3番目なんですけれども、九州佐賀国際空港から上海、ソウル、台北を楽しむ旅へというご案内でございます。
九州佐賀国際空港は順調に国際線利用が回復しまして、上海が7月から4便に増便されたりとか、台北が4月から3便に増便されたりとか、佐賀-ソウル便の発着の利便性向上が図られたりということで、非常にコロナ前に今ほぼ戻った形で、さらにパワーアップしようとしているんですけれども、これも再三皆さんに申し上げているんですけれども、大きな課題は、ほとんど──搭乗率はこのように高いんですけれども、輪っかのここがインバウンドだよね。94%がインバウンド(上海便)──搭乗率は関係ないね。だから、ここ(ソウル便)は88.5%がインバウンド、台北便は93%がインバウンドということだから、要は、我々が海外に行くほうに使っているのってこれしかないわけですよ。どうですか、皆さん、何となく日常会話の中で出てこないでしょう。だから、それぞれの国の方が佐賀には来ていただいているのに、我々のほうはほとんど行っていないということになります。
ちなみに、パスポート保有率は、佐賀は11.1%なんです。これでも九州の中では、福岡、沖縄、そして熊本、佐賀なんです。福岡が16%ぐらいあるんですけどね。うちは11%ですよね。なので、もうちょっと──せっかくアジアに近いという地の利があって──今日僕が申し上げたいのは、東京、大阪に行くのもいいんだけれども、もしそうであれば、もっと近くに外国が──外国といってもすごくハードルの低い、行きやすい外国があるよっていうことをもうちょっと佐賀県民と共有したいなと思っているわけであります。
ということで、パスポート取得キャンペーンということで、今、パスポートを取ると6,000円も支援していただけるんですか──ということをやったりとかですね、ここをちょっと増やしたいなと思って、まずは福岡と同じぐらいのところまで、16%ぐらいまで伸ばしていきたいなと思っているわけでございます。
ちょっと紹介なんですけど、まず、上海にいきますけれども──ということで、今回はそんなに海外旅行って重く考えなくても簡単に行って帰ってこようよというプロモーションなんです。なので、1泊2日で行ってみたらどんな感じかなということですね。1泊ですから、2万3,000円からなんですけど、カフェ巡りをして、上海料理を食べて、空港で朝ご飯を食べて──食べてばかりじゃないかという感じだけど、それでもいいんじゃないのって、実は。ですので、何か旅行、旅行っていろんな観光地を全部回らなくても、ちょっとワンタッチで帰ってくるというだけでもいいんじゃないでしょうかという紹介です。
ちなみに、これは1泊2日ですけれども、こういうふうに佐賀、佐賀でもできるんですけれども、福岡空港の上海便を使ったりすれば、2泊でも、アレンジはいかようにもできるので、今日申し上げたいのは、本当にこんな感じで、荷物はこれだけとか、結構LCCは荷物にお金がかかるんですよね。なので、簡単に行ってもらったほうが本当にお安く行けるので、本当にバックパックだけで行って、ぱっと1泊して、ぱっと帰ってくるというようなこともお勧めですという話になります。しかも小籠包を食べて帰ってくるだけでもお勧めです。
今度はソウルですけれども、ソウルでも同じように、益善洞(イクソンドン)という最近の人気スポットを回って、エステして、プルコギ食べて、空港で朝ご飯して帰るだけでもいいんじゃないかということで、大きな荷物を持って3泊、4泊するのが海外旅行ではなくて、佐賀って本当に近いです。これね、東京から上海とかソウルに行こうとすると、そこそこ時間がかかるわけですけど、うちの場合だと、このソウルなんかだと、上がって降りてくるだけですから。そういった形で、せっかくこの地の利を生かして、佐賀の皆さん方にショートトリップを楽しんでいただきたいなと思います。
今度は台北ですけれども、台北は台湾スイーツだとか夜市で楽しんだり、こっちも足裏マッサージをやったりで空港朝ご飯、何か大体同じパターンだね。要は、そのぐらい簡単に行ってこれるので、ぜひちょっとした、あっ、今度の何曜日、急に休みが取れそうだと。お金も何とかなりそうだと。でも、やっぱり1年にちょっとぐらい、たまには自分に対するご褒美をあげたいというときに、ぱっと行って、ぱっと帰ってくる、こういうことを少し県民の皆さん方に紹介することによって、もう少しアウトバウンドを伸ばしていくと、そうすると、もっともっと佐賀県の東アジアにおける拠点性が生きてくるのではないかと思っているわけでございます。
タイガーエアは週3便なので、福岡便なども活用していただいたらいいかなと思います。
ということで、これ、距離感を見ていただくと、こんな形です。ついついどうしても、羽田には、東京にはよく行く人は多いんだけれども、上海は東京よりも近いので。なので、せっかくこれを生かしたほうが、佐賀に住んでいるということを、しかもLCCで非常に安く行けることもありますので、「ふらっと気軽にひとっ飛び、上海、ソウル、台北」でございました。