5月20日(火曜日)、国立大学法人佐賀大学と化粧品科学分野における連携協定締結式を行い、山口知事が出席しました。

県では、産学官が連携し、唐津市や玄海町を中心とする北部九州に美と健康に関するコスメティック産業を集積させ、佐賀の豊かな自然を活かし、自然由来のコスメ原料の供給地となることを目指す「コスメティック構想」を推進しています。
この度、佐賀大学が「コスメティックサイエンス学環(仮称)」を2026年春に国立大学として初めて開設されることを受け、協定の締結に至りました。
これまで築いてきた連携を基盤に、先端分野での企業との共同研究、人材育成、県産素材(化粧品原料)の付加価値の向上に加え、県民に美と健康を広めるための活動に取り組み、さらに連携を深めていきます。

兒玉(こだま)学長は「佐賀県からコスメ業界のチカラをもっと高めていき、県民の方々が誇りに思う佐賀県を一緒に作っていきたい。」と抱負を述べられました。
山口知事は、「コスメティックは学問や科学技術を複合的に融合させながら考えていく分野であり、この考え方は普段の生活にも直結する素晴らしい発想。コスメティックサイエンス学環は予想を遥かに上回る人気を集めており、佐賀大学のひとつの看板として、今後の発展が楽しみ。」と期待のことばを送りました。
これからも、産学官連携による研究開発や人材育成、地産素材の探求などの取り組みをとおして佐賀と世界をつなぎ、人々が心から美しく健康でいられる佐賀を彩っていきます。
以上、広報広聴課レポーターがお伝えしました。