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コロナ対策

最終更新日:

 おはようございます。4月になって替わられた記者の皆さんもおられると思います。これからよろしくお願いいたします。
 さて、今日はまず、コロナ対策から報告させていただきたいと思います。  非常にループ感染が再拡大しております。これが第5波、これが第6波になるわけですけれども、一旦病床使用率も落ちかけていたわけですが、また今増える傾向ということでありまして、佐賀県の場合、人口当たりの陽性者数というのが非常に高いところに位置しているという状況です。
 陽性者のうち20歳代以下が5割ということ、40歳代以下は8割ということであります。非常に若い人中心ということでありまして、このオミクロン株になってからは50歳未満の皆さんの中から重症者は出ていないという状況なんです。ですので、そのほとんどは発熱、咽頭痛、喉が痛いといったことで、軽症、無症状の方が多いというのが現状であります。  数が多い要因というのは、佐賀県の場合は15歳以下の人口比率が全国で沖縄、滋賀に次いで第3位といったところなんかも影響しているのかなと思ったり、佐賀県の場合はかかりつけ医をしっかりお持ちで、全国で第1位の外来罹患率、そういったところも非常にありがたい環境なのかなと。そういったところも含めて数字が多めに出ることはあるんですけれども、それでも我々が気をつけなければいけないのは、数が多くなるということは、その分高齢者の感染が増える要因になりますし、今、病床使用率29.5%ですけれども、今日は間違いなく30%を超えていきます。
 ということで、このまま推移していくと、病床使用率がずっと30%にとどまらず、40%、50%ということになりますと、我々が一番気にしている病床が逼迫していくことになるものですから、今、佐賀県が置かれている、今度のオミクロンは軽いねという環境が、何となくまちの中にあるわけですけれども、このままいくとその軽いものがボディーブローのようにどんどん効いてきて、深刻な事態を起こしかねないと認識しているので、県民の皆さんと共に、今の段階から改めてマスク着用、改めて手洗いとうがいの励行、そして、換気という基本原則を、もう一度基本に立ち返って、みんなで気持ちを一つにしていくことが大切だと思います。それをやることによって、病床使用率を抑えることを防げるんだと思っています。
 逆に言えば、そうでないと佐賀県の場合、先ほどから申し上げているように15歳以下のお子さんの率が高いという特性もあって、全国に先駆けて走っていく可能性があるので、よくそういったところを県民の皆さんと共に気持ちを一つにしていきたいなと思っています。
 それともう一点、ワクチン接種が特に重症化を防いでいるということで大きな効果をもたらしていると我々は認識しているんですけれども、この3回目のワクチン接種なんですが、佐賀県の場合、65歳以上は接種率が87.6%です。これに対して、12歳以上20歳代以下の対象年齢のワクチン接種率は16.4%。高齢者は87.6%、20歳代以下の若年者は16.4%ということで、明らかに差があって。若い皆さんからすると先ほど冒頭申し上げたように(症状が)軽めなので、ワクチン接種を避けられる傾向があるんだけれども、もし可能であれば特にご家族とかいろんなところに、高齢者がおられる場合とか影響も大きい、広がる可能性がありますので、可能な限り接種いただければありがたいなと思っております。
 そういった状況で、今後しっかりとこの先を注視しながら、高齢者の状況、それから、病床使用率をよく注視しながら、また対策を打っていきたいとに思っております。
 以上、冒頭、コロナ対策についてでした。
 続きまして、私からお知らせすることが3点ございます。





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