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令和8年度当初予算案

最終更新日:

<令和8年度当初予算案>

 

 ここからがいわゆる当初予算の説明に入ります。

 令和8年度当初予算であります。

 「人を大切に、世界に誇れる佐賀づくり」というのは山口県政ができてからずっと一貫して訴える考え方であります。そういった考え方でこれまでも様々なことをやってまいりましたけれども、そうした中で今回の予算も編成をしております。

 今回の当初予算で特に意識するポイントとして3つ挙げました。常に予算を組み立てる中でこの3つのポイントは意識してやろうねと言いながらつくった予算です。

 一つが、特に教育。改めて教育を考えてみようということで、教育県佐賀でもありますし、やはり人材は裏切らないので、いい人材をつくっていく、そういう教育環境を充実させるということを教育委員会と何度も調整をして、組み立てているというのが特徴。

 それから、女性に生き生きといろんなことをやってもらいたいなっていう、女性が住みやすい環境、はたらきやすい環境っていうのがこの県全体を。もちろん、男女ともによりよい佐賀の暮らしをつくっていくという確信の下で事業立てをさせていただいております。

 もう一本がシニアということで、高齢化社会と言いますけれども、シニア世代が生き生きとしているというのが地域全体の、県全体の活力にもなりますので、生き生きとしたシニア世代をどうやってつくっていくのかっていうことを議論しながら予算立てをしたということであります。

 こういったところを普通だと人口減対策とか柱にするんですけど、そうじゃなくて、そのためには、そういったこともやるためにはどこに注目して、着目してやればいいのかなって我々は考えたときに、この3本に着目しながら予算編成を全体にわたってしたということです。いずれ後でまた出てきます。

 ということで、令和8年度当初予算額は5,471億円ということになっています。この紫色のところがコロナ対策です。コロナ対策まで入れると、規模で言うと今までで3番目です。令和4年、令和3年に続いて3番目と。このコロナを抜かすと今までで最高になっています。

 やはり全体的にこの後を見ると、今回の場合は教育無償化なんかも入っていますけれども、社会保障関係経費は確実に増えていきます。確実に増えていくので、プラス要素が多いと思います。この辺りの退職手当とか、こういったものについては上下すると思うんですけど、退職手当は当たり年と外れ年とかありますけど。いずれにしても、需要の伸びというのは、県が様々な社会保障に対する手当てを普通にするだけでも伸びていきますし、さらに充実するとさらに増えていくという、こういった認識をやはり社会全体で持ってもらいたいなと思いながらこの編成をいたしました。

 では、その中身について説明します。

 まず、大ざっぱにこの4つの分野についてです。

 

 福祉・医療系についても充実ということでありまして、全体として828億円ということで、対前年で21億程度増えております。これはまたこの後に行きます。

 産業振興ということで417億円ということで、このうちの300億程度はいわゆる制度融資の関係ということでありますので、そこで大きく見えるところはありますが、その制度融資も今非常に伸びて、有利な制度融資もできてきたもので、伸びているという状況であります。

 農林水産業については、216億円ということでプラス8億円ということで、様々なところに工夫しながら、さが園芸888ですとか、園芸、畜産、様々な部分について手当てをしたということでございます。

 教育は人づくりということで934億円ということで、約61億円の増ということで、今回は教育の部分について手厚くしております。

 それぞれ説明させていただきます。

 では、最初に意識した3つのトピックについて、横断的に話をしたいと思います。

 教育なんですけれども、まず一つは、SCHOOL*COOLプロジェクトというのを立ち上げて、空調を何とかしようということを考えました。基本的に、昨今、佐賀県は空調の整備率が低いというニュースも流れていて、基本的にあれは小学校、中学校の体育館です。小・中学校の体育館で、避難所に使われるケースも多いので、必要ではないかという議論もあると思います。県は、大体県立高校とかを持っているわけですけれども、そういったことも含めて、これから議論が進んでいくんだろうと思いますけれども、これだけ猛暑になりますと、佐賀県としても空調対策をしていこうということで、まずは、全県立高校体育館に大型スポットクーラーを緊急配備するということで、2台ずつ配置したいというふうに思っています。

