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文化新流行時代の到来の地 はじまりの名護屋城。

最終更新日:

 2本目です。「文化新流行時代の到来の地 はじまりの名護屋城。」についてです。

 まさに文化交流が行われた、150を超える武将がこんなところに集まって、それが集まると20万人超がここに住んでいた、上場地域に。今、唐津市の人口は13万人ですから、全国の首都がまさにここにあったと私は思います。

 この頃、ロンドンが19万人、パリが24.5万人、そして、上場地域に20万人以上、まさに日本の首都だと私は思っています。

 そういう時代があったわけで、武将と共に全国の文化が集まって、もう毎日が、5年から7年間の間、いろんな人たちがこの狭い地域の中でお互いの文化交流をしていたというところが大きな着目点だと我々は思っていて、当時SNSはなかったので、SNSがない時代に、300ぐらいの藩がばらばらになっていた時代に、みんな集合と言って、こんな狭い地域に住んでいて、簡単に言うと人間SNSみたいなことをやっていたわけですよね、お互いが。だから、それこそが今でいう流行というものの端緒をつけた地域ではないのかなということを思っております。

 ということで、この唯一無二の価値を伝えようということで「はじまりの名護屋城。」という事業が始まりまして、大茶会を令和3年から今まで4回続けてきたり、黄金の茶室や草庵茶室を史実に基づいた上での復元を行ったり、これだけの将軍が集まっているので、コーエーさんと連携した「信長の野望」コラボ周遊サインを造ったりということで名護屋城を盛り上げているわけでございます。

 これは昨年の大茶会のときの風景でございまして、平山さん、磯田さん、それから千田さん、ビッグスリーがここにそろっているわけですけれども、平山さんは「近世城郭遺構の至宝」、「奇跡の城」と評価できるというご発言をいただきました。磯田さんからは、教科書で習った安土桃山時代というんじゃなくて、「安土肥前名護屋時代」と呼んでもいいんじゃないかという御発言も飛び出すということで、本当にここのエリアというのは、秀吉時代なので、どうしても徳川家康時代に棄却、壊されてしまって、なかなか歴史の底に眠っているところがあると思います。佐賀というのは、明治維新のときも県のお取り潰しというのに遭って、なかなか歴史上、表に出てこない江藤新平みたいな方もおられるわけですけれども。そういったところもあってか、佐賀は不遇の地なので、そういったところをしっかりと掘り起こして、本来持っている価値をしっかりと浮かび上がらせるのが私の使命だと思っております。

 ということで、名護屋城大茶会第5回目を今年は例年の3月じゃなくて、11月23日、24日に行うと同時に、出張!お城EXPOとタイアップして両方セットで行おうというプロジェクトになっております。様々な名護屋城周辺で行われた文化事業を今回も再現したいということと併せて、俳優の高橋英樹さんとか、平山さんとか、作家の河合さんだとか、そういった皆さんにおけるクロストークやプレミアムフォーラムといったことも併せて行いまして、さらに当時の実相に迫ってみたいと思っております。

 さらに、今回改めてですけれども、非常に希少価値の高いプレミアムツアーが好評でありまして、これも2泊3日の唐津・有田を巡るツアーですけれども、1人70万円という高いレベルのツアーになっていますけれども、遂行を決定いたしておりますし、こういったお城EXPOツアーという形でのツアーも組まれているということでありますので、新たなディスティネーションとしても、これから呼子のイカもありますし、打っていけるのではないかということで、こういったことについても取り組んでいきたいと思います。

 名実ともに世界の肥前名護屋城、そして世界の唐津を志していきたいと思っております。

 以上です。

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