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令和3年2月5日第61回佐賀県新型コロナウィルス感染症対策本部会議後の知事インタビュー

最終更新日:


○共同通信
 2月7日で時短要請が解除ということになります。一方で、福岡県では緊急事態宣言が延長されて時短要請も続きます。足並みという意味ではずれてそろわなくなるということなんですけれども、そうすると、福岡県からのお客さんも来ることが予想されますけれども、その点ではいかがお考えでしょうか。
○知事
 福岡県さんも、数事態は減少傾向だと思っております。ただ、今ご指摘いただいたように、緊急事態宣言は福岡県さん続くわけですから、今後、福岡県さんの状況がどうなのかということについては、しっかりと注視をしないかなければいけないと思います。
 これから、そういった意味で福岡県、九州の中での人の流れとか、そういったものを注視しながら、状況を踏まえて先手先手で取り組むということにしたいと思います。
○佐賀新聞
 非常警戒措置を解除ということになりましたが、一方で、やることとしては県外での会食自粛であるとか、不要不急の対象地域への往来自粛であることは変わらないように思います。そこの実質的な意味合いをお伝えください。
○知事
 やはり警戒を解かないことが大事でありまして、増える1つの要因というものが、やはり県外での会食というものがあったわけでありまして、さらに、我々ステージ2ということでありまして、この流れでステージ1に持っていきたいと思っております。そのためには、ここの部分をしっかりと県民の皆さん方と気持ちを共有することによって、ステージ1に落とせるのではないかなと思いますので、連続性というものはここで保ちながら、さらに減少させていくということをするために。ただ、この時短要請ということについては非常に飲食店への影響も大きいところがあるので、一旦ここはしっかりとめり張りをつけて、お願いするときはお願いする。しかし、みんなの力で改善がされたときには一旦解除をして、みんなの力で支え合っていくという、かねてからの方針をしっかりと貫いていきたいと思います。
○佐賀新聞
 ステージ2と1というのは、定量的な指標があるわけではないと思うんですが、知事の中でステージ1に落ちるというのはどういうイメージでしょうか。
○知事
 基本的に、佐賀県が九州の中で一番抑え込められていた時代、12月までを指すわけですけれども、そのときには病床使用率もずっと1桁でありました。散発的な形であったので、あのときの状況に何とか戻していきたいなということですから、我々とすると、先ほど言った14%が10%を切るということがある程度何日か続くということになると、ステージ1ということになって、特に医療現場ということに関していえば、かなり改善がされるということだと思います。
○佐賀新聞
 改めて、非常警戒措置の効果があったのかどうかについてご所感をお願いします。
○知事
 本当にこの一年間、この仕事をやってみて、言葉の力の大切さって身にしみて感じます。物事ってやっぱり連続的でありまして、こう言ったら絶対こうとか、こうではなくて、このくらい押すと皆さんと一緒にこう戦えるみたいな、だから、私が常々、緊急という言葉をすごく大事に使いたいなと思っているのはそういうことであって、ついつい、もちろん報道の過熱とかいって、つい強い言葉で言ったほうがというふうになりがちなんだけれども、そこって実はすごく冷静に、これ県民の皆さんとのキャッチボールなので、冷静に言葉を残しておいて、いざというときに効力が強く出るように、もちろん今でも苦しい人たちもいるし、感染症対策もっと強くしてほしいという声も届くんだけれども、やはりそれは漫然とずっとやっているんではなくて、一旦、非常警戒措置を解除してということのめり張りというのが、やはり危機管理ではとても大事だと思うので、今度の知事会でも言ってみようかなと思うんですけれども、緊急って言葉って、もっと重くみんな受け止めなければ、本当に厳しいというときに、どうやって国民とか県民に伝えるのかなというところに非常に私は危惧をしております。
○朝日新聞
 今回の時短要請の理由の一つに、福岡県との移動を止めるためというのもあったと思います。改めて、止めるということならば、今回、これをやっているということで、ここがあるから、県外での会食をやめてほしいというから、今回解除しても別に大丈夫だということなんですか。
