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原発関連その1

最終更新日:

○佐賀新聞
 まず、きのう、九州電力のほうから提出された乾式貯蔵施設とリラッキングの事前了解願について対応をお尋ねいたします。
 まず、県の判断に向けて今後具体的にどのような観点で対応していかれる方針なのかというのをお示しください。
○知事
 昨日、リラッキング、そして乾式貯蔵施設設置に関する事前了解願が提出されました。これから原子力規制委員会において審査が行われますので、規制委員会に厳格な審査を行っていただきたいと考えています。そして、九州電力におかれましては、この審査に真摯に対応するとともに、県民に対するわかりやすい丁寧な説明を求めたいと思います。
 県といたしましては、九州電力から申請内容の詳細説明を受けるとともに、今後、国の審査の状況をしっかり注視していくということでございます。
○佐賀新聞
 県として具体的にどのような観点で、今回、判断に向けて対応していかれようと思っていらっしゃいますか。
○知事
 基本的には国の審査が先行していますので、国の審査というものをしっかり注視していくということ、そして、仮に国としての審査が終われば──終わればというのは、例えば許可がなされるということになりましたら、しっかりと、専門部会などもありますから、専門家の意見も聞きながら、そうした審査結果の確認を行っていくと、そういうことだと思います。
○佐賀新聞
 あと、乾式貯蔵施設の貯蔵期間についてのお尋ねなんですけれども、使用済核燃料は基本的には六ヶ所村に、再処理工場に搬出するというのが原則なんですけれども、基本的に再処理工場というのは、これまでも何度も運転が延長されていて、現時点でも稼働していないというところが、半永久的にとめ置かれるのではないかという不安につながっていると思うんですけれども、そんな中で、きのうも副知事のほうから言及がありましたが、貯蔵期間については九電のほうも明言をしていなくて、基本的には六ヶ所村への搬出が基本だという回答をされています。
 そんな中で県として、そうであれば逆に、県のほうから貯蔵期限というのを申し入れていけば、より県民の不安の側に立った対応というのもできるのかと思いますし、国の議論を促すような契機にもなっていくかと思うんですけれども、貯蔵期限に関して知事のお考えというのは現時点でいかがでしょうか。
○知事
 そうですね、もちろんできるだけ早くと思いますし、貯蔵期間というものが漫然と長くなるという事態は避けなければいけないと思います。今お話しがありました六ヶ所村の再処理工場については、2021年度上期に竣工するという予定で、今、審査が進んでいると聞いておりますので、国のほうにおいても、この使用済燃料対策の推進というのが不可欠であるので、これからも国のほうにしっかりと、使用済燃料対策をやっていくことについての申し出をしていきたいと思います。
○佐賀新聞
 そして期限を設けたりとか、そこら辺を申し入れたりとか、そのあたりについての考えはいかがですか。
○知事
 期限をこちらが申し入れるということ自体がどういう効果を持つのかというのは、やはり再処理工場がしっかりできていかないと。その期限に、我々はできるだけ早いほうがいいわけでありますけれども、九州電力さんがしっかり対応する上で、どういう意味を持つのかという意味からすると、私は今の時点でそういうことは考えられないかと思います。





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