近年、九州北部は海流や地形の影響もあって、国内外から海洋ごみが大量に漂着しています。その一つ、海洋プラスチックは、地球規模で景観のみならず漁業や生態系にも影響を及ぼしており、世界的な課題となっています。
この問題の解決を目指し、波戸岬に「世界海洋プラスチックプランニングセンター」(愛称:PLA PLA(プラプラ))がオープンしました!プラスチックの回収から分別、再生までの一連のプロセスをリアルに体験できる施設は世界初となります。


6月7日(日曜日)、心地よい潮風に包まれたPLA PLAでオープニングセレモニーが開催され、山口知事が出席しました。
セレモニーには、石原宏高環境⼤⾂や駐⽇⼤使などの海外代表、次世代を代表する早稲⽥佐賀高等学校サスティナ部の生徒、地元の関係者なども参加。
山口知事は「いよいよ、地域発で世界の輪をひとつにしていこうという意欲的な取り組みがスタートする。ぜひ子どもたちに訪れてもらい、『昔はこんなの使ってたけど、いまはプラスチックに変わっちゃったね』という展示を見て、プラスチックを捨てたらどうなるのか、どこまで許容されるのかを自分事として考えてもらいたい。九州大学や早稲田大学などと協力し、研究やシンポジウムの場として、知の拠点にもしていきたい。」とPLA PLAにかける想いを語りました。
海外からの来賓を代表して登壇した、駐日トンガ王国大使館テヴィタ・スカ・マンギシ特命全権大使は、「陸地よりも広い海をもつトンガにとって、海は持続可能な発展と繁栄を支える生命線。SDGsの目標の一つである『海の豊かさを守る』ことに向けた佐賀県の取り組みは各国にとっても大きな学びになる。今後、連携できることが楽しみ」と期待を述べました。

セレモニーでは、海洋プラスチック問題の解決に必要な「世界中の仲間とのつながり」を大事にしたいとの想いを込め、PLA PLAならではの「フラッグつなぎ」が執り⾏われました。国や地域、世代を超えた連携が宣言されました。

セレモニーのあとは、施設職員による解説がありました。ひときわ目を惹くのが、赤や青にキラキラと光る球体LED「OCEAN SPHERE(オーシャンスフィア)」。地球規模の海流や海洋プラスチックの回収記録、唐津周辺のリアルタイムに近い環境データが映し出され、子どもたちも興味津々に見入っていました。
PLA PLAでは、海洋プラスチックを使ったワークショップ、海岸でのビーチクリーンなど子どもから大人まで楽しめる体験型プログラムを用意しています。
世界の海をプラスチックから守るために、自分にできることは何だろう。どんな行動に移せるだろう。ぜひここで自由な発想で考えてみませんか?
佐賀の岬から世界の海を取り戻しましょう。
以上、広報広聴課レポーターがお伝えしました。