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令和5年8月 第45回大麻旗争奪剣道大会パンフレットへ掲載する知事メッセージ『武者修行の場として』

最終更新日:
 第45回大麻旗争奪剣道大会の開催を心からお祝いいたします。
 今年、4年ぶりに全国の剣士たちの交流の場が復活したことを嬉しく思います。

 武道について過去の伝記を紐解くと、全国を武者修行して巡りながら切磋琢磨し、流派を広めていった剣士たちの姿が見えてきます。
 幕末維新期、佐賀に西洋の技術を導入し、日本の近代化に大きな役割を果たした佐賀藩主、鍋島直正は、タイ捨(しゃ)流という剣術を学んでいました。
 熊本・人吉の武将、丸目蔵人(くらんど)が興したタイ捨流は、江戸時代の初めに創始者自らが佐賀まで来て伝えられ、幕末、そして明治期まで続きました。
 地域を越えた人と人との交流の中で生まれたものが、300年以上続いた「肥前タイ捨流」という一つの佐賀の文化となったのです。
 この大会でも、全国の少年剣士たちが竹刀を交えていく中で、佐賀の剣道のレベルがより一層高まっていくことを楽しみにしています。
 そして、全国に佐賀の剣道の素晴らしさが伝わると嬉しく思います。
 
 今、佐賀県はSSP(SAGAスポーツピラミッド)構想を掲げて前進を続けています。
 頂点に向かって挑戦するアスリートを育てながら、全ての人がスポーツを楽しめる環境を広げていくことで、人づくり、地域づくりをする画期的なプロジェクトです。
 来年は、SAGA2024国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会(国スポ・全障スポ)が佐賀県で開催されます。
 「国体」から「国スポ」に名称が変わる初めての大会です。ここでも、ナイトゲームの導入や正式競技すべての動画配信など新しい試みに佐賀県は挑戦します。
 大麻旗という、この歴史ある大会に参加された剣士の皆様の中から、一人でも多くの方が国スポに出場し、活躍されることを期待しています。
 
 最後になりますが、剣士の皆様がこの大会で日頃の成果を十二分に発揮され、さらなる成長のための舞台となることを祈念して、挨拶とさせていただきます。

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