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令和8年度6月補正予算案

最終更新日:

 皆さんおはようございます。今日は6月補正予算案についての説明になります。

 

 6月補正予算額につきましては、73億円の増額補正ということになります。そういたしますと、補正後の予算につきましては、約5,543億円となります。

 そして、73億円増額の内訳についてですが、物価高騰対策などということで23億円ということです。

 その中で、さらに内訳として、いわゆる交付金を使った物価高騰対策が15億円、そして、通常の補正が8億円と。やりくりがあって、プラマイで結果8億円ということになります。

 さらに、社会資本整備に係る国庫認証増ということで38億円、さらに、国の経済対策、これは令和7年度の国の補正ということで、国のほうで繰越しをしていますので、昨年度の国の繰越分に対応した昨年度予算の経済対策を実施する分として12億円ということでございます。

 まず、物価高騰対策について話をします。

 ここに15億円と書いてありますけど、ちょっと戻っていただけますか。この15億円の説明をします。この物価高騰対策15億円のものを最初にします。

 この物価高騰対策については、令和4年から順次切れ目なく行っています。県民の皆さんの物価高による痛み、不安が少しでも和らぐようにということで実施してきました。まさに止血的な対応に加えて、佐賀県の場合は、いずれそれが構造改革に結びつくようにということを意識しながら、未来に生かすような形で措置をしてきました。

 特に、令和7年の11月追加補正からは、この国の重点支援地方交付金を活用させていただいて、131億円を措置したことになります。今回は15億円、11事業ということ、都合131億円を措置したということになります。

 こういった形で、佐賀県としての特徴は、きめ細やかに網羅的に、そして、未来を拓く形で、そして、佐賀らしい支援も考えながらということで各分野ごとの支援をしているという、継続的にずっとやっているんだということを今説明させていただきました。

 では次は、今度その15億円の個別のものについて順次説明したいと思います。

 まず、医療・福祉・保育施設等支援に約6.2億円の予算を組んでいます。

 これを実施するのは、特に、この医療・福祉・保育施設の分野というのは、診療報酬とか給付費とか国の定める公定価格で運営するわけですけれども、物価高騰分を価格転嫁できない。要は公定で決まっているので、8年度の公定にまだ反映されていませんから、非常に現場が厳しい状況ということでありますので、今回実施することにしました。

 中東情勢も緊迫化しておって、いわゆるこういう様々なもの、ナフサ由来のものも入っておりますけれども、こういったものに対する調達も困難になってきているということに鑑みて、今回措置をしたということです。

 今回行うこの第5弾なんですけれども、第5弾については入院・入所系、通所系、訪問系・事務所で今回実施するということです。ですので、今まで随時こういった支援をやってきたわけですけれども、今回、さらに燃料、石油由来製品の価格の上昇、供給不安定という、これは国のほうにもせんだっても政策提案もさせていただいたところでもあるわけですけれども、足元でこういった状況であるので、今ここで第5弾を打とうということが今回の予算になっているということでございます。

 続きまして、農林水産業に関わる方への支援ということであります。

 こちらのほう、3.9億円ですけれども、足元の負担軽減と将来を見据えた投資を一体的に支援していこうというふうに考えました。

 まずは、3つに分かれていますけれども、1つ目とすると、中東情勢緊迫化の影響などで農業用の生産資機材がこのように高騰しているということで、今回、猛暑対策の資機材導入を強化する、遮光ネットだったり、被覆材だったり、こういったものに対する補助上限額を30%引き上げたり、さらに、事業者が非常に増えてきましたので、そういったところに対する対応を行うこととしております。

 2つ目は、農業用水路工事費ですとか、林業機械の整備費が高騰していると。ここにあるような状況となっています。ですので、いわゆる農業用水路をやってきているわけですけれども、最近、物価も高騰しているということなので、県産木材でやっていこうと。要は高騰した分、距離が出ないというか、なので、その距離が出ない分を木材で、木材は比較的安価なので、ついでに県産木材の活用という意味でも、一石二鳥のところもあるので、これで進めていこうというのが1億円ということ。

