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アサヒビール株式会社の進出についての知事インタビュー

最終更新日:

○佐賀新聞
 アサヒビールさんの九州唯一の製造拠点が、今度、鳥栖市に移転することが本日発表されました。まず受け止めを伺えますでしょうか。

○知事
 今回、アサヒビール株式会社さんが佐賀県に進出を決めていただいたということで、大変嬉しく思っております。特に今コロナ禍で、非常にみんな閉塞感の中で厳しい思いをしているので、その先に向けて明るいニュースということで、これまで様々な調整もしていたわけですが、今日こうやって発表の運びになって、アサヒビールさん、すばらしい会社ですので、佐賀県として心から歓迎したいと思います。

○佐賀新聞
 今、様々な調整というお話もありましたが、知事のトップセールスを含めて、企業誘致までの経緯をもし伺える範囲で言える部分がございましたら。

○知事
 それはアサヒビールさんのいろんなお考えもあられると思いますし、今回、博多工場の閉鎖ということとセットになっているので。私とすると、九州にとってアサヒビールさんは大変すばらしい会社、大切な会社なので、北部九州全体としての工場ということで受け止めさせていただきたいと思いますし、佐賀県に立地していただくので、佐賀県として全力を尽くしたいと思いますし、あのエリア全体、例えば、久留米とかを含めて、我々全体の振興を図っていきたいと思いますので、そういったことも含めて、様々な適地の中で、今回、佐賀県鳥栖市を選んでいただいたことに感謝申し上げたいと思います。

○西日本新聞
 県内に立地するということで、どんな効果を期待されているのでしょうか。

○知事
 もちろん、特にアサヒビールさんというと、スーパードライというイメージがあって、スーパードライを主力商品につくられると聞いておりますけれども、そういう産地、生というか、我々もビール大麦、二条大麦の日本一の産地でもありますので、そういったとれたてのような、そういう産品を、まさにフレッシュなビールを佐賀の地から出していけるんではないのかなという楽しみと、今後、ビールだけでなくて、様々な飲料というのを検討いただけると聞いております。
 さらに、今度の工場は、CO2の吸収量が排出量を上回る、いわゆるカーボンネガティブという、カーボンニュートラルの先を行ったような、そういう環境についても配慮した工場を目指したいということに大変我々共鳴しておりますということと、あと佐賀県といえば、我々はコラボをずっといろんな会社とやるのを得意としておりますので、様々な場面でアサヒビールさんと地の会社としてコラボができるということが何よりも楽しみです。

○朝日新聞
 今ある博多のアサヒビールさんの工場だと、アサヒビール園といってジンギスカンが楽しめるところがあって、行かれたことあると思いますけれども、ああいう人が寄れる拠点としての機能というのも期待されるところがあるんですか。

○知事
 まさに期待だと思いますね。これまでは様々な立地の条件などで調整をしてきましたので、これからいろんな相談をする中で、我々とするとまさに期待するところではあるんですけれども、それはお互いの話なので、どういった工場にしていくのか、まずは面積が十分取れるということ、あと水の供給とか、何よりもBCPの観点で佐賀県をとても気に入っていただいたということが原点でありますので、その先、さらに発展させるために、ビール園を含めて、先ほど言ったフレッシュなビールということも含めて、どういうことができるのかというのはこれからの相談になろうかと思います。

○朝日新聞
 味坂のスマートICも計画されていて、今回、アサヒビールさんが出てくることによって、さらに注目度というか、いいところなんだということの認知が高まる部分だと思うんです。そこら辺はどうですか。

○知事
 今の段階でも非常に九州のど真ん中で、結節点であるので、引き合いが多いエリアなんです。ただ、我々の場合、そういった工業用地をなかなか提供できずに、様々な制約がある中で、今回、味坂スマートインターチェンジというのは、我々にとっては大変一つのチャンスでもありますから、土地利用計画も含めて、もちろん防災という観点をしっかりと踏まえた上で計画を立てていって、様々な企業の皆さん方の期待に応えたいと思っています。





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