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平成30年7月豪雨関連その2

最終更新日:

○朝日新聞
 すみません、別で申しわけないんですが、災害の関連でお伺いします。
 今回、未曽有の大災害となりました。今回の県の初動の対応を見ると非常に先手先手で、早目に連絡室を設置したりだとか、警戒本部に体制変更したりとか、知事通知を日没前に出されたりとか、非常に先手先手の対応をなされていると思います。その部分でトップとしての危機管理についてのお考え、それと一方、東京のほうですが、安倍首相であるとか自民党の国会議員さんが記録的な大雨になる予想があった中で、5日に懇親会をされていたということで、そういう批判の声が集まっていて、自民党内からも苦言を呈するような話があっています。
 被災地感情として、佐賀でも大きな被害を受けられていますし、お亡くなりになった方もいらっしゃいます。けがをされた方もいらっしゃいます。被災県の知事として、このことについては何かご所見がありますでしょうか。
○知事
 一言言うとすると、私は県民の皆さんから見て、県庁がちゃんと頼りになるんだろうかとか、知事がしっかりやってくれているんだろうかというところは大きなことなんだろうと思います。今回も警戒本部の本部長は副島副知事でした。副島副知事はずっと徹夜で警戒をしてくれました。そうした職員がしっかりやっている姿勢というのがとても大事。もちろん中身が大事なんだけれども、中身だけではなくて、どういう警戒体制で我々がこの災害に向かっているのかということ。そういうことをしっかりと真剣に見せていくというのが災害対応ではとても大事なんだろうと思います。
 ですので、国のことについて私はコメントする立場ではありませんけれども、今、この瞬間にも厳しい状況におられる皆さん方、そういうことにしっかりと思いをはせる。我々も被災地に何か支援をしたいと思うけれども、これはなかなか難しいんです。私がもう一つ訴えたいのは、命の話をしましたけれども、やっぱり一番大事なのは、そこにいる人たち。現場で何が起こっているかということです。ですから、現場の皆さん方にできる限り声を出してもらって、こうしてほしい、ああしてほしいというのをちゅうちょなく言っていただいて、それに対して周りがしっかりとフォローしていく習慣をつけていくことも大事だと思います。
○NHK
 災害対応についてなんですけれども、筑肥線の脱線事故についてです。
 その後の影響を考えると、県民への影響は非常に大きい出来事だったかなと思うんですが、先ほど少し言及がありましたけれども、JR九州からのお話というのはなかったということなんですが、それを受けての受けとめと、それを受けての県の対応をもう少し具体的に教えてください。
○知事
 JR九州さんは、いわゆる防災計画上の指定公共機関になっております。ですから、いざ何かあったときに、我々として車両に乗っている皆さん方も含めてすぐに対応しなければいけない立場だと思っております。ですので、これは担当課に聞いてもらいたいんですけれども、JR九州さんは、国には連絡していたみたいですけれども、余り県に連絡する意識がなかったという話のようで、ちょっと切ないなと。私らは、JR九州がもしそこで何か、新潟県の事故のときのようにとまってしまって、何時間も動けない状態だったら、県として本部をつくって、さまざまな人たちと連絡体制をとって、物資を運んだりとかいろんなことをやろうという思いで準備をしていますので。大事なパートナーなので、ぜひ迅速な連絡を。これも空振り覚悟で全く結構なのでと呼びかけるように指示しているところです。その結果についてはまだ私のほうには返ってきておりません。
○NHK
 その取り決めなどは特にはないのかなと思うんですが、そのない中で、ないとしたら、何か改善していくようなお考えはありますか。
○知事
 そう、私がびっくりしたのは、私も官邸で危機管理でやっていましたけれども、そういう公共機関との連絡体制がぴしゃっとできていて、全ての連絡が来るようになっているわけです。これはJRだけに限らずですが、県はパイプというのがちゃんとできていて、情報を集約できる形になると思ったので、これもしっかりこれから点検すべき事項だと思います。ルールがなかったからだというところに、私は私で唖然としながら反省をしています。





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