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新型コロナウイルス感染症関連

最終更新日:


○読売新聞
 今日にもという話なんですけれども、岸田首相が新型コロナに関して、2類相当から5類への引下げを決めるのではないかというお話がありましたけれども、それについて知事の受け止めと今後の課題になるようなこととか、今まで県が一手に引き受けて現場の指揮官として知事がされてきたと思うんですけれども、そこに何か混乱を来すこととか、考えられることとかあったらその辺を教えていただけますでしょうか。
○知事
 やっとかという感じなんですけれどもね。だから、やはりこのコロナ対応と、私も3年間ずっと現場を張ってやってきましたけれども、明らかに相手の姿が変わってきているんですよ。ですので、まさに最初の1年間、1人出ただけで、その方の全ての行動を追って、それが非常に若い人まで含めて死の危機が迫っているという、あの状況の緊迫感というのは、まさに危機管理で、まさに強い感染症対策というときだったと思います。今、全く状況が変わっていて、3年前だったらもっと早くこの危機管理対応、まさに災害対応と同じ、一日一日の対応になったと思うんです。ところが、この2類、5類の議論は、このようにゆったりとした議論がなされているわけでありまして、それ自体で、これって本当に危機管理の対応なのかなと私は思って、だいぶ平時の対応に近づいているのではないのかなという思いであります。
 ですので、今の足元のコロナ対策で大事なのは、やはり高齢者が感染すると亡くなるリスクが間違いなく高まるところはこれは確実で、佐賀県の場合もコロナによる死者の平均は85歳を超えているわけですから、ですから、それについてのケアをしっかりしていくということだとか、そういう高齢者の施設で集団感染をしないようにということについては、これから県としてやっていきたいと思いますが、一般的な対応とすると、これは明らかに早く通常の対応に変えていくということがベースであっていいんだろうかと思います。
やはりマスク一つについて見ても、悪影響ということもね、これだけ長くなって、これだけ相手が姿を変えた中では、対応を変えていかなければいけないと思っております。ですので、ぜひ早急に国も検討して、国全体でマスクが外せるように、そして、濃厚接触者ということで様々な制限がかからないように、そして、重点的な対策が特に高齢者の部分とかにしっかりシフトして、みんなで、日本全体が一つの新しい環境というものができるように、国には尽力いただきたいと思っています。
○読売新聞
 ちょっと追加で、報道とかを見ていると、4月ぐらいに決めるのではないかという話も出ていますけれども、それのスピード感としてはどういうふうに捉えていますか。
○知事
だから、私は遅いと思っていて、基本的に、やっぱり緩和する場合だったら、ぱっと緩和して、コロナでも、今のところオミクロンの変異株がぱらぱら出てきている。XBB(エックスビービー).1.5とかいろいろありますけど、我々が一番恐れなければいけないのは、また昔みたいな強毒化したような変異株が出てきて、特に若い人も含めて命の危険になっていくということになれば、これは逆にすぐまた厳しい体制に戻すということさえみんなで約束していれば、これは危機管理の対応であれば、もっとタイムリーに、即時に場面展開ができるということをやっていかないと。私は危機管理をずっとやってきて、危機管理は本当に緊迫した中で対応するというモードなので、それがずっと危機管理といいながら長くたらたらとやっていると、いざというときに締まった対応ができないと思うんですね。ですので、そういったところを国には考えていただいて、めり張りある対応をお願いしたいと思っています。





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