくので、あれ、これはちょっと変えたほうがいいんじゃないのと自分で思っても、それを守るために何か無理して突っ込むというのはよろしくないなと思ったので、方向性という言葉にしているんですね。
 なので、今の時点では方向性については、ある程度網羅的に盛り込めたなと思います。
○西日本新聞
 最後に、政府は異次元の少子化対策というものを打ち出していますけれども、今回の新年度予算を見ると、佐賀県は従来のメニューの延長線上で対応できるというふうにお考えということでいいんですか。
○知事
 そうですね、もちろん国としてやっていただきたいことというのは多々あるし、異次元かどうかは別として、国が新たな対策に取り組んでいただけるというのは心から歓迎したいと思いますし、おのずと国がやるべき仕事と都道府県がやる仕事というのは別だと思うんですね。ですので、我々とすると、佐賀県らしい取組というところに注力しながら、本当はさっき言った先天性の2種目とかは、これは国全体でやってもらったらいいのになと思うけれども、でも、何とかね、やっぱり今そこにある命が大事なのでという事業もありますけれども、基本的には国がやるべき仕事というものに対しては、しっかりこれからも訴えていって、しっかり子育て対策が出ることを期待したいと思います。





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