2つ目です。さが本恋プロジェクトということで始動します。
この絵はwataboku(わたぼく)さんです。宮地さん、どんな人ですか、watabokuさん。
〇県職員
多分一目見てぴんとこられた方もいらっしゃるかもしれないですけど、もともとSNSで発信したのがすごい、もう全世界で人気になって、今、本当にCMだったり、本の装丁だったり、イラスト、多数使われている方のようです。
〇知事
何か若い人には有名らしいです。私もちょっと──皆さん、ご存じですか。ね、村山さんは知っているということであります。かなり世界的にいろいろ活躍されている、すばらしい方らしいです。鳥栖出身?
〇県職員
はい、鳥栖高校。
○知事
鳥栖高校、同じですね。
○県職員
年齢が非公表なので、上か下か分からないです。
○知事
ああ、聞いてないけど。(笑い)
本の話なんですけども、佐賀県はご案内のとおり2015年からは新刊児童書は全て購入しています。それを司書の皆さん方が選別して、こういうところにはこういう本を読んでもらおうとか、そういうことをやっているわけなんですけれども、こうやって見ると、小学生のときには本を読んでいるのが月に13.8冊ということで、考えてみると小学校の頃は我々も確かに本をよく読んでいたような気がしますよね。中高になると、部活とかなんか勉強とか、いろいろ別のことが入ってきて、なかなか時間が取れないな。最近はSNSもあるのでというのはよく分かりますけれども、それでも、中高生にもうちょっと本に親しんでもらいたいなというのが今回のテーマであります。
ということで、ビブリオバトルというものを取り入れたいと思っていて、これは簡単に言うと、僕はこんな本がいいと思っていて、この本をすごくお勧めなんですって、それぞれお勧め本を紹介し合うような、そういうトークショー的な、みんなが意見交換を通じて、いろんな思いを共有したりっていう、何かそういう、一応バトルとついておりますけれども、それで、あとは投票してチャンピオンを決めるみたいな、そういう取組なんですけれども、ここに書いてありますね。投票でチャンプ本決定ということでありますけれども、体験してみませんかということで、唐津と佐賀と嬉野でビブリオバトルの体験会をやってみたいと思います。
けんごさん、佐藤慧さん、この方々は有名なんですか。
○県職員
そうですね。けんごさんはやっぱり自分が読んで本当に人に勧めたいなという本だけをSNSで紹介をされているみたいです。それがやっぱりこちらも若い世代に特に刺さっていると聞いています。
○知事
ぜひ中高生の皆さんにも参加していただいて、新たな体験をしていただきたいと思います。
そして、ビブリオバトルの予選会というものも中学生の部、高校生の部ということで10月11日、12日に行いますので、こちらのほうにもぜひ出場いただければうれしく思います。
さらに、初開催ということで「さが“本恋”フェス!」というものを11月9日にアバンセとどん×3の森で行いたいと思っています。何をやるかというと、先ほど予選会をやったビブリオバトルの決勝戦を行います。優勝者は全国大会へということと、佐賀之書店のオーナーであります直木賞作家、今村翔吾さん、けんごさんなどのトークライブがありまして、さらにブックマルシェということで様々な本に親しみながら、食べたり、遊んだりということであります。よろしくお願いします。
ということで、「人生を変えるような本を 忘れられない一冊を探しにいこう」ということでございました。さが本恋プロジェクトです。