佐賀県 知事室TOP総合トップへ
佐賀県 こちら知事室です佐賀県 こちら知事室です(スマホ版)
背景色
青
黒
白
文字サイズ
拡大
標準

佐賀城本丸歴史館で特別展「肥前さが幕末維新の『志』-北へ南へ、佐賀人が道を拓いた-」を開催します

最終更新日:

 肥前さが幕末維新博覧会に伴う特別展の第3弾として、特別展「肥前さが幕末維新の『志』-北へ南へ、佐賀人が道を拓いた-」を開催します。
 北海道と沖縄、日本列島の北と南で顕彰されている佐賀人がいます。島義勇と11代齋藤用之助です。幕末・明治において、島は開拓判官として札幌の都市構想を描き、齋藤は島尻郡長として大噴火した硫黄鳥島から島民全員を久米島に避難・移住させました。使命感を以って大事を成し遂げた彼らには、今なお敬慕の眼差しが向けられています。
 この特別展では、主に明治初期の北海道開拓や沖縄での行政・危機管理等に「志」を以って取り組んだ島義勇と11代齋藤用之助の事績を貴重な現物資料で紹介します。また、北海道での島義勇顕彰祭や久米島での移住記念式典、佐賀と北海道・久米島の小中学生交流といった、先人の「志」が基となった現在の交流についても併せて紹介します。
 さらに、「さがのれきしをあそんでまなぼう!」をテーマに、子どもたちが楽しみながら佐賀の歴史について学べる体験型アミューズメントスペース「こどもいしんラボ」を「志」展開催に合わせてリニューアルするとともに、東芝グループ製アンドロイド「地平(ちひら)アイこ」さんが新たな衣装とトークでお客様をお出迎えします。
 多くの皆様の御来館をお待ちしています。