 さらに、今、実は佐賀県の山って人工林がかなり育っていて、切り出し時なんです。逆に今切り出さないと、次に循環ができていかないというところもあって、この部品機械を高機能化するとか、そういったところ、だから本体、こうやるとするところ、先を入れ替えるとか、ショベルの先とか、そんなようなことを今回考えて、林業機械部品の高機能化を支援するという事業でございます。これは両方とも新規ということです。

 それから、3つ目なんですけれども、玄海地区の漁業を支援しようということです。

 最近、この燃油の高騰とかもそうですし、玄海地区は魚を追って遠い漁場に繰り出して行ったりとか、夜間照明などで特に大きいということで、これから特にイカ漁も始まるということで、玄海漁業、有明海のほうはおおむねノリを中心に、何というんでしょう、ちょっと時期が違うとか、これから玄海漁協、玄海の皆さん方からもかなりうちら魚を追っておるので大変だという声は聞いておりましたので、玄海地区漁業支援をしようということであります。

 さらに、生産コストの低減を図るために、エンジンの更新とか整備などを行う費用についての補助を行うということもあわせて支援をしていこうということで、全体が3.9億円ということになります。

 続きまして、中小事業者の支援ということで3.7億円を措置してあります。

 生産性向上を軸にピンチをチャンスに変える挑戦を支援しようということで、全体的に非常に佐賀県の産業界は、今、規模はそれほど大きい規模とまでは言えないんですけれども、様々な中小企業が様々な業務改善に乗り出しているということで、この賃金アッププロジェクトも今まで6弾打ってきたんですけれども、非常にニーズが高いというか、予算以上に応募が来るというふうな形になって、ここに書いてありますね、第6弾は予算を超える約490件の申請ということで、皆さん非常に前向きな取組を進める企業が増えているということで、今回また第7弾ということでありまして、例えば、飲食店だとサービスを多様化するという事業だったり、製造業だと設備導入で外注商品の内製化を実現していって原価率を削減するとか、そういったそれぞれ、様々な改革を実施していくということで、今回、中小企業向けに賃上げしていただくこととセットで、補助率最大4分の3とか、従業員がいない事業者への支援というものもあわせて今回も行っていくということで、賃金UP支援チームがそれを支えていくという構図です。

 今回は加えて、省エネ設備導入で燃料費負担を軽減ということを行っておりましたけれども、こちらのほうも非常にニーズが高いということで増額をしておりますということ。

 さらに、多角化による経営基盤強化への支援ということでありまして、様々、企業が多角化、食品製造業が通販をやったりとか、板金事業者が自社ブランド製品を作ったりとか、そういうふうなことに対する補助をしていくということで成長を後押ししていこうということが今回の補正内容になります。

 以上が15億円の物価高騰対策の概要になります。

 続きまして、通常補正の主なものを説明します。

 まず、SSP体操競技拠点化支援事業であります。

 ご案内のとおり、佐賀県ではSSP構想の下、人材育成、練習環境の充実、就職支援、スポーツビジネスの推進などに取り組んできたわけであります。で、令和6年に佐賀県と白石町とDragoingSportsが連携協定を締結しました。龍さん、ご案内のとおり、体操競技の日本トップレベルの指導者です。龍さんがこういった会社を設立したということであります。特に、福富の旧福富中学校の体育館を活用して、九州トップクラスの体操競技施設、ジムナスティクスホール白石をオープンしました。

 ということで、体操関連の取組が進行し、今、県内外から白石町にスポーツ進学、体操で進学する子が増えているということと、あとは全国からの合宿を受け入れております。こういった形で盛り上がってはいるわけですが、住居ですとか宿泊施設などの受入れ体制に不足、課題がありまして、今回行うのがアスリート寮と合宿所ということです。