 それと、いわゆる空調整備、こっちのほうは何というんでしょうか、空調全体を入れていくというやつですね。こっちはこのスポットで、だあっと冷気が流れて、その近くに行ったら、うわっと暑さがしのげるみたいなところなんですけれども、こっちはそもそも構造的に空調自体をということで、非常に多額の経費がかかるわけですけど、これについては、これから順次やっていきますけれども、新年度については、佐賀北と唐津南と佐賀商業ということで、体育館の稼働率の高いところ3つをまず、やらせていただいて、様々な検証をしてみたいと思っています。

 それから、右側に行きまして、スワルとアガルプロジェクトというプロジェクトなんですけれども、いまだに実は和式トイレが県立高校は多くて、それが非常に厳しいという声もあって、特に今、私立のほうがどんどんそちらのほうの整備を進めていって、今無償化とかになるともうさらにそっちに回るんじゃないかなというふうに思っているのと、そもそも女子トイレが、例えば、ある高校とか、5つトイレがあるとすると、和式、和式、和式、和式、洋式とか、洋式大渋滞みたいなことになっていて、あまりにも気の毒だなと。今、自宅で和式ってあんまりないですよね。ですので、もうとてもそれではいけないんじゃないかということで、まず、これをしっかりやっていこうということでありまして、洋式化と床の乾式化を大胆に進めていこうということであります。

 これから重点的に、高校の普通教室棟を整備していこうということでありまして、トイレ1人当たりの人数というものが、SAGAアリーナ程度になるように、それを目標に頑張っていこうということで進めることにしております。ぜひ、高校生のみんなには朗報だと思うので、期待してもらいたいと思います。

 そのほか、少人数学級・選択制の導入ということでありまして、来年度は中学2年生に、国に先駆けて少人数学級を導入するということで、常に1年先を佐賀県は行ってきているわけですが、今年は中2まで行くということです。

 そのほか、SSP Batonsという生徒が主体で備品整備を考える支援事業をさらに続けていきたいと思います。

 これからの学校プロジェクト、佐賀らしい探究学習推進事業などなど、今回は教育に力を入れている予算になっております。

 次は、女性施策です。

 SAGA Woman Canvasプロジェクトということを中心に持っていきたいと思っていて、特に気になっているのが、九州では、このMONDA症候群、それは男性がやるもんだ、それは何々するもんだ、それはそういうもんだとか、いろんなこれまでの価値観で、我々がいつの間にかやっているやつ、例えば、表彰のお盆持ちは女性がやるもんだとか、そういうのもあるのかな、よく分かりませんけれども、いつの間にか頭の中にこびりついている自然なものがあるとしたら、そういうことから一つ一つ考え直していって、私はやはり、佐賀県ではたらく女性たちに楽しいなと、はたらくこと自体がすごく人生をみずみずしくしてくれているなと思う環境をつくりたいと日々思っているので、いろいろMONDA解消プロジェクトといって、どうなんだろうとみんなで考えていく過程でもいろいろなものが生まれてくるのかなと思います。

 佐賀はフェムケアSAGAというものも先んじてやって、様々な生理痛体験の事業などもやっておりますので、こういったことについても、さらに続けていきたいと思います。今回は7月25日に、ちょうどいいタイミングで東京以外開催8年ぶりのSAGA×WOMAN EXPO 2026があるので、これに向けてもその機運を高めていきたいと思います。

 さらに、女性のためのキャリアトークカフェだとか、SAGA Woman Work Designプロジェクトとか、様々なところで女性同士がつながったり、新たなビジネススキルを身につけて起業していったり、そういったこと、非常に元気な人たちがいっぱいいるので、そこを横で横でつなげて、みんなが語らいながら前に出ていくという、そういう年にしたいなと思っております。

 それに併せて、昨年のSAGA PAPA育休アシスト事業についても、さらに続けていくというような事業立てでございます。

 シニアです。

 シニアは、基本的に元気なシニア世代をつくっていこうということで、ゆめさが大学で学校祭というのをやったら、1,800人ぐらい集まってきて、すごく皆さん喜んで生き生きと活動されていたので、そういうところにどんどん一般の、このゆめさが大学と関係ない人たちにも巻き込み型で参加していただくような流れをつくっていこうということで、ゆめさが大学が各校でやっている学校祭を、もっと巻き込み型で一般参加を求めて、これを広げていくような、ゆめさが大学でやってもいいし、そうじゃなくてもいろんな活動形態ができるような、広がりを見せるような事業にしております。

