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新型コロナウイルス感染症関連 その1

最終更新日:


○STS
 では、続いて新型コロナについて質問させていただきます。
 昨日、過去最多の694人の陽性が確認されまして、昨日の対策本部会議では、今後の病床使用率の予測の推測値が最大54%で、最高だった65%まではまだ隙間があると。今は行動を制限するタイミングではないという話があったと思います。
 改めてなんですけれども、病床使用率の54%を上回るかというのを1つのラインにして、県としてはそれまでは状況を見守っていくということでしょうか。その経済活動とのバランスも含めて知事の思いをお願いします。

○知事
 そうですね、これは昨日、第137回目の対策本部会議で出させていただいた資料ですけれども、これはデルタ株の病床使用率が65.5%まで行きました。このときというものが、我々にとっては一つの目安になっていて、今はこのオレンジのところが実際の数の束なんですけれども、オミクロン株になるとこんなに大きいけれども、このオミクロン株の特性から病床使用率まではなかなか行かない。半分以上が若い人だということと、やはり弱毒化しているということもあって、ただ、それでもこれだけ今増えているので、使用率20%を超えているところまで来ているので、今の状況であれば、県民の皆さん方に、特にもちろん感染症対策はしていただいているけれども、行動自粛をお願いする状況ではないなというのが我々の思いでありまして。昨日お示ししたもう一つのこれですね、これはずっとうちの分析チームがやっているやつなんですけれども、今年の正月からのBA.1も、大体このスタートから40日ぐらいで落ち着いてきている。落ち着いたら今度はBA.2に置き換わってきたらまた40日程度で落ちてきていると。これは科学的に我々は説明できないんですが、恐らくウイルスの特性なのかなという気もしないでもないんだけれども、また今回BA.5でまた今上がり始めています。これが同じように40日ぐらいが頂点だとすると、7月20日ぐらいと読んでいます。そのときに計算すると大体1日1,000人ぐらい出て、病床使用率が54%ぐらいが頂点だろうと見ているわけですけれども、ここまでであれば、このままいけば何とか対応できるかなと、きついながらも対応できるかなというところなんですけど、この数字よりも上に行ったりとかという状況になっていくと、先ほど言った対応レベルを上げるとか、病床をもっと足していくとか、いろんな新たな手だてを加えなければいけないので、そういったところを県民の皆さんと一緒になって、何とかこの線の中に収まるように共に頑張っていきたいと申し上げたのが昨日の対策本部会議ということになります。

○STS
 仮に54%を超えた場合というのは、警戒レベルの引上げというのは具体的にどういうことを考えていらっしゃいますか。

○知事
 この状況にもよると思いますけれども、さらに強い行動を促すようなやり方、今までのやり方だとまん延防止等重点措置の適用だとか、飲食店という話が今までのパターンだったけれども、ずっと分析してみて、それで対応できるとは思えないので、これに対して。あまりにも感染スピードが速い、そして、ほとんどが幼稚園や保育園、小学校低学年といったところというところが、やむを得ないと思います。どうしてもそこはこの社会生活をしていれば感染をしていくところなので。ただ、あそこで収まってくれればいいなというところもあって、その状況をつぶさに見ながら、これから呼びかける内容とか、対応する病床の問題とか、人の対応の問題とか、その総合的なパッケージで考えていきたいなと思います。
 ですので、今のままこの予想数字のところで収まっていれば、このまま今の形で社会生活を一緒に両立した形で県民の皆さん方と共に頑張っていくという日々が続くということです。

○STS
 確認ですけれども、まん防であったり、飲食店の時短は考えていないということですか。

○知事
 はい、考えておりませんし、先のことは分からないと思います、危機管理なので。なので、先が見えない中で、これまでの蓄積、何をしたらどういう効果があるのかということと、そういったものをフルに考えながら、予想指標との関係の中で、どういう対策が有効なのかということについては適宜対応させていただきたい、発表させていただきたいと思います。

○STS
 最後にマスクについてなんですけれども、国が状況に応じて熱中症対策で外してもよいと言っている中で、昨日の対策本部で換気についての話はありましたけれども、県民がどうマスクを着用すべきかという点について、知事の考えをお願いします。

○知事
 基本的には、屋外ではマスクを外していいと私は思っています。なかなかやはり社会的な雰囲気の中で外しにくい環境という声をよく聞くんですけれども、一般的には屋外では外していいと思いますし。ただ、分かっていらっしゃると思いますけど、外したままで2人でがっと話し合ったりとかすれば、それはリスクは高まるわけでありまして、そこは、そのあたりの常識。だから、私は何人以下で会食とか、ああいうのはどれだけの意味があるのかなと思っていて、それは県民の皆さん方もこれまでコロナと2年以上もお付き合いしている中で、どういったところがリスクがあるのかというのはある程度分かっていただいているんではないのかと思うので、そこは県民の皆さん方を信頼して、屋外は基本的には外していいじゃないかと思っております。





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