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玄海原発と向きあって50年 佐賀県原子力環境安全連絡協議会

最終更新日:

   皆さんおはようございます。

 今日は我々のほうから5本の発表をさせていただきます。

 

<玄海原発と向きあって50年 佐賀県原子力環境安全連絡協議会>

 

 まず、1項目ですけれども、佐賀県にはご案内のとおり玄海原発があるわけですけれども、佐賀県原子力環境安全連絡協議会、いわゆる原安協が設置されてから50年を迎えております。昭和47年に県と玄海町と九州電力で協定書を締結して、そして、昭和50年1月にこの協定に基づいた原安協が設置されて、これが第1回の状況だと思います。ちょうど池田知事がおられてというところから、年に2回ずつ開催されてきております。夏と冬という形でですね。そうしますと、1975年から、今、2025年ということで50年が経過して、100回目を迎えたということでございます。100回目を記念してということで、この原安協100回を振り返って様々な企画をしたわけであります。これまで安全性をチェックし続けてまいりましたし、私も知事就任して11年になりますけれども、全部参加をさせていただいております。

 ばあっと振り返ると細かくなってしまうわけですけれども、この第1回から、営業運転を開始したのが昭和50年、4年後にはスリーマイル島原発事故が起きて、そして、昭和61年にはチョルノービリ、そして、3号機、4号機が開始されて、私が現場に派遣された、JCOの原発事故(臨界事故)、これが起きて、これに基づいて原子力災害対策特別措置法ができて、佐賀県にはオフサイトセンターができるという形になりました。で、3号機のプルサーマルが商業運転をして、で、福島(第一原子力発電事故)が起きて、原子力規制委員会が発足して、私が知事に就任して、80回目の協議会というのが私の初回でしたけれども、3号機、4号機を再稼働するというところが私の大きな一つのテーマ。するかしないのか、どういう形でするのかというところは大きな注目を浴びた。で、私の考え方とすると、基本的には依存度は下げていくべきではないかという大きな方針の下で、1号機と2号機を廃炉ということになって、3号機、4号機はしっかり安全性を確保しながら商業運転をしていくという方針でずっとここまで続けてきたということをビデオをつくって紹介いたしました。

 ということで、100回目の準備をしていたところ、ちょうどその直前にドローンと思われる3つの光の確認事案というのが起きたものだから、これはトップで扱うべきだということで、九州電力の説明と意見交換をさせていただいて、私としたらば、まだこれは調査中だけれども、あらゆる可能性を排除せず、各治安機関と協力してこうした事案を許さない対策を講じていただきたいと。これは国家全体の問題だということでご指摘をさせていただきました。それから、先ほどの「協議会の歩み」、そして、福島の動画視聴、そして、元原子力規制委員会の委員長、更田豊志さんの講演というものを実現させて、私はこの原子力規制委員会、特に更田さん、大変信用させていただいている方なんですけれども、非常に、今回お越しいただいて、忌憚のないお話をしていただきました。というような流れが前回の7月30日の100回目の原安協であります。

 ということで、これから先も安全を第一に玄海原子力発電所と向き合っていくという決意を改めてさせていただいたところでございます。

 


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