 さらに、特に健康促進というのが大事で、例えば、歩けなくなって家から出られないというようなお年寄りをできるだけなくしたいなとか、糖尿病だとか、人工透析の患者さんも、できるだけそうならないようにしていくということも大事なので、いわゆるウォーキングのイベントだとか、SAGATOCOの利用促進を高齢者に向けてさらに進めていくという事業立てだとか、先ほど申し上げた老人クラブの支援事業などなど、介護系も含めて、生き生きとしたシニア世代をつくっていく事業に乗り出していきたいと思っています。

 ここからが主な個別事業になります。

 1つ目です。

 佐賀県立大学の設置準備事業ということでありますけれども、いわゆる設置認可申請に向けて準備を進めていくということでありますので、令和8年度は、カリキュラムの検討、教員の公募の開始、それから、今度の高校1年生が第1期生になると思いますので、そういった皆さん方に対して、今から周知を図って、高大連携というのは1つの大きな柱なので、県大と高校との結節点をいっぱいつくっていきたいなと思っています。

 ハード面に関しては、校舎建設の関連予算をできるだけ早い時期に議会にも上程できるように、今準備をしているというところです。

 続きまして、佐賀型産福連携プロジェクトということでありまして、佐賀県は農福連携を手がけて、今トップランナーになって様々な賞をずっと取って、連携取組数も増加しています。

 農業側からすると、人材不足の中で、新たな働き方を福祉の現場から求めるっていうことになりますし、福祉の現場からすると、働く場というのがあって、いろんな仕事があるんですけど、例えば、ホウレンソウの端を切っていくとか、卵を一つ一つ割らないように磨いていくとか、そういう人手はかかるけど、福祉の皆さん方にやっていただくとすごくいい出来栄えになったりとか、そういうところで非常にうまくいっております。であるならば、ものづくり系の産業系でもそういったマッチングができるんではないのかなということで、二匹目のドジョウを狙って産福連携コーディネーターを伴走支援させて、産業の現場でも、例えば、化粧品ボトルの検品だったりとか、バリ取りだったり箱詰めだったり、いろんなところで活躍していただく機会があるのかなということで、産福ウィン・ウィンとなる連携モデルをつくり出してみたいということで取り組んでみたいと思っています。

 続きまして、“佐賀型仕事体験”移住支援事業ということで、やはり佐賀に移住する人は増えているんですけれども、佐賀ならではの体験とセットというのが、佐賀らしい移住につながっているなというところもあるので、ということであれば、仕事体験を様々してもらって、そこを入り口に、佐賀の暮らしに入っていただくというのがいいんじゃないかなということでありまして、工芸品だったり農作業だったり体験入社だったり、そういうリアルな仕事体験をしていただくことによって、移住に結びつけていくというやり方を今回取り入れてみたいという事業です。

 続きまして、私立高校キャリアキャラバン事業ということなんですけれども、高校生の県内就職率は、があっと上がってはいるんですけど、まだまだ66、このプロジェクトをやるときよりは10%上がっていいんですけど、全国ではまだまだ低いほうです。なので、例えば、県立高校だと全体の企業説明会のほかに、アリーナでやるようなののほかに、学校単位で県内企業の合同説明会なんかを実施したりして、それが企業を知る機会になっていたりするわけですけれども、私立の場合、今までそういうものがなくて、であれば、私立も企業が一堂に集う合同の説明会だけじゃなくて、私立高校の教室や体育館で、学校単位でやってみたらどうかという事業です。

 これをやりますと、高校生についても、より深い説明を聞くことができますし、企業側も、採用像に近い学生に対して直接PRできることになりますので、マッチング率が高まるのではないかということで、今回、私立もやってみようということで、私立高校キャリアキャラバン事業ということでございます。

 さらに、福祉・医療の充実のための関連事業ということで、毎年様々な困難を抱えている人の思いに寄り添おうということで、毎年様々な支援を年々増やしておりますけれども、今年はどこを増やそうかということで、様々なヒアリングをしている中で、1つは、精神医療の相談体制、休日、夜間であっても病状が不安定となる場合もありますので、この際、24時間365日での精神医療相談体制を新たに構築して、ご本人も家族も安心して暮らせるような支援をしたいと思っています。

 さらにこちらも新規ですけれども、佐賀でDVとか、困難を抱える女性の支援をしているわけですけれども、新たに唐津のほうに女性の相談窓口を設置して、2拠点でやっていこうということにしました。ですので、これから様々な困難に遭っている女性たちに、まず身近に、唐津であれば唐津で相談ができるようになるというわけであります。