 佐賀県のSSP寮は佐賀、鳥栖、太良にあるわけですけれども、全部満杯で、それぞれ非常に充実しているわけですけれども、今回は、佐賀の場合は、高木瀬の教職員寮を女子寮に変えていくという事業を発表したばかりなんですけれども、こちらのほうに関しても旧佐賀銀行出張所を改修させていただきまして、中高生10名程度が入居可能ということで、女子寮として活用予定ということであります。白石町が10分の10補助するので、その半分を県が支援するというスキームであります。

 あわせて、合宿所に関しても、これは旧福富中の部室棟を改修するということで、こちらのほうは合宿に30名程度の受入れが可能ということであります。こちらのほうは白石町が過疎対策事業債を活用して行っていくので、過疎債は基本的に国が支援するスキームですけれども、そこの白石町の自己負担分の半分を県が補助するというスキームで行っていくということでありまして、寮と合宿所は令和9年4月に運用開始予定ということでありますので、これから白石町が体操の拠点ということになって、さらにSSP構想が推進されていくということを期待しております。

 続きまして、障害児・者のための歯科治療体制整備事業ということであります。

 一般的に障害児・者の歯科治療ということで、治療への恐怖心、歯医者ではあまり動けないので皆さんも大変だと思いますけど、障害児・者の皆さん方も非常にストレスを抱えているということで、実は全身麻酔下での歯科治療が必要。そして、やはりそのためには一定の経験と技術が必要ということで、地域の歯科医院では困難なケースが見受けられるということなので、全身麻酔下で行うという施設は限られていて、県内では、今、佐賀市と鳥栖市と2拠点のみということになっていて、治療体制が2か所しかありませんので、二、三か月待ちの場合もあったりとか、長距離通院の負担が大きいとか、様々な課題がありまして、専門的知識や技術を有する歯科医師の育成も必要だということで、先ほど言ったこの2か所に加えて、今回、西部地域でこの障害児・者の歯科治療体制を整えたいということで、福岡歯科大学にも指導医師を派遣していただきながら、こちらのほうで行えるように、地域の歯科医師とタイアップしながら技術を習得させていただいて運用していきたいという事業でございます。

 さらに、今度は、先ほど最初に説明したところの社会資本整備に係る国庫認証増というところで38億円という説明をさせていただきましたが、それの大まかな内訳です。

 まず、道路関係は10.2億円の増額ということで、Tゾーンと言っていますけれども、今ジャンクションの整備を始めていますが、こういったところ、橋梁等の構造物工事などを進める部分が約10.2億円の認証増ということになっています。

 さらに、河川関係でいいますと、松浦川の河川拡幅工事など、県内25河川の整備に9.4億円の増ということです。

 さらに、こちらのほう、今、肥前鹿島駅周辺、ロータリー整備も行っていきますが、このロータリー整備等に国庫認証8.1億円の増ということです。

 さらに、農地の整備ということで、園芸団地の整備、ミカンとか、そういったところ、高収益作物の作付拡大に向けて生産基盤整備を進めていくのに3.5億円の増ということ。

 こちら、農業農村整備・山の保全整備ということで、防災・減災対策、例えば、ここにあります川副のクリークの護岸整備など、さらに、大雨等により被災した富士町の山の復旧工事、こういったところに国庫認証6.9億円増ということで、全体として38億円の国庫認証増に伴う支出ということになります。

 最後が国の経済対策、令和7年度国補正への対応ということで、具体的な内容が国のほうから示されましたので、それに応じてメニュー化するものということで、医療現場ですとか介護事業所とかに対する支援ということで、それぞれ国庫が入ってくるということ、さらに、災害時等の歯科保健医療体制の確保等にも国庫10分の10等で予算化されております。

 さらに、農業の分野でいえば、県産麦の生産性向上への支援4.5億円、全額国庫ですとか、農地利用効率化への支援ということで、農業用機械・施設の導入支援に0.9億円、全額国庫ですとか、スマート農業機械の取得支援等に0.6億円、全額国庫ですとか、こういった国のいわゆる経済対策の、国が繰り越した部分について佐賀県に予算が下りてくるということになったものを予算化したものであります。

 ということが今回の6月補正予算案の説明になります。以上です。

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