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野上農林水産大臣との意見交換後の知事インタビュー

最終更新日:

○朝日新聞
 幹事社の朝日新聞から2点伺います。
 今回、コロナの状況もありながら、大臣来佐が今回実現して、思いを伝えられましたが、どのような思いを伝えられたか、また、大臣の言葉を聞いてどう思われたか。
○知事
 大臣のほうには有明海の苦しい現状を見ていただきたいということで話をさせていただいたのも、今回、こういうコロナの中で、しかも年末の慌ただしい中を来ていただきました。改めて感謝申し上げたいと思います。
 そして、現状、我々、漁業者と共に話をさせていただいて、我々の苦しい状況が分かっていただいた面もあるんじゃないかというふうに期待したいと思いますので、改めて開門調査を含む原因究明、環境変化の原因究明をしていただきたいという話もさせていただきました。
 そして、裁判の帰趨にかかわらずという話でありましたけれども、有明海の再生に向けて引き続きしっかり対応していくという話もありましたので、これからさらに大臣におかれましては、有明海の現状を踏まえた対応をいただけると期待したいと思います。
○朝日新聞
 もう一点、大臣が替わるたびにこのように来県されて、また窮状を訴えてということで、ちょっと定例化しているところもあると思うんですが、その点、変わる期待感であったり、そういった部分について。
○知事
 大臣が替わるたびに来ていただくということも私は価値があると思っていて、やはり現場を見ると全く意識が変わりますから、一つ一つ我々は丁寧に、来ていただいた大臣に対して、有明海の窮状を説明するという仕事をしっかりしていきたいと思います。
○STS
 今日の話とは関係ないんですが、サガン鳥栖の竹原社長が退任を表明されたことについて一言伺えますでしょうか。
○知事
 サガン鳥栖が10年間、J1で昇格以降、ずっと居続けることができたというのは、竹原社長のおかげだと思っているので、最大限の敬意を表したいと思います。今回こういうことになったので、サポーターと共に、県全体としてしっかり支えるような仕掛けというものをつくって、竹原さんの思いがしっかりと引き継がれるような形でサガン鳥栖を盛り上げていかなければいけないと思います。
○佐賀新聞
 開門の確定から10年という年月が経ちましたけれども、この10年間の国の対応というものを知事はどういうふうに総括されますか。
○知事
 基本的に、政権が違ったとはいえ、やはり漁業者から見れば、国というものなんですよね。ですから、国が自分で開門しますと言ったことを、そして、それが裁判で確定した、そこに希望の光を見たわけであって、それが履行できないということに対する不信感の塊というのは本当に大きなものだったろうなと思うんですね。ですから、まずそこの気持ちに向き合うことがこの問題の解決に向けた大きな一歩になると思うので、これまでの10年間を決して無駄にしてはいけないんだろうと思います。





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