佐賀県 知事室TOP総合トップへ
佐賀県 こちら知事室です佐賀県 こちら知事室です(スマホ版)
背景色
青
黒
白
文字サイズ
拡大
標準

新型コロナウイルス感染症関連 その2

最終更新日:


○NHK
 よろしくお願いします。コロナ関連で2つ質問させていただきたいと思います。
 まず、マスクの着用についてなんですが、国のほうでいろいろと見直しの方向を検討するというふうな話もありますけれども、マスクを外してよい場面とか、あと、子供の対応とか、そこら辺について、国のほうにどのように示してもらいたいか。また、知事自身どのように考えていらっしゃるかということをお聞かせいただきたい。
 あともう一点、外国人観光客の受入れが検討段階に入って実証実験を行うということですが、まず、この実験については、都道府県から同意を得られた場合に受け入れることになるというふうに伝えられていますけれども、この実証実験を受け入れるお考えがあるのかというところと、そうでなくても、外国人観光客の受入れについて、今後どのように準備をされていかれるかということをお聞かせいただければと思います。

○知事
 まず、マスクの件ですが、最初に子どもの話をしますけれども、特に保育園、幼稚園の年齢の低い皆さん方にマスクをするというのは私はいかがなものかという話は知事会でもさせていただいて、現場を見ていただくと、それによって失われるあまりにも大きな子育ての上での課題があるという話をさせていただいたので、基本的に、子どもについてはできる限り緩和していただくと。特に幼稚園、保育園でそれを推奨するのはやめていただきたいというのは一貫した考え方です。
 それから、今の状況で屋内はもうしばらく、例えば、今日とかもそうですけれども、こうやって人がいっぱいいる中でということでありますから、もうしばらくはリスクを回避していくということについては私も同じ考えです。
 問題は、外ですね。外については、ぜひ分かりやすいやり方がいいと思うんですね。ずっと去年から国は2メートルとかいう話をされていたような気がするんですけれども、2メートル離れてマスクを外すのは、何となくぴんとこないというか、違和感があるというかですね。なので、基本的に屋外ではマスクを外していいという状況になったときにそう言っていただくのが一番いいかなと。ただ、もちろん、わあっとシャウトするとか、外でも声を出し合うというのが危ないというのは、さすがに国民の皆さんも分かっていらっしゃると思うので、もちろん例外はあるんだけれども、基本的にはマスクを外してもいいよというふうな話のときに、ぜひそう決めていただきたいなと。
 やはり分かりやすさは大事なので、私も2年間ずっと県民の皆さんといろいろやっていましたけれども、佐賀県はあまり何人以上の会食とか何メートルとかいう話をしたことがありません。それは伝わらないし、県民の皆さん方にとっては、とても分かりやすくお互いのコンタクトができるというところが大事なので、やはりその辺りの省令でも規則でもつくるように、何メートルはよくて何メートル以上というのは、なかなか受け入れられないのではないのかなというふうに思います。
 ですので、そういった状況というのを踏まえて、国にはそれが出せる段階でしっかりと分かりやすく示していただきたいというのが、これは私の思いです。
 もう一点は、外国ですね。基本的に我々も、非常に外国人観光客の皆さん方には佐賀は愛されて、非常にいい調子で来ただけに、本当にその再開を首を長くして待っている状況であります。基本的に、今のオミクロン対応であれば、ある程度しっかりと各国の状況も踏まえた上で、国とも相談させていただいた上で、門戸を開いていきたいとは思っていますけれども、それは一つ一つつぶさに現状を踏まえたことをベースにやっていきたいと思います。
 変異株、相手が違うので、今のままでということであれば対応できるんではないのかなと。それもしっかり慎重に手順を踏んでと思っていますが、状況をしっかりと踏まえた上で、臨機に対応していくというのがこれからのコロナ対応の大きなポイントになろうかと思っています。
 
○朝日新聞
 これまで出た分の関連で2点ほど教えてください。
 まず1つ、コロナの移行判断の話で、なぜ施策が必要かというのを訴えるためには統計的な知見なりデータというのが必要だと思います。その点について、例えば、積極的疫学調査、当初かなり力を入れてやっている中で、数が今の第6波では手が回らなくてできないというような、やらないというか、できないというか、実質問題的に手が回らないというところも出てきたと思いますけれども、そこら辺のあんばいというか、しっかり必要だというデータを取りながら行政として進めなくてはいけないところの難しさもあると思うんですけれども、そこら辺はどういうふうに捉えておられるか。

○知事
 まさに先ほど説明した緊急時と平時の話で、もう忘れもしませんけれども、2年数か月前に3月に、学校を急に閉じることになりました。それは、確かに今思えばいろんなことがありますけれども、当時の判断でしてみると、本当に相手が見えなかったのでということで、非常に緊急性の高かったことなんだろうという認識があるかと思うんです。ただ、今、ずっと変異をコロナがしていって、だんだん、確かにいろんなデータも出てくるし、誤解を恐れずに言うと、だんだん平時に近づいている気がするんですね。だから、そうした中では、我々も多分に経済に影響を及ぼすような、個人の私権に影響を及ぼすような措置というのはできる限り分析に基づいた形で説明責任を果たすべき部分が広くなってくると思うので、私とすると、緊急性のところについて行政が措置をすることについては分かっていただきたいと先ほども申し上げましたけれども、それが徐々に、だんだんコロナに対応しても平時に近づいてくる状況の中でしっかり説明責任、それからエビデンスといったものについて示さなければいけない責任の度合いは高まっているだろうと認識しております。





このページに関する
お問い合わせは
(ID:92039)
佐賀県 政策部 広報広聴課
電話:0952-25-7219 (直通) FAX:0952-25-7263
県政へのご意見はこちら

Copyright© 2016 Saga Prefecture.All Rights Reserved. 佐賀県