1 展覧会名称 特別展「肥前さが幕末維新の『志』-北へ南へ、佐賀人が道を拓いた-」
2 会   期 平成30年(2018年)11月1日(木曜日)から
平成31年(2019年)1月14日(月曜日・祝日)
3 開館時間 9時30分から18時
4 会   場 御小書院(特別展示室)、外御書院
5 観 覧 料 無料(募金の御協力をお願いしています。)
6 展示構成 (1) 「五洲第一の都」をつくる-島義勇の情熱-
(2) 硫黄鳥島大噴火からの久米島移住-11代齋藤用之助の使命-
(3) 現在へつながる2人の「志」
7 主な展示資料 島義勇自筆「入北記」(北海道大学附属図書館蔵)/重要文化財「開拓使文書」(北海道立文書館蔵)/大隈重信宛島義勇書簡(早稲田大学図書館蔵)/鍋島直正任開拓使長官宣旨(公益財団法人鍋島報效会蔵)/明治天皇下賜刀(北海道神宮蔵)/進貢船図(沖縄県立博物館・美術館蔵)/原忠順宛鍋島直彬書簡(琉球大学附属図書館蔵)/11代齋藤用之助資料(沖縄県立博物館・美術館蔵)等
8 こどもいしんラボ(「志」展バージョン)
(1)会 場 外御書院四之間
(2)内 容
  • ア 東芝グループ製アンドロイド「地平(ちひら)アイこ」によるお出迎え
  • イ 未来の偉人になろう!~展示ケースに入ってみよう~
  • ウ 大型スクリーンに投影するデジタル塗り絵「デジエ」
  • エ 観て触って遊びながら学ぶ「からくりボード」
  • オ バッジなどオリジナルグッズがあたる「ガチャガチャラボ」
  • カ 幕末維新期をイメージした衣装を身にまとって記念撮影ができる「なりきり明治維新コーナー」
9 関連イベント
 (1)  オープニングセレモニー
 ア 日 時 平成30年(2018年)11月1日(木曜日)9時10分から
 イ 会 場 御小書院(特別展示室)、外御書院
 ウ 内 容 書家江島史織氏による書道パフォーマンス、学芸員によるギャラリートーク等
(2)  こども着付体験
 ア 日 時 平成30年(2018年)11月3日(土曜日・祝日)、12月1日(土曜日)、平成31年(2019年)1月5日(土曜日)13時30分から15時
 イ 会 場 館内
 ウ 内 容 かわいいお姫様やかっこいい武将に変身できます。
(3) 特別展記念講演会〈Ⅰ〉 (第168回歴史館ゼミナール)
 ア 日 時 平成30年(2018年)11月11日(日曜日)14時~15時30分
 イ 会 場 外御書院 一之間、二之間
 ウ 講 師 榎本洋介氏(札幌市公文書館職員)
 エ 演 題 「札幌をつくり、見守る島義勇」
(4) 特別展記念講演会〈Ⅱ〉 (第169回歴史館ゼミナール/第11代齋藤用之助顕彰会共催)
 ア 日 時 平成30年(2018年)11月17日(土曜日)13時30分~15時30分
 イ 会 場 外御書院 一之間、二之間
 ウ 講 師 萩尾俊章氏(沖縄県立博物館・美術館主任学芸員)
 エ 演 題 「第11代齋藤用之助の生きた時代と沖縄」
 オ 演劇上演 「最後の葉隠武士~神様と呼ばれた男、第十一代齋藤用之助~」(谷口文章氏脚本)
(5) 特別展記念講演会〈Ⅲ〉 (第170回歴史館ゼミナール)
 ア 日 時 平成30年(2018年)12月1日(土曜日)13時30分~15時
 イ 会 場 外御書院 一之間、二之間
 ウ 講 師 谷本晃久氏(北海道大学大学院文学研究科教授)
 エ 演 題 「幕末維新期の蝦夷地・北海道と札幌―島判官の来た頃―」
(6) 特別展記念講演会〈Ⅳ〉 (第171回歴史館ゼミナール/第11代齋藤用之助顕彰会共催)
 ア 日 時 平成30年(2018年)12月15日(土曜日)13時30分~15時30分
 イ 会 場 外御書院 一之間、二之間
 ウ 講 師 仲宗根弘之氏(沖縄県島尻郡久米島町字鳥島区長)
 エ 演 題 「11代がつないだ我が鳥島」
 オ 演劇上演 「最後の葉隠武士~神様と呼ばれた男、第十一代齋藤用之助~」(谷口文章氏脚本)
(7)  「志」フェスタ~佐賀の和スイーツと北海道・沖縄体験~
 ア 日 時 平成30年(2018年)11月11日(日曜日)
 イ 会 場 館外
 ウ 内 容 「志」展にちなんだイベントや佐賀のグルメが集合します。
(8)  「志」展スペシャルトークイベント
 ア 日 時 平成30年(2018年)11月18日(日曜日)
 イ 会 場 外御書院一之間・二之間
 ウ トークゲスト 齋藤孝氏(明治大学教授)
 エ 内 容 ベストセラーシリーズを数多く出版され、TV等のメディアでも御活躍の齋藤孝先生に、幕末維新期の佐賀藩の「志」を現代そして未来に活かすヒントについてお話しいただきます。
 オ 申込方法
  • 申込開始日:平成30年(2018年)10月18日(木曜日)
  • 申込方法: 往復ハガキ(1申込につき1名まで)
  • 申込締切日:平成30年(2018年)11月4日(日曜日)必着
  • 当落通知: 返信ハガキにて通知
  • 往復ハガキ記入方法
    往復ハガキ記入方法
(9)  こどもいしんワークショップ
 ア 日 時 平成30年(2018年)11月24日(土曜日)、11月25日(日曜日)、12月1日(土曜日)、12月2日(日曜日)
①10時~11時30分、②13時30分~16時
 イ 会 場 館内
 ウ 内 容 「志」展のテーマである北海道・沖縄の伝統や文化を楽しみながら学べるワークショップです。
(10)  佐賀城本丸こどもガイド体験
 ア 日 時 平成30年(2018年)12月9日(日曜日)、12月16日(日曜日)
 イ 会 場 館内
 ウ 内 容 佐賀城本丸歴史館で子どもガイドデビュー!子どもたちが佐賀の先人達の「志」を学んでお客様に伝えます。
(11)  お正月イベント
 ア 日 時 平成31年(2019年)1月1日(火曜日・祝日)~1月6日(日曜日)
 イ 会 場 館内外
 ウ 内 容 凧作りや昔あそびなど、日本の伝統的なお正月を体験できます。ハイハイレースなど毎年大人気のイベントも開催します。
 エ その他 詳細は決まり次第、再度プレスリリースします。
(12) 第172回歴史館ゼミナール
 ア 日 時 平成31年(2019年)1月12日(土曜日)13時30分~15時
 イ 会 場 外御書院一之間、二之間
 ウ 講 師 藤井祐介(本館学芸員)
 エ 演 題 新視点・島義勇と11代齋藤用之助(仮)


