続きまして、2点目です。佐賀県パートナーシップ宣誓制度を今日から始めます。
ご案内のとおり、“さがすたいる”というのが佐賀県の標榜しているやさしさのカタチです。県民一人一人がお互いの個性を尊重するということで、お互いに認め合うような佐賀らしい優しさということを大切にしている、“さがすたいる”という大きな考え方を皆さんと共有したいと思っています。
ということで、自然な形で触れ合う、何か外国人対策とか障がい者対策とか、そういうことではなくて、何か自然にみんながお互い幸せになるような、そんな姿を求めていきたいというのが佐賀県のスタイルでありますので、自然とみんなが一緒にいる、一緒に分かり合っているというふうな雰囲気をつくっていきたいと思っています。
本日よりパートナーシップ宣誓制度を始めたいと思います。
例えば、病院で、好生館などでパートナーが家族でないから、入院した際に面会ができないだとか、いろんな告知が行われないといった問題点ですとか、事故に遭ったときに病院から連絡が来ないだったり、そういった声もありましたので、取りあえず、我々としてそういった障壁を取り除いてあげたいという気持ちで、まずは県が相互に協力し合う関係なんだということを県が証明することで、先ほど言いました病院関係だとか県営住宅への入居というものを可能にして、少しでも前へ向いていただけるような形にしていきたいと思っています。
具体的にはお二人で宣誓をしていただきまして、佐賀県がお二人の関係性を証明することになります。このような受領証ですね、「佐賀県パートナーシップの宣誓の証明に関する要綱の規定に基づき、パートナーシップの宣誓をされたことを証します。」ということで証明されますので、これを持っていただけると様々な、県営住宅だとか、病院とかで、そういった対応が行われますということです。
これから、ぜひ市町の皆さん方と話をして、宣誓が生かされるものを多くつくっていきたいと思いますし、唐津市もこういった制度を導入する予定と聞いておりますので、相互利用、どちらでも結構なので、宣誓された方がいろいろしっかり受け入れられるような佐賀県をつくっていきたいと思います。
今日から受付を開始すると考えていただいたらいいかと思います。ですので、受付していただくと、様々な準備というか、書類とかを整えていただいたりとかして、おおむね1週間前後でお互いで来ていただく日を決めまして、様々なプライバシーなどについても留意しながら交付をするという日を決めると、そういった段取りになっていくと思います。
これからぜひこういった“さがすたいる”の想いをさらに広げて、みんなが自然な形でお互いに尊重し合える、人にやさしい佐賀県をつくっていきたいと思いますので、ぜひパートナーシップ制度を使っていただきたいと思います。