○知事
 先ほど申し上げたように、段階的な問題であって、福岡県自体の感染者数も減少している傾向にあるということも踏まえて、今後とももちろん注視しなければいけないんだけれども、今回の時短は解除する。ただ、この減少傾向、佐賀県の減少傾向を維持するためにも、こちらのほうは維持させていただきたいということです。
○朝日新聞
 今、その局面としては、何局面となるんですか。
○知事
 周辺のことをよく踏まえながら、このままステージ2から1に持っていかなければいけないという局面だと思います。このステージ2がまたステージ3に行かないようにするために、これを残したい。福岡の問題点は、医療の逼迫だと思っている。数自体はいい感じで福岡市や久留米市の数字を、福岡県の市町村別の数字を見ていても、いい感じでは落ちてきているので、このまま維持していただきたいなと思います。
 一番問題、東京なんだけれども、特に都市部がしっかりと抑え込む、できればステージ2に至る指標までと思っているので、最近、私が知事会で申し上げたように、500で終わりというのはちょっと甘いんじゃないかという中で、あれが最近は200、100というところまではしっかりとやるべきじゃないかという議論が起きていることについては大変歓迎したいと思っております
○西日本新聞
 病床使用率が今大分落ちてきていますけれども、再び上昇した場合というのは、また非常警戒措置を再度発出したり、時短要請をお願いすることはあり得るんでしょうか。
○知事
 十分あり得ると思います。今緊張を抜かずに、この後どうなっていくのかということは佐賀県のみならず、周辺の状況も踏まえて、また、この黄色い線を越えるということになると、改めてその分析をしっかりしながら、また呼びかけることがあるかもしれない。これはまだ分からないんで、先のことは。これは本当に分からないので、それを踏まえて、しっかり的確に分かりやすく説明していきたいなと思いますので、ご協力よろしくお願いしたいと思います。
○STS
 県外での会食の自粛と緊急事態宣言地域との往来自粛というのが、やはり県民にとっては大きいと思うんですけれども、この2つ、それぞれ違うかもしれないんですけど、どういう状況になったら解除するとかいうお考えはありますか。
○知事
 最近の一件一件を僕ら見ているので、しっかり追っているんだけれども、どういう行動をされているのかなというところなど分析するということと、あとは、やはり福岡県の状況、そういったことも含めて、実は最近、九州各県、大分数字がよくなっています。熊本も、長崎も。この状況を見据えて、今の時点では申し訳ないけど、県外で会食というところを抑えていきたいなと思いますけれども、その状況を踏まえながら、こちらについても解除になるのか、強化になるのか分かりませんけれども、推移を見守って、判断していきたいと思います。
○NHK
 営業の時短要請が終了しますが、その間に協力金の対応などもされてきましたけれども、その中でも店主、事業者さん、厳しい状況に置かれた方がいると思いますが、今後、そうした方たちへのカバーといいますか、支援策というのは、今何かお考えでしょうか。
○知事
 特に佐賀県は、2月補正で関係の皆さん方へのエールというか、いろんな形で最終検討に今入っているので、その中で説明させていただきたいと思いますけれども、特に飲食店さんについては、ただでさえ厳しい、佐賀県の中での状況ということではなくて、全国的な今コロナに対する大きな流れというところをもろに受けてしまっているので、今回も直ちにこれ解除したからすぐに客足が戻るかというと、そこは非常に危惧するところです。ただ、何とか県内みんなで支え合いながらやっていかなければいけないので、今回の72万円にはいろんな思いが込められていて、もちろん協力いただいたということもあるし、そして、漠とした、みんな一律なので、本当に感謝だとか支援だとか、いろんなメッセージが込められているので、そういったこともぜひ飲食では皆さん方と気持ちを一つにして、今後ともやっていきたいなと思っています。





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