 さらに、子供が入院するときの付添家族の負担軽減ということで、休憩スペース、簡易ベッド購入を行う医療機関の支援ということを行っていきたいと思います。

 さらに、ひとり親家庭の医療費の現物給付化ということで、これも市長、町長と、この間ずっと議論をしているところだったわけですけれども、市町の皆さん方が、現物給付化でまとまったということで、市町の皆さん方には敬意を表したいと思います。となったので、しっかり県のほうも、医療費の2分の1を補助するということで、現物給付化しますと、大体経費がかさばるのが通例なんですけれども、それであっても2分の1を補助しようということで決断をいたしたということであります。

 続きまして、さがすたいるの事業です。

 さがすたいるというのは、みんないろんな人たちが、障がいを抱えている方も外国人も、いろんな方がおられますけど、みんなで支え合いながらいい県にしていこうぜという優しさのカタチなんですけれども、これをさらに前に進めていこうということで、11月をさがすたいるmonthと位置づけて集中的に取組を実施したり、新たにさがすたいるパートナー企業認定制度を創設して、さらに輪を広げて、みんなが心地よく過ごせる佐賀県にしていきたいという事業であります。

 子育てし大県“さが”プロジェクトです。

 いろんなことをやっております。どんどん増えております。最初、平成27年にこの事業をスタートしたんですが、最初は7事業3,600万円だったんですが、来年度はいよいよ84事業、15.6億円という規模にまで膨らんでまいりました。やはり、子供を大切にしていく、そして、子育てしたいと思えるようなそんな県にしたいということで、様々な事業立てしておりますけれども、主な新規などの例としては、まず拡充で、ふりかけプロジェクトをせんだって行いました。あれは17校で先行的にやってみたわけですけれども、事業立て自体は困難さを伴いながらも、子供たちがすごく喜んでくれて、特に食品ロスの話というのはとても大事なことだから、これは全県に広めてやってみようということで、新年度は全小学生に拡大して行ってみたいと思います。その検証をまた踏まえながら、その先を考えてみたいと思います。

 さらに、「いじめ みんなでピリオド。プロジェクト」ということで、なかなかいじめがなくならないと。特に、集団でというのもありますので、誰かがやめようと、いじめ格好悪いねと言ってほしいなと私は思うんですけど、今回様々な、みんなが知っているようなアスリートだったり、いろんな人たちに発信してもらって、もうそんなのやめようぜという雰囲気をつくっていきたいなという事業です。ぜひ皆さんもご支援いただきたいと思います。

 さらに、縁カウンターさがの事業ということで、もちろん直接面談してというのも今でもいい方法ではあるんですけれども、今、オンラインがどんどん増えているので、オンラインをお好みの方については、オンライン化についての利便性を向上させる。また、婚活イベントを実施ということと、「ほいくのたね。プロジェクト」ということで、中高生と保護者が、保育園などをバスツアーで巡っていくというようなことで、やっぱりいい現場だねと思ってもらえるような、そんな人材を確保するための事業を行います。

 続きまして、“本 Voyage さが!プロジェクト”ということです。

 佐賀県は、読書活動をずっと推進して、特に司書は「人生のナビゲーター」だということで、司書をとても大事にしております。県の司書については、処遇を改善したりとか、司書のつどいというのを、令和2年から毎年開催したりとか、この児童書の全点購入もしていますけど、これについても、司書の皆さん方にご協力いただいたりとか、特に佐賀県は県と市町図書館の相互貸借が非常によく行われている県でもありますし、さらにこころざしスポットはもう519か所に本が置かれるようになってきました。

 ということで、今回は「司書県さが」推進事業ということでありまして、司書の教育拠点の構築と司書に光を当てる情報発信、さらに全国図書館大会佐賀大会を準備すると、こういったことでみんなで司書が盛り上がるような形で実施したいと思います。

 令和11年度に開催予定ですが、佐賀大会は114年ぶりということでありまして、昔はすごく頑張っていたんですね。なので、やはり教育県佐賀の復活には司書の存在は大切だということで、司書が活躍し、県民の学びを支える佐賀県にしたいと思っております。