≪トークゲスト・講師プロフィール≫
齋藤孝氏
(さいとう・たかし)
 明治大学文学部教授。1960年静岡生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。専門は、教育学、身体論、コミュニケーション技法。
 2001年『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス)で新潮学芸賞受賞。同年に出した『声に出して読みたい日本語』(草思社・毎日出版文化賞特別賞)がシリーズ260万部のベストセラーになり日本語ブームをつくった。著書累計出版部数は1000万部を超える。
榎本洋介氏
(えのもと・ようすけ)
 1955年、北海道生まれ。1978年北海道教育大学札幌分校卒業。1982年東京学芸大学大学院修士課程修了。
 新札幌市史編集調査員、札幌市立北辰中学校教諭、札幌市教育委員会文化資料室・新札幌市史編集員を経て現在に至る。
 主な論文・著書に、『北海道の歴史と文化』(共著、北海道出版企画センター、2006年)、『明治期近代日本の光と影』(共著、同成社、2008年)、『開拓使と北海道』(北海道出版企画センター、2009年)、『島義勇〈佐賀偉人伝5〉』(佐賀県立佐賀城本丸歴史館、2011年)などがある。
萩尾俊章氏
(はぎお・としあき)
 1957年、長崎県生まれ。琉球大学法文学部社会学科卒業。筑波大学大学院地域研究科修了。高等学校教諭、沖縄県立博物館学芸員、沖縄県教育庁文化財課勤務(2018年3月定年退職)を経て、再任用として現在に至る。
 主な論文・著書に、『沖縄国頭の村落』(共著、新星図書、1982年)、「沖縄における泡盛と神酒の諸相」(『沖縄県立博物館紀要』18、1992年)、『泡盛浪漫』(共著、ボーダーインク、1996年)、『沖縄の素顔』(共著、テクノマーケティング、2000年)、「首里と那覇の都市民俗」(『都市と境界のミンゾク』吉川弘文館、2001年)、『泡盛の文化誌 沖縄の酒をめぐる歴史と民俗』(ボーダーインク、2005年)、「齋藤用之助の業績と生きた時代」(『“葉隠の心”で沖縄に尽くす-第十一代齋藤用之助・その系譜-』、2012年)などがある。
谷本晃久氏
(たにもと・あきひさ)
 1970年、北海道札幌市生まれ。1993年学習院大学文学部史学科卒業。1998年同大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程を中退し、同大学文学部助手。その後、北海道教育大学岩見沢校助教授、同札幌校准教授、北海道大学大学院文学研究科准教授を経て、2018年より現職。
 主な著書・論文に、『近藤重蔵と近藤富蔵〈日本史リブレット人58〉』(山川出版社、2014年)、「近世の蝦夷」(藤井讓治ほか編『岩波講座日本歴史』第13巻近世4、岩波書店、2015年)、「幕末・維新期の松前蝦夷地とアイヌ社会」(明治維新史学会編『講座明治維新第1巻 世界史のなかの明治維新』、有志舎、2010年)などがある。
 また現在、北海道大学アイヌ・先住民研究センター兼務教員、東京大学史料編纂所共同研究員、国立歴史民俗博物館総合展示第5・6室リニューアル委員会委員、北海道史編さん委員会専門委員、札幌市文化財保護審議会副会長などを務める。
仲宗根弘之氏
(なかそね・ひろの)
 1975年、沖縄県島尻郡久米島町字鳥島生まれ。2013年から字鳥島区長を務める。硫黄鳥島からの移住以来毎年欠かさず行われてきた「移住記念式典」を主催し、海の恵みを感謝して大漁や航海安全を祈願する勇壮な爬竜船競漕(鳥島ハーリー)などの行事を統括する。





このページに関する
お問い合わせは
(ID:91334)
佐賀県 政策部 広報広聴課
電話:0952-25-7219 (直通) FAX:0952-25-7263
県政へのご意見はこちら

Copyright© 2016 Saga Prefecture.All Rights Reserved. 佐賀県