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県政運営関連

最終更新日:

○時事通信
 1期目の4年が間もなく終わる中で、地元紙の調査では知事を評価する理由に政策への期待というのが上位に挙がらなかったという調査がありましたけれども、そういった評価に対する受けとめというのをどのように考えていらっしゃるのか。知事としては政策に随分力を入れてきたという自負はあろうかと思いますけれども、その辺の受けとめを改めてお聞きします。
○知事
 そうですね、私が今の県政を説明した相手の皆さん方はだいぶそのあたりはわかっていただいている方も多いんですけれども、やはり県内を歩いてみて、よく言われることに、「あれ、そんなに知事さんて気さくやったと」とか、「そんなに笑顔を見せると」と言われることがあって、「なしてね」と言うと、「だって、テレビを見ているといつも難しい顔をしとるもんね」と。ああ、確かに私が一番報道されることというのは、自衛隊の使用要請と、原発の再稼働の問題と、諫早湾開拓と、新幹線をどうするのかということが圧倒的に多いので、そのときには、やはり精神的にどうしても真剣に厳しい顔をしているので、何かほかの政策、例えば、ものづくり基金もそうだし、佐賀さいこう!企画もそうだし、サガプライズ!もそうだし、そういったような展開、思いをつなぐ福祉の施策だったりとか、そういったところというのがなかなか伝わる機会がないのかなというのが課題だなというふうに思いますので、そういったことも含めて、今回の選挙戦ではしっかり話をしていきたいなというふうに感じています。
○時事通信
 関連で1点なんですが、そういった中で、例えば、先日の伝承芸能祭とかがあって、真の事業の狙いというのは、地域コミュニティーの維持だったり活性化というところにあったりすると思うんですけれども、表層的にそれを捉えると、祭りが一堂に会したイベントだというふうに捉えられる可能性もあって、あるいはさがデザインみたいな、目的そのものに奥行きがあるような深い意味があるんだけど、それを一言で説明したりとかするのが難しい、概念的な話というか、物事を生み出すスキームというか、大事なもの、スキームみたいなものだと思うんですけれども、こういった深い意味がある事業というものを佐賀県が実施しているということについて、県民への伝え方について職員に指示したいこととかありますか。
○知事
 そうですね、特に職員には、時代感というか、大きな視点というものを持ってもらいたいなといつも思っていて、政策を自分でつくる立場になって物事を考えると、今の世の中で行われているさまざまなことに意識を持たなければいけないということになると思いますね。その部分が、うちの職員は非常に丁寧で、特にローカル的な部分というのはとてもきめ細やかにしっかりやっているところがあると思うので、あとは大きな視点を自己経験等を絡めてどのように持ってもらえるのかなと。何となく、私が言っている、「人を大切に、世界に誇れる佐賀づくり」って、深く考えるといろいろわかってくることがあると思うんですね。
 先ほど言っている伝承芸能祭にしてもそうですけれども、佐賀は佐賀らしく、こんなにグローバルに多くの外国人が来て、これからもっと移住者も増えるような環境の中で、佐賀が佐賀としてのアイデンティティーを持つためには、佐賀ということにこだわって、そこに誇りを持って、それがつながっていくという社会をどうつくっていくのかということだと思うんです。ですから、これからの時代の流れということも考えたときに、どうあるべきなのかということを自分の頭で自分の考え、自分の言葉でそれを発信していく、それをお互いで議論しながら、県政の方向が決まっていくという姿をさらに深めていかなければいけないなと。そこに、先ほどお話しいただいたみたいに、県民の皆さん方ももっと共有して、同じ船に乗れたらもっとすばらしいわけで、そこの一つの措置が今回の維新博だったと。共通の話題があったというふうにも考えていただきたいと思います。
○佐賀新聞
 県政運営に関して質問なんですけれども、知事がかねがねおっしゃる佐賀空港の利用者数が伸びているとか、外国人の来県者が増えているとか、必ずしも、要は県の施策だけが影響しているわけではなくて、全国的な影響で伸びているみたいなところも一方ではあるかと思うんですけれども、そういう状況も踏まえながら、この4年間を振り返ってみて、自身の県政運営の点数としては何点ぐらいで評価されるのかなというのを伺いたいと思います。
○知事
 点数をつけるのは、本当に、県民の皆さん方でと思いますけれども、自分なりに全力を出し切っている感というのはありますし、もちろん、出ている数字全てが県政の寄与だとか、それが出ているとは思っていません。それは本当に、県の力というのは県民力、県全体の県民の総合力だと思うんですね。そのときの大きな方向性を示すのが私だったりするわけですけれども、その総合力というのは、もっともっと私は佐賀県でまだまだいける、もっと大きな力がある、ポテンシャルはまだまだ、一番かがんだところにいるぐらいに思っているので、それはこれから県民の皆さんとともに対話をしながら、しっかりやっていくということで、さまざまな数字を押し上げたいというふうに思っております。
○佐賀新聞
 県民の総合力も含めて、今アリーナの建設であったりとか、飛躍の象徴として捉えられていますけれども、その辺も含めて、今後、選挙戦であえて新しく訴えていきたい、総合計画に新たに、今までの継承の中でもまた新たにこういうことをやっていきたい、維新博みたいな、そういうことというのは何かありますでしょうか。
○知事
 そうですね、幅広い分野に種をまいて、もう芽が育ってきているところもかなりあるので、もっともっと花が開くような形で、今回考えていきたいなというふうに思います。
 文化やスポーツの部分も、本当に多くの種をまいてきました。みんな非常に活気が出てきた団体もいっぱいあって、そういう人たちが大きな舞台でそれを開花できるような形にしていきたいなと思いますし、最近は、例えば商店街なんかもそうですけれども、時代は大きく変わっていて、私は商店街全体の振興というのはなかなか難しいと思っています。やはり今、外国人の皆さん方も、佐賀のまちとか唐津のまちを歩くようになってきて、それをどうつかまえていくのか、個店の魅力というか、個々の魅力としてどう新しい時代に合ったような展開をしていくのかということが求められると思うので、せんだっても商店街で頑張っているみんなと一緒に意見交換なんかもしてみたんですけれども、そういう伸びていく若い力、最近、海外にものを売っていきたいという、七人の侍なんだという、七賢人になりたいというメンバーがやってきて、俺たちはこれから海外でやるからという連中もおったし、日本酒なんかも実際頑張っているのは40代、50代の連中が中心になって頑張っていたりする、そういうこれから未来を支えるような人材育成をしっかりやっていって、ぜひ将来の発展の芽というものをもっともっと確たるものにしていくという、これから大事な4年間、5年間を迎えるというふうに思っております。





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