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山口知事のさー行こう!! 第123回 社会福祉法人 スプリングひびき(令和7年12月10日(水曜日))

最終更新日:
 地域でがんばっている皆さんを訪問する広聴事業『山口知事のさー行こう!!』 123回目の訪問先は、佐賀市の「社会福祉法人 スプリングひびき」です。

意見交換の様子

「心豊かに 日々を楽しく 自分らしく 生き甲斐を見つけよう」という理念のもと、生活介護・グループホーム・放課後等デイサービスなどを運営する社会福祉法人スプリングひびき。人手不足が常態化する業界において、介護ロボットやICT機器を積極的に活用し、働きやすい職場づくりに取り組んでいます。同法人は全国でも先進的なモデルケースとして注目され、年間約100件の視察にも対応。

今回は、実際に活用する介護テクノロジーや人材確保の取組について、理事長の宮原里美さん、グループホーム管理者の下村真由美さんと意見交換を行いました。

 
起床就床動作補助リフトの体験の様子
 令和5年に建て替えられたグループホームを訪問した山口知事は、介護ロボットを見て「これはどういう機器ですか?」と興味津々です。「実際に体験していただくと、よく分かります」と促され、まずは起床就床動作補助リフトを体験。寝ている状態からスムーズに座位姿勢がとれる機器で、「組み立て式で持ち運びができるので、外などで転倒した場合も使用することができます」と宮原さん。
 
床走行リフトの体験の様子

次に体験したのは、床走行リフト。車椅子からベッドへの移乗などに使用される機器で、「思ったよりも安定していて不安感がない」と山口知事。

「職員二人で利用者の方を抱えると、タイミングが合わずに身体がふらついてケガにつながる可能性があります。ですが、これを利用すると、そのような心配がありません」と宮原さん。リフトは、軽く押すだけで動かすことができ、小回りもきくので、女性一人でもスムーズです。

  
浴室での様子
 続いて案内されたのは、浴室です。利用者の方々が毎日お風呂に入れるように、リクライニング式シャワー入浴装置を導入。「以前は、利用者の方一人を入浴介助するだけで、かなりの疲労感がありましたが、今は二人続けて介助しても大丈夫。脱衣室には天井リフトを取り付け、“抱えない介護“を実現できています」と環境が飛躍的に改善されたことについて語る下村さん。
 

おむつセンサーのデモンストレーションの様子 おむつセンサーのデモンストレーションの様子

業務の効率化につながっているのが、おむつセンサーをはじめとするICT機器の導入です。定期的におむつの中を確認しなくても排せつ状況が可視化され、必要なタイミングにあわせて、おむつ交換ができるようになりました。「ご家族の了承を経て、各部屋に見守りカメラを設置するとともに、転倒防止の離床センサーも付いていることで、夜間業務の負担が軽減されました」と下村さん。

さまざまな介護テクノロジーを導入することで、サービスの質の向上と働きやすさを実現するとともに、体力的な不安を理由とした離職も防ぎ、職員の人材確保・定着にもつながっています。

山口知事は、「年齢が高いということは、知識も経験値も高いということ。体力が落ちるところを先進技術でカバーすることで、優秀な人材を確保できる」と感心します。

宮原さんは、「介護テクノロジーなら、なんでも良いわけではなく、みんなが使いこなせる機器でないと意味がありません。職員は平均年齢も高いので、職員の声を聞きながら、県外の展示場やメーカーに何度も足を運んで選びました。県から補助金をいただいていますが、機器はどれも高いので少しでも安くしてもらえるように、メーカーさんに直談判して購入しています」と語ってくれました。


意見交換の様子
 さまざまな先進技術を活用した介護現場は、とても明るい雰囲気で、働く職員の皆さんの笑顔があふれていました。テクノロジーによって利用者の方々と向き合える時間と余裕が生まれ、人にしかできない温かなケアを行っていました。

山口知事は、「現場で働く皆さんが介護ロボットやICT機器を使いこなすことで、サービスを受ける利用者の方々とWin-Winの関係であることがよく分かりました。佐賀県内では、まだまだ介護人材が不足しているので、テクノロジーを導入した職場づくりが広まってほしい」と期待を寄せました。

 


集合写真

【山口知事のさー行こう!!】

 重度の障害のある方々の生活介護などを支援している「社会法人スプリングひびき」では、介護ロボットやICT機器といった先進技術を積極的に導入することで、サービスの質の向上と働きやすい環境づくりに取り組んでいました。


 介護テクノロジーを導入して、利用者も介護者も笑顔で暮らせる佐賀、さいこう!


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