 続きまして、デジタル実証フィールドさが事業ということであります。

 こちらのほうについても、佐賀市と連携した自動運転バスの事業だとか、JAXAと連携して宇宙ビジネスだったりデータ活用事業、様々やってまいりましたけれども、新年度については、特に大きな事業を2つやっていきたいと思います。

 こちらはSociety5.0実証ということでありまして、8Kカメラとか、高機能収音マイクとか、様々なところでSAGAアリーナで、いろんなところでの映像を解析するようなものを、映像音声をAIに自動編集して、それを様々な目線でチェックをしてというような映像を作っていって、例えば、次の試合とかで名シーンを様々な面で解析するような、そんな機能をアリーナに持たせるような事業をやっていきたいということで、とても臨場感あふれる体験が可能になっていきます。

 こちらのほうは(そら)への扉プロジェクトということで期待してもらいたいんですが、簡単に言うと、衛星データと車両のドラレコと組み合わせて、道路の陥没や損傷を自動で検知する仕組みづくりを実証したいと思っているんです。すごい事業です。これがもしうまくいったら、埼玉の事故などは事前に検知可能になります。大きなことを言っていいのか分からないんだけれども、衛星データと車のデータで全部解析しながら、簡単に言うと、ずっと見ていると、あれ、何かこの道路は危ないなんてことが分かると、すぐ予防的な対応ができるということで、関係者の皆さん頑張ってください。これがもし成功したら、日本の道路の維持管理とか、そういったところに大きな功績を残すことになると思いますので、一応ここで説明して、様々な関係者が、今これに全力投球しようということでありますので、期待して、この取組を見守りたいと思います。安全・安心なまちづくりに生かす佐賀発のチャレンジであります。

 さらに、SAGAパラスポ2026開催事業ということで、全障スポを2024年に行いまして、障がい者の皆さん方がとても輝いていて、ただ、団体スポーツなどは九州ブロックを抜けられないから、この後どうなっていくのかなと言われていた中でできたパラスポーツ全国大会なんです。今年やりまして、全国から25チーム160人が参加ということでスタートしました。もっともっと参加していただいたらいいなと思って、2026、2年目もやってみたいと思います。2年目はさらにソフトボールの知的(知的障がいの部)を追加して、7競技を開催したいと思っています。

 これは、恐らく佐賀の次に滋賀、青森と続くわけですけれども、障がい者スポーツは開催すると盛り上がるので、この火を絶やしたくないなと思う火って、つながっていくと思うので、その火が燃え上がるのかどうかというところがポイントだろうと思いますので、2年目をやってみて、さらにこれも検証しながら、その先を考えてみたいと思います。

 続きまして、SSPアスリート寮整備事業なんですが、今、佐賀県のSSPアスリート寮は3つあって、民間にも協力いただいて、佐賀は九州電力、鳥栖は久光さん、太良は肥前建設ということで寮があって、そういうこともあって県外から多くのアスリートたちが集まって、佐賀の高校で佐賀の指導者の元で頑張っているわけなんですけれども、佐賀地区なんですが、学校も集中しておって入寮希望が多いんです。特に女子は7枠に対して46名の入寮希望者ということで、倍率7倍ということで、入りたいけど入れないという方がたくさんおられます。

 ということで、今回は県の未利用財産であります、若楠にあります旧高木瀬教職員宿舎というのが空いているので、こちらのほうを改装して、今、競技ごとでいろいろ柔軟な運用ができるほうがいいということも言われているので、フロアごと、1階、2階、3階それぞれに食堂、それから舎監の整備をするというようなことが可能な形でアスリートの育成を支援する新たな女子寮をつくっていこうということで、40名程度が入居可能ということであります。これでもまだまだ足らないので、ぜひ県内の民間企業の皆さん方、手を挙げていただきますと、さらに充実強化が図られるんじゃないかと思っております。

 続きまして、世界の文化創造拠点ARITAプロジェクトです。

 これは令和7年8月に採択された事業が2年目を迎えるということでありまして、令和8年にやることとしては、The Living Museum ARITA Projectということで、文化体験コンテンツづくりと九州陶磁文化館を文化観光ハブ拠点へとするというこの2つをメインにしながら、2年目の事業をつくり出していきたいと思っています。期待をしていただきたいと思います。

 続きまして、吉野ヶ里遺跡の「魅せる収蔵庫」であります。

 これは私も知事になってから10年間ずっと胸につかえていたもので、ほんまもんの出土品が置くところがなくて、厳しい状況の中で、コンテナ約5万箱分あるんですけれども、収蔵施設も老朽化していて、博物館とか、そういう意見もあったわけですけれども、何としてもこれをいい形で皆さんに見ていただきたいなと思ったときに、であれば、収蔵庫を造るんだけれども、それを見せる、収蔵したまま皆さんに見ていただくような形、新たなスタイルが取れないかということで「魅せる収蔵庫」という概念で、膨大な資料たちを、甕棺とかですね、こういったものを収蔵したまま展示して、まさにこれは本物なので、それの価値、しかも、圧倒的な数量なので、兵馬俑みたいな感じになるのかな、どんな感じなんですかね、とにかくすごい数です。それを見ていただこうということで。

 そしたら東大の総合研究博物館が、そんなにすごいことをやるなら一緒にやらせてくださいということになって、連携協定を今年3月に迎えることになりました。一緒に東大総合研究博物館が持っている様々な知識、技術、ノウハウを生かしまして、しかも、東大の考古学との継続的な調査も可能になりますので、むしろ収蔵庫自体がとても輝く施設になっていくんじゃないのかなというふうに思っています。

 場所はですね、ここです、分かりますか。正門から入っていって、ここが東口の入り口ですね、国管理のところですよね。橋を渡って入っていきますけど、そのこっち側です。──というふうに思っていますので、これ自身があらたなスポットというふうになっていこうかと思っています。

 続きまして、佐賀復権推進事業ということで、先日も江藤新平復権プロジェクトが行われました。2月1日、復権記念の日と、1周年を迎えたわけですけれども、そういったことで新たな復権推進事業を続けていこうということで、漫画雑誌とのコラボとか、佐賀戦争の実態をさらに明らかにしようとか、学術的な検証をするとともに県民運動として盛り上げていくと、これをダブルでやっていきまして、私は江藤と大久保、もしくは大隈と福沢、そんなような形で何とかドラマとか、そういうふうになっていけばいいなと。同じ時代が何度も続いておりますので、同じ時代であっても少し観点を変えてといったところもよいのではないかなと。特に今のこの世界観の中でどういったものが必要なのか、江藤とかすばらしいキャラクターだと思っております。

 続きまして、LiveS BeyondXプロジェクトということでありまして、ポイントは、LiveS Beyondからずっといろんなことをやっておりまして、文化を大切にしようということでやっております。文化観光モデル創出事業を立ち上げながら、これからさらに文化団体の支援をしていこうと思っているわけですけど、一つ、佐賀県として全国に先駆けてになると思いますけれども、佐賀県に観光連盟というのはあるわけですけれども、このたび文化観光連盟ということで、観光連盟の中に文化機能を持たせた新たな組織に再編成していきたいと思っております。そうした中で、文化と観光が実務のレベルでも複合できるように、特に、例えば、黄金の茶室とかを県が造って文化団体と連携とかしているわけですけど、それ自体が今ツーリズムの対象になっておりますし、そんなのは当たり前の話で、であるならば、文化観光局というのが各都道府県にできていますけど、連盟自体、現場のほうで連携して両セクションが一緒にやっていくというやり方を取ってみたいと思います。

 これは鍋島焼献上の歩み展inタイ開催事業ということで、鍋島焼は350周年を機に今非常に盛り上がって、関西万博もそうですし、様々なところにタイのシリントーン王女殿下に献上したりとかしておりますし、前石破総理もそうでした。

 ということで、今回は日タイ修好140周年の節目ということで、令和9年2月、来年の2月にバンコク国立博物館で展示会を行いたいと思います。さらに、同会場で伝統工芸品制作実演なども実施予定なので、今タイとはますます昵懇になっておりますので、さらに佐賀県の鍋島焼のみならず、伝統工芸品の販路拡大につなげていきたいと思います。

 続きまして、唐津プロジェクトが盛り上がっておりますけれども、特に今回は横断連携事業ということで、様々な事業を一体化しながら盛り上げる事業で2.2億円ということであります。

 1つは、PLA PLAがいよいよ今年6月にオープンするので、県内の小・中学生に体験料等を支援して、まず、地元の小・中学生に体験してもらって、発信母体になってもらいたいということと、ツール・ド・九州が今年の10月10日に佐賀県初開催ということで、このスタート地点は、私はPLA PLAの目の前にしたいと思って、今調整をしています。これ自身の発信の場にもしたいし、ルート・グランブルーを──コースはここからこんな感じで、何周するか分かんないですけど、こう来て、こう来て、こう来て、糸島を通じて福岡の天神方向まで行くというコースで今調整を図られていると思います。ぜひ上場を、ルート・グランブルーを堪能できるような設定をしたいと思っています。

 それから、KMAPということで、いよいよパラセーリングが、トルコで作製していたやつが──どこまで来ましたか、日本の近くまで今運ばれつつあります。ということで、4月下旬からいよいよサービス開始ということで、唐津の海にパラセーリングが浮かび上がるということで、さらに、ビーチイベントGrand Blue2026の開催も行われたり、いろんなところで、実は唐津の海というのは、こういうマリンスポーツがすごく楽しいんだという部分をこれからさらに拡大していって、もちろん最初はパラセーリングなんていうのは官主導のところがあるんだけれども、いずれ民間で育っていくような形で育成していきたいと思っております。

 続きまして、むしろこれから鹿島・太良プロジェクトですけれども、これは何度も説明しておりますように、単なる駅じゃなくて、“non-station”打ち出すべきは“relation”ということで、「沿線えきやど」の拠点にして、いろんなところで宿泊ができるようにというところ、面的なホテルという新たな概念で、スローツーリズムの拠点にしたいと思っています。そういった意味で、これから地域自体がそういった方向でみんなで連携できるようにというソフト対策も含めてやっていきたいと思います。

 新駅舎の建築工事はいよいよ令和8年度から始まるということであります。

 続きまして、令和10年に全国都市緑化フェアと山の博覧会が行われますが、都市緑化フェアについては、3月25日から5月28日と開催が決まりました。過去の吉野ヶ里、現在の森林公園、未来の佐賀城公園という3つのメイン会場で約2か月間開催されるということです。

 山の博覧会は秋までずっと同時開催をしながら、県全体をフィールドに様々な事業立て、県民、九州の皆さんが山を大切にしようというムーブメントが起きるような形で、SAGA JAMという考え方でいろんなところで「ジャムる」ような取組が広がっていけばいいなと思っております。

 これはコスメ国際カンファレンスin SAGAの開催事業ということで、コスメについては10年取り組んでおりますけれども、最近非常にまた盛り上がっております。ヨーロッパ各国からすれば、アジアに拠点が乏しい、日本に拠点がない、様々なところで、OEMとか、そういったところも含めて、お互いのニーズでフランスと佐賀が連携しながら始めた事業ですけれども、そうこうしているうちに、もともと天然由来の原料の供給地であることもあって、10年やっていると、いい話も──コロナで途中で頓挫したのが痛かったんですけれども、それでも成長を重ねて、佐賀の化粧品産出量は2.2倍ということになりまして、全国は0.9倍の中で、非常に突出した形になっています。

 今回、アジアコスメを世界に広げるためのGCC Asia-Pacific Divisionというのを設立しているわけですけれども、相手は韓国、台湾、タイという国単位で来ているんですけど、うちは佐賀だけなんですね。だから、そういった意味では、日本の中でコスメ産業という核がないので、佐賀がそれをしっかりとやっていきたいということもあって、さらに、人材という意味では、佐賀大学が日本の国公立では初めてコスメティックサイエンス学環というのを設けて、30人定員のオープンキャンパスに2日で560人の申込みがあったということもありますし、倍率も今の段階でかなり高いという情報もあります。

 コスメ国際カンファレンスin SAGAというのを来年の3月を予定して、SAGAアリーナで実施したい、こういうアジアのコスメイベントをSAGAアリーナでやっていきたいということに関する予算立てを行っております。

 続きまして、さが伝統産業交流促進事業ということで、佐賀の伝統産業は非常に多種にわたるわけですけれども、今年も天皇家での歓談の中に能古見人形が出てきたり、何か非常にいいところも出てきております。そういったことで、特に若い経営者が今海外に飛び出しながら様々な活動をしているのは、非常に未来に光を見いだす思いですけれども、今回はSAGA CRAFT WEEKということで様々な県内の箇所で“体験”オープンファクトリーを行っていったりとか、クロストークを行ったりしながら、それぞれの伝統芸能が1人じゃない、みんな仲間がいる、みんなで盛り上げていこうという雰囲気をつくりながら、後継者を育てていくような事業立てをしたいと思います。

 さが園芸888運動推進事業です。

 こちらは888億円の売上を目指してという事業であります。新規就農者のために、研修から就農までを一貫して支援していくという事業です。

 私は最近の農業に少し変化を感じているのは、若手農業者の皆さん方が農業をやっていて幸せだと、楽しいと、収益もあると、何か今までの厳しい、苦しい農業とは違うような言い方をする若手青年たちが出てきたということは、すごい光を見た思いなんです。そういう人たちというのは、非常に大型の事業立てにして、しかも、AIなども活用しながら、データを活用しながら農業を行っている方です。

 ですので、今までの何か、僕らがずっと経験してきた昭和の時代の農業とは、また一線の違う農業の形というのが何か見えてきている感じがして、そういうところに持っていけば、佐賀県農業は新品種も多いしと思っています。

 という考え方をすると、農地がやっぱりスケールアップして、やはり利益を生み出しやすい形をするのがとても大事だというふうなことなんですけれども、なかなか土地を持っている方が開放していただけない方もいらっしゃるという事実もあるので、スケールアップするために、農地の出し手、お貸しいただくでもいい、協力金を交付して交付金10アール5万円というふうな形でやっていきたいと思いますし、さらに先ほどの農業環境からすれば、いわゆる企業誘致と同じような形で農業企業を誘致するというやり方もあろうかということで、農業版の企業参入奨励金を設ける。さらに、佐賀園芸をブラッシュアップするということで、新たな品種の育成だったり、さらにお茶まつりの佐賀大会は、今年は8月から11月に開催するというふうなことも実施したいと思っています。

 さらに、この海ですけれども、玄海は磯焼け、そしてアカウニ等の水産資源の減少、ケンサキイカの不漁ということで、何とかイカ釣りとかはえ縄漁とか、そういったものを複合経営はできないかなということと、アカウニをずっとこれ放流しているんですけれども、もっともっと放流して、そして磯焼けを防止しながら、いい海環境をつくっていくという事業をしっかり玄海エリアでやっていきたいと思っています。

 有明海は、今年の秋芽はよかったんだけど、これはどうしてよかったのかということを分析をしっかりしながら、これが続くようにということと、どちらにしても二枚貝はあったほうがいいに決まっているので、二枚貝が増えるようにということでサルボウも大量放流してということ。さらに海況予測システムの開発をさらに進めて、さらに貧栄養海域での養殖モデルというのを実証しておりますので、これをさらに進めて苦しいときに発動できるようにということで、佐賀がずっと高品質のノリを市場のニーズに応えて供給できるようにしたいという事業です。

 最後になりました。佐賀を支える社会資本整備推進事業ということであります。

 まず、Tゾーンについてです。

 Tゾーンは嘉瀬南からジャンクションTを経由して、仮称嘉瀬北インターまでの整備を重点的に取り組んでいます。嘉瀬南というのはここで止まっていますが、もうちょっとこれを東のほうに行ったらジャンクション、今着工を始めました。そこから北のほうにジャンクションでカーブして、三日月方向に延ばしていくと、好生館の前辺りの事業をしていると思います。あっちのほうに延ばしたところまでを重点的に今やっているということです。

 さらに逆サイドから、こっちから来ると、こっちからここですけれども、諸富インターから仮称川副インター間の令和8年度開通に向けて鋭意事業立てが進んでいますので、8年度には、諸富、川副のひと区間がオープンできるんじゃないかと思っています。

 さらに、鹿島側はここに橋梁部分をつくって鹿島側から行くことにしておりますけれども、用地取得などに取り組んでいきます。

 さらに、こちらのここですね。東府招から伊万里中央インターという伊万里のど真ん中のところまでの地区について、道路改良、構造物工事などを進めたいと思っています。

 さらに、久原臨港道路については4車線化を進める。

 城原川ダムについては、ダム本体の調査設計、用地取得。

 六角川水系では、牛津川の遊水地の用地買収、そしてポンプ場の整備などについて行っていきます。

 さらに、土砂災害防止対策といったところで、まだ唐津の災害の工事が、特に市町の工事を中心に終わっていないので、そこについても注力していきたいということと、住民に身近な道路。

 さらには、最後にいわゆる都市公園ですね、都市公園の整備ということで、佐賀城公園の整備などについて重点的に行っていきたいと考えております。


 長くなりましたけれども、以上が2月補正と新年度予算の概要であります。

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