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当初予算案について その1

最終更新日:


○読売新聞
 当初予算で2つ、県立大学で1つ質問させていただきます。
 まず、当初予算について2つ。
 まず1点目は、今回の当初予算が知事の3期目の初めての予算編成になると思います。改めて、今後の4年間を見据えた狙いについて、改めてお聞かせください。
 それと2点目は、今回、予算規模としてコロナなどの特殊要因はありながらも、過去3番目の大きな予算編成になるということで、財政規律とか健全性についてどのように考えているかという2点です。
○知事
 今回の予算編成で気をつけた点というのは、まず、この3年間コロナ対策に追われていたので、コロナ対策のフェーズが変わるんだろうと思っています。そして、SSP構想ですとか、アリーナだとか、2024国スポ・全障スポに向けて、様々なチャレンジをチーム佐賀として取り組んでいきたいと思っています。
 ですので、みんなで取り組むんだという、未来に向けて元気が出るような予算ということを意識して編成しています。特に私が2期目の特に後半戦で、ずっとずっと考えていたのは、コロナ対策だけ止血的措置をしているだけでは、未来に希望が見えないので、このコロナ対策をしながらいかに次のチャレンジへの芽をつくっていくのかということばかり考えていたので。そこは、いろんなチャレンジ補助金だったり、「歩こう。佐賀県。」だったり、アウトドアの、先ほど言った公園の話だったりとか、SSP構想もそうですし、こういった芽出しの部分がしっかりと育つような、しっかり花を咲かせるような、そういうことを考えてきたので、これは佐賀県庁だけではなくて、官民一体となって、民も、例えば補助金も、コロナのときに作った、次の世代に育つようなキッチンカーなんかもそうですね。とか、新たなIT系のシステムを入れたり様々なものがありましたし、旅館もがらっと、個室に露天風呂を入れたりとか、大広間を改修したり、この際、交付金を活用しながらすることができたので、この効果が出てくるんではないかなと期待しています。
 これに関連して2問目の質問もそうなんですが、先ほど申し上げたように、交付金がもうないんだと思うんですよね。ですので、今回は全部、全て使い切りましたし、新年度で。ですからまた、ある部分、交付金というのはチャレンジしやすい環境ではあったんです。なので、思い切ったこともやってまいりましたけれども、これから先の事業化については、いろんなチャレンジをやってきましたから、そういったところの成果をしっかり取り入れながら、守りと攻めをしっかりと意識した、将来を見通した財政運営をしなければいけないなと思っています。
 その財政調整積立金については、これから4年間、私の3期目の間で目安としておりました約130億円は確保できる見通しがついたので、各種精査した結果。ですので、財政運営できそうだなと、この4年間ということで安心しております。
 それから、将来負担比率という指標を意識しているんですけれども、これは実は今年度末に約150%となると見込んでいたんですが、実は130%程度で改善されました。これはいいことなんだけれども、さらに精査を進めていった結果、今は130%だけど、今年度がピークではなくて、ピークは2年後ぐらいに、山は若干低めになるけど右側にずれるという試算になったので、そこをよく見据えながら、そして今、大学の問題、大学もありますし、そういったものをいろいろ積み上げていって、これも振れ幅があるんだけれども、それでも150%は行かないだろうなという試算ができたので、財政規律を意識しながらも──その後は、徐々に良くなっていくということでありますので、安定的な財政運営ができていると現時点では考えています。ただ、これはもちろん、今後も様々な外的要因とかいろんなことがあるので、常に財政規律、安定的な財政運営というところは、常に意識しながら、県政を前に進めていきたいと思っています。





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