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全国スポーツ大会関連

最終更新日:

○読売新聞
 次に、佐賀国体についてお伺いしたいんですけれども、佐賀国体と呼ぶべきか、国スポと呼ぶべきか、5年後の佐賀国体に向けて、今、いろいろとSSP構想を打ち出したり、スポーツエリートアカデミーを先日開校されたりと、選手の競技力向上についての取り組みも始まっております。
 知事もいろんな場で佐賀らしい戦いで勝ち抜くんですが、骨太の総合優勝を目指すとか、いろいろ天皇杯獲得に向けて意欲を示しておられますが、先催県の例とかを見ていきますと、一部例外がありますけれども、開催県が地元優勝していくというケースも続いております。知事としての佐賀国体の開催に当たって、今度優勝するということは、必須条件として上がってくるものなのかどうなのか、その意気込み、考え方を教えてもらえますか。
○知事
 佐賀はやっぱり本当に真摯に、愚直に、真っ直ぐに、ひたすらいいというところを追求すべきだと思っていて、何で、今回もそのSSP構想だとか、そういうことをやっているかというと、国体のところで1位を取ることが、天皇杯を取ることが全てのミッションだと思うのは私は間違いだと思うんです。
 もちろん、1位を狙うか、2位を狙うか、3位を狙うかといったら、当然トップを狙うべきだけれども、それを狙う過程でできていったすばらしいものが、ちゃんと国体が終わった後もずっと国スポが終わった後も引き続いて佐賀県の血と肉にならなければいけないと思います。ここでミッション誤りをすると。1位になるためだけに、いい選手をかき集めてくるとか、そういう間違った考え方、そして、例えば、指導者は来たほうがいいけれども、国スポ、全障スポか終わったら、どこかへ行ってしまうと、そんなことでとった1位に私は価値があるとは思えないので、私は骨太で1位をとりたいというのは、しっかりと将来根づいたやり方をして1位を目指すという意味で申し上げております。
○読売新聞
 関連して、そのSSP構想であったり、スポーツエリートアカデミーの取り組みとして、地元の若い人たちをこれから育てていって、ターゲットエイジとかいろいろ言われておりますが、育てていくやり方と思うんですけれども、1位を目指していく上で、少年の部というところでは、今の考えのようなことでわかりますが、当然ながら、成年の部で、じゃ、どうするんだという問題もあります。いろいろ人材を呼ぶにしても、地元企業との協力関係とか、いろんな課題もあるかと思うんですけれども、成年の部の取り扱いの問題、現在、佐賀県は43位のところを低迷している中で、5年後に優勝を目指すのかというのは、本来不思議に思うわけでして、そこの捉え方、考え方ですね。
 一部例外とも言いましたけれども、かつて高知県知事だった橋本大二郎さんが、やはり財政規模に合った国体を提唱されて、あえて目指さないという考え方もありました。優勝を目指すことと大会を盛り上げることは別だという、いろんな考え方はあっていいかと思うんですけれども、ちょうど佐賀国体というか、スポーツ基本法も改正されて、国スポというふうに佐賀が第1号の大会があるという、一つの契機でもあります。これまでの国体、いろんな問題もありましたけれども、佐賀から見直していく一つのきっかけにもなるかとは思うんですけれども、佐賀国体を盛り上げていくということにはどういったことが必要なのか、先ほど佐賀んもんで頑張っていくということもありますが、佐賀の地元の人材で優勝を目指していくというふうな考え方にあるのか、どういうふうにして盛り上げていきたいか、もう一度いいですか。
○知事
 成年についていえば、基本的にどこの県も、自分のところのふるさと選手とか、いろんな人たちをリクルートしたりとか、そういう県もあるわけですけれども、その後ずっとSSP構想に、しっかり関わった上で、指導者と選手セットで我々はやりたいと思うのです。ずっと佐賀のために貢献していただけるような成年の皆様に集まってもらいたい。それもありだと思っています。
 スポーツの世界でみんなが、今、世界やトップを目指すときに、1位以外を目指そうという発想があっては私はいけないんだろうと思います。やっぱりトップを目指すと。そのために何をなすべきか。全力でやっていく環境をみんなでこれからつくっていきたいと思います。やはり本物の姿で1位をとれたときに、場合によっては1位でないとしても、ここまでやったという全力達成感や、この力があればこれから先も頑張れるねという気持ちをつくることが、我々のミッションだと思うんです。そういう方針でやっていきたいと思っています。





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