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43年の時を超えて「佐賀県政史」の続編を発刊します

最終更新日:

 続きまして、43年の時を超えて「佐賀県政史」の続編を発刊いたしますというか、出来上がりました。これは池田知事、香月知事の引継ぎでしょうかね。吉野ヶ里とか。
 簡単にいうと、前、佐賀県政史というのがあったんですけれども、これが昭和54年、1979年3月に発刊したものがあります。昭和54年から佐賀県政史は発刊が止まっていたんですね。私がそれに気づいて、いや、これはちゃんと残しておくべきじゃないのかと。さんざん様々な古文書だ何とかといいながら、黄金の茶室とかつくっていながら、今、直近の佐賀県政史が全くないというのはどうだろうという問題意識を持ちまして、佐賀県の場合、公文書館もかなりいまいちなので、もうちょっと佐賀県は自分たちのやってきたこと、歴史に敬意を払うべきではないかという問題意識の中で、新しくすることになりました。
 この前のものなんですが、これは昭和20年から昭和51年3月までの30年間を記録しておりまして、こういう形で、昭和24年の庁舎焼失、昭和28年6月の豪雨時だったり、市町村数が佐賀県の場合は明治の最初の頃は600程度あったのが、昭和36年には49になったと。今は20になっているわけですが。というようなことだったり、GHQ統治時代の県政だったり、まさに昭和51年の若楠国体の記録などがあって、昭和54年に発刊したのが最後ということになります。
 ですので、県内ではその後、様々なことがありました。佐賀医大が開講しております。これも佐賀県が途中で佐賀の乱の後、取り潰しにならなかったら、こんな医大が最後にできるなんてことはなかったと思うんですけれども、佐賀は医学発祥の地であるわけだけれども、そういったいろんなことで後回しになって、昭和51年になってしまいました。集中豪雨、そして、平成元年に吉野ヶ里遺跡の保存が決まって、平成8年の?博の開催、これは井本知事の頃だと思います。そして、まさに25年前、佐賀空港の開港が平成10年、12年前にはサガン鳥栖がJ1昇格ということで、ずっとJ2にいたチームがJ1に行って歓喜したのが12年前です。まさか12年ずっとJ1にいるなんて誰が考えたでしょうか。本当にこれはみんなの力によるものです。さらに、三重津海軍所跡の世界遺産、そして、肥前さが幕末維新博、今コロナ対策ということで、この辺りが山口知事になってからでありますけれども、こういった記録をしっかり残しておこうということです。
 ということで、かなり重いんですけれども、これです。こんな感じのものができました。ちゃんと中身も入っております。本当にみんなの苦労の結晶でした。
 これは何が苦労したかというと、ここにありますように、掲載期間が昭和51年から平成31年までということでみんなで作業を始めたんですけれども、作業をしている間に、コロナとか豪雨災害とかというのが起きてきたもんだから、今コロナを入れないというのはないよねと。せっかく今つくったのに、その記録がないというのはという問題意識にぶち当たりまして、重要な出来事については令和4年まで急遽入れることになりましたので、現在、過去、未来を見渡せる今の佐賀県政に近い形で、次、いつつくることになるか知りませんけれども、後世の方にも大いに参考にしていただきたいと思いますし、これは報道の皆さん方にも、過去の経緯も含めて、すぐ取り出せるようにという形になっております。
 ということで、写真がいっぱい掲載されておりますし、図表を盛り込んで、データも充実しておりますので、過去の経緯を紐解く時にはとても分かりやすくなっております。  さらに、図書館、公民館、学校で読めるように、こういったところにも配布したいと思っておりますし、そして、記者の皆さんにはいい情報だと思いますが、電子書籍でも読めるという形でありますので、3月頃、無料公開をしたいと思います。どこかからすぐ抜粋して様々な記事にするということも可能かと思います。そういった形で様々な叱咤激励、ご批判をいただきたいと思っています。
 さらに、本日から書籍版を部数限定で予約販売したいと思います。先着300部ということで、1セット1万円になっております。このように並べますと、中を見ていただかなくても結構イケているデザインになっていると自負しておりますので、ぜひ会社の本棚に1冊入れておくという意味でも非常にいいんではないのかなと思っております。公文書館に来館して支払い、受け取りをしていただきたいと思います。詳しくは県公文書館のホームページをご覧いただきたいと思います。この機会に、皆さんの本棚のコレクションに佐賀県政史を加えていただけませんかという話です。この記録は模索が続く新たな時代を記した探検記であります。よろしくお願いいたします。





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