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都道府県別魅力度ランキングについて

最終更新日:


○佐賀新聞社
 私から最後になりますけれども、8日に発表された民間シンクタンクによる2020年の都道府県別魅力度ランキングで佐賀県が最下位になりました。知事の受け止めと、最下位になった要因の分析などありましたらお願いします。
○知事
 私は特に意識していないということ、毎年のことですけれども、なので特に分析もしていません。
 佐賀県は、本質的な価値を世界に向けて打ち出していく、前進していくということを貫いていきたいと思います。
 あと、個人的に言うと、埼玉と茨城と佐賀でしたっけ、下位のほうは。浦和レッズとか鹿島アントラーズ、サガン鳥栖とかを育んでいる地域って、すばらしく魅力的だと私は思います。
○佐賀新聞社
 魅力度ランキングをめぐっては、群馬県の山本一太知事が根拠に乏しいデータのランキングで県民の誇りを低下させているということで、法的措置を検討するという発言をされたり、一方で茨城県は伸びしろナンバーワンだというふうな、逆手にとったキャンペーンをされたり、それぞれの反応がありますけれども、代わり映えのしない上位よりも、報道でも下位のほうに注目が集まるような現状もあります。知事ご自身の考えとして、こうしたランキングの是非についてはどうお考えですか。
○知事
 私は否定的ですけれどもね。なので、やはりもし一番言いたいところがあるとすると、県民が前を向けなくなるリスクがあるんだけれども、そんなことはないと私はずっと佐賀県民には言ってきたし、こんな佐賀ほどすばらしいところはないと思うので、そこさえみんな前を向いているようだったので、私もいろんな人と話をしましたけれども、気にしなくていいよとすごい佐賀県民も前を向いてしっかり進んでいるから、そういうところはあまり心配していない。なので、あまり気にしないことだと思っています。  
○佐賀新聞社
 5月に発表された県がやっている県民意識調査では、佐賀に対する生活の満足度みたいなものとか、佐賀が好きかということが7割、8割を超えている結果になっていました。おおむね県民の満足度は高いのかなというふうな気もするんですけれども、今回のこのランキングとの結果の乖離というか、そういったものを知事自身はどういうふうにお考えですか。
○知事
 これはやっぱり佐賀県のすばらしいところはリピーターの多いところ、これは魅力度と言うけれども、要は認知度だと思うんですね。なので、佐賀県を知っている人というのは非常に佐賀県が大好きだし、佐賀がすばらしいところであるというのは、それこそよそから来た報道の皆さん方が一番分かっているんじゃないですか。だから、分かった人は分かるし、そこはある意味そういう調査なんだろうと思っています。  
○佐賀新聞社
 何らかのランキングアップのための対応策や仕掛けみたいなものを考えるおつもりはありますか。
○知事
 この調査がどういう調査なのか、その労力がもったいのでやっていないので、ただ、僕らは世界に向けて本質的なすばらしさというのをしっかりとえぐり出してやっていこうと思うので、それをしっかりやっていくことでいいと思います。
○朝日新聞
 今の魅力度ランキングの関係の質問を伺わせてください。
 佐賀県は今認知度の問題というのもありましたけれども、かなりまさにロマ佐賀もそうですし、いろんなコラボキャンペーンをやっていて、コラボってかなりお金も当然かかっていたりして、何やっているのかなというところを求められる部分だけれども、結果がなかなか数字に見えてこない部分だと思うんですね。その認知度というのが、今やっておられる知事が就任以来、ずっと「サガプライズ!」もやっていらっしゃいますし、ああいう形で展開しているいろんなコラボキャンペーンですね、この辺というのが、どれぐらい効果を生んでいるという手応えを持っていらっしゃるかというのをひとつ教えてください。
○知事
 特に佐賀県の場合は若い人に刺さっている部分が多くて、これは様々なツイッター、ブログを見ると分かるように、ただ、その一つ一つ自体が強烈に佐賀ファンというのは特に若い人を中心に育っているんだけれども、それがいわゆる広い意味での認知度につながっているかというと、まだまだそこに至っていないというのがあろうかと思うんですね。ただ、一つ一つしっかり磨いていくということが、ある段階から急にその辺りも効果が出てくるんではないかなと思いますし、それと、我々のターゲットは世界に誇れる、これから本当に多くの人たちがこのインバウンドもこれから解禁になって訪れてくると思うので、そういう世界に普遍的に価値を提供できる佐賀県であるということの方が早道だろうなと思っています。
○朝日新聞
 今、知事が言っておられるようないろんな形での取組を見ていると、広くまんべんなくアピールを漠然としていくというよりは、おっしゃったように、例えば、ゲームファン、ロマサガのファンだとか、そしてまた、料理の関係でも、その道で通な人とか、一つ一つのところで結構絞ったところにがっつり刺さるような形での施策をいろんな方面に展開されていて、それが将来的にそこから横に広がっていくというか、がっつり刺さったところから広がっていくみたいなことをやっていらっしゃるのかなという気もするんですけど、その辺はどうでしょうか。
○知事
 まさにそうで、それぞれの分野ですごく専門性の高い皆さん方というのは、佐賀はすごい取組をしているなと。例えば、スポーツ業界でいえば、SSPとかですね。NPO、CSOの皆さん方も、ああ、佐賀にみんな集結しているんだとか、それぞれの分野ではあるんだけれども、それがだんだん、もっともっと普遍的になっていくと、いわゆる一般的な皆さん方に、あれ、何か佐賀っていろんなやっていること一つ一つが本質を突いて光っているなという雰囲気にがらっと変わるタイミングがあると思うんですね。だから、そういったものを楽しみにしながら、今はそれぞれの施策に磨きをかけている。
 ただ、やっぱり一番大事なのは、県民のみんなが佐賀をちゃんと誇れて、本当に「何もなかよ」じゃなくて、「何でんかんでんあるよ」と世界各所へ発信できるかというところも大きな力なので、そちらの方がこれから大きなポイントになってくるのかなと思